ブルックナーの主な作品

6.作 品Work

《パンジェ・リングァ》 ハ長調 WAB31 混声4部合唱 1835年第1稿、1891年改訂
《ミサ曲》ハ長調 WAB25 ハ長調 1842年
《リベラ・メ(主よ、われを解き放ちたまえ)》ヘ長調  WAB21 四部合唱  1843年頃 第1作
《ターフェルリート》 変ニ長調 WAB.86 男声4部合唱 1843年 1893年改訂WAB.59の改作
《主よ、ヒソプもて我に注ぎたまえ》WAB4. 混声四部合唱 1843~44年
《キリストは従順であられた》WAB11 混声四部合唱 1844年 第3作
《聖木曜日のためのコラール・ミサ曲》WAB 混声四部合唱 1844年 第1作 「キリストは従順であられた」
カンタータ《忘れな草》WAB.93  S、A、T、Bs、混声8部合唱 1845年 3稿あり
《タントゥム・エルゴ》 ニ長調 WAB32 混声4部合唱 1845年ころ
《タントゥム・エルゴ》イ長調 WAB43 混声4部合唱 1845~46年 
《四つのタントゥム・エルゴ》WAB41 混声4部合唱 1846第1稿、1888年改訂(第2稿)
《タントゥム・エルゴ》イ長調 WAB42 混声5部合唱 1846年
コラール《主よ、われ汝に捧げん》WAB12 混声四部合唱 1847年ころ
《最後の夜に》WAB17 独唱とオルガンと混声四部合唱 1848年、2版あり
《レクイエム》WAB39 ニ短調 混声4部合唱 1848-49年第1稿、1892年改訂
カンタータ《諦め》WAB14 混声4部合唱 1851年
《詩篇第114番》ト長調 WAB36 混声5部合唱 1852年
独唱と混声四部合唱と小規模管弦楽のための《マニフィカト》変ロ長調 WAB24 1852年
《死者のための歌》変ホ長調 WAB47 混声4部合唱 1852年
《死者のための歌》ヘ長調 WAB48 混声4部合唱 1852年
《詩篇第22番》 変ホ長調 WAB34 混声4部合唱 1852年ころ
《リベラ・メ (主よ、われを解き放ちたまえ)》ヘ短調 WAB22 混声五部合唱 1854年 第2作
《ミサ・ソレムニス》 変ロ短調 WAB29 1854年
《タントゥム・エルゴ》変ロ長調 WAB44 混声4部合唱 1854年頃
《アヴェ・マリア》 ヘ長調 WAB5. 四部合唱 1856年
《詩篇第146番》イ長調 WAB37 1860頃
《乙女らは王の御前に導かれ》WAB1 混声4部合唱 1861年
祝祭カンタータ《主を讃えよ》ニ長調 WAB16 男声合唱 1862年
《詩篇第112番》変ロ長調 WAB35 混声8部合唱 1863年
《ミサ曲第1番》 ニ短調 WAB26 1864年第1稿、 1876年改訂(第2稿)、1881年-82年改訂(第3稿)
《婚礼の歌》ヘ長調 WAB49 男声4部合唱 1865年
《ミサ曲第2番》 ホ短調 WAB27 1866年第1稿、 1876年改訂(第2稿)、1882年改訂(第3稿)
2つの《主よ、ヒソプもて我に注ぎたまえ》WAB3 四部合唱 1866~68年
《ミサ曲第3番》 ヘ短調 WAB28 1867~68年第1稿、 1876年改訂(第2稿)、1881年改訂(第3稿)
《パンジェ・リングァとタントゥム・エルゴ》WAB33 混声4部合唱 1868年
《聖守護天使に – すでに明るく星は昇り》WAB18 四部合唱 1868年
《聖歌の和声付け「私は、僕ダヴィデを見出し」》斉唱 WAB20 1868年 第2作
《この所は神により作られた(ロークス・イステ)》WAB23 混声四部合唱 1869年
《二つの心は出会い》WAB54 男声4部合唱 1878年
交唱《マリアよ、あなたはことごとく美しく》WAB46 混声4部合唱 1878年
昇階唱《正しい者の口は知恵を語り》WAB30 混声4部合唱 1879年
《テ・デウム》ハ長調 WAB45 混声4部合唱 1881年第1稿、1883~84年改訂
《来たれ、創造主なる聖霊よ》WAB50 独唱 1884年頃
《救い給え、御身の民よ》WAB40 混声4部合唱 1884年 
昇階唱《エサイの枝は芽を出し》WAB52 4部合唱 1885年
讃歌《王の御旗は翻る》WAB51 混声4部合唱 1892年
《詩篇第150番》ハ長調 WAB38 混声4部合唱 1892年
《アヴェ・マリア》 ヘ長調 WAB6. 混声七部合唱(無伴奏) 第2作
《アヴェ・マリア》 ヘ長調 WAB7. 第3作
《めでたし海の元后》WAB8. 独唱
《キリストは従順であられた》WAB10 混声8部合唱 第2作。「キリストはおのれを低くして」とも
四部合唱祝典歌《聖ヤコブは気高き家系より出でたもう》WAB15 
《オッフェルトリウム「私は、僕ダヴィデを見出し」》WAB19 混声四部合唱 第1作

<合唱曲>(世俗作品)
《祭典にて》WAB59 男声4部合唱 1843年
《祝典の歌》WAB67 男声4部合唱 1843年 (曲はWAB.59と同一)
《ドイツ祖国の歌》WAB.78 男声4部合唱 1845年頃
《セレナード》WAB.84 男声4部合唱 1846年頃
《教師の身分》WAB.77 男声4部合唱 1847年頃
《流れ星》WAB.85 男声4部合唱 1848年頃
《二つのモットー》WAB.83 男声4部合唱 1851年
《気高き心》WAB65 部合唱 1851年頃 第1作
《春の歌》WAB68 歌曲 T・pf 1851ころ
カンタータ《神父様、われらはあなたの気高き祭りを》WAB61 混声6部合唱 1852年 
《生誕》WAB69 男声4部合唱 1852年
《アルネートの墓の前で》 WAB53 男性4部合唱 1854年
《歓呼の歌声を高らかに響かせよ》WAB.76 男声4部合唱 1854年
《感謝の言葉をお受け下さい》WAB62 T・Bs・混声5部合唱 1855年
カンタータ《いざ友よ、楽器を手に》WAB60 男声4部合唱・管弦楽 1855年
《アマラントの森の歌》WAB58 歌曲 1858年
《俗謡》WAB.94 独唱・男声4部合唱 1861年
《君は花のごとく》WAB64 4部合唱 1861年 
《墓場にて》WAB2 男声4部 1861年
《夕べの空》WAB55 男声4部合唱 1861~62年 第1作
《気高き心》WAB66 男声4部合唱 1862年頃 第2作
《ゲルマン人の行進》WAB.70男声4部合唱・金管楽器 1863年
《秋の歌》WAB.73 男声4部合唱 1864年 
《真夜中に》WAB.89 男声4部合唱 1864年
《夕べの空》WAB56 男声4部合唱 1866年 第2作
《祖国の酒の歌》WAB.91 男声4部合唱 1866年
《おお、私が汝を幸せにできたなら – 祖国の歌》WAB.92 A、Br、男声4部 1866年
《秋の悲しみ》WAB.72 歌曲 T、pf 1868年頃 
《月に》WAB.75 歌曲 A、pf 1868年
《私の心と君の声》WAB.79 歌曲 T、pf 1868年
《2つのモットー》WAB.95 男声4部合唱 1868年 第1曲「女心」、第2曲「最高の讃美」
《真夜中に》WAB.80 男声4部合唱 1870年
《追悼》WAB.81 1877年
《慰めの音楽》WAB.88 男声4部合唱 1877年
《夕べの魔力》WAB57 独唱、男声4部合唱、女声ヨーデル 1878年
《雅歌》WAB.74 男声8部合唱 1876年第1稿、1879年改訂(第2稿,管弦楽伴奏版
《合唱団連合》WAB.82 男声4部合唱 1882年
《アンティフォナ「見よ大いなる司祭」》WAB13 七部合唱 1885年
《真夜中に》WAB.90 男声4部合唱 1886年 第2作WAB.89と同一
《夢と目覚め》WAB.87 男声4部合唱 1890年
《ドイツの歌》WAB63 男声4部合唱・brass 1892年
《ヘルゴラント》WAB.71 男声4部合唱 1893年

<管弦楽曲>
《行進曲ニ短調》WAB96 1862年              新全集
《管弦楽のための3つの小品》WAB97 1862年
《序曲ト短調》 WAB98 1862-63年
《交響曲ヘ短調》WAB99 作曲時期1863年1月~7月
タイトルページに自身の手書きで「習作」とした筆写譜は最終的に現在のオーストリア国立図書館(Österreichische Nationalbibliothek, 略称ÖNB)に保存された。 オリジナル手稿譜は遺言書によりクレムミュンスター修道院Kremsmunster MonasteryのアルヒーフArchivに所蔵された
現在、演奏で採り上げられることは極めて稀である。CD録音は複数存在するが、交響曲全集に収録されないことも多く、《交響曲第0番》は収録されていても《習作交響曲》は省かれている全集すらある。セルジュ・チェリビダッケ、オイゲン・ヨッフム、ギュンター・ヴァントなどはブルックナーの演奏を得意としながらも当曲の録音を残さなかった。11曲全てを録音した指揮者はゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、エリアフ・インバル、ゲオルク・ティントナー、スタニスラス・スクロヴァチェフスキ、シモーネ・ヤング、マルクス・ボッシュ、ゲルト・シャラーなどである。
《交響曲第1番》ハ短調 WAB101 第一稿リンツ1865-66年、補筆修正1877年と84年、第二稿ウィーン1890-91年
《交響曲0番》ニ短調 WAB100 1869年
ブルックナーの交響曲「全曲」の演奏や録音では、この《交響曲0番》を必ずしも含むとは限らない。むしろ含まない例の方が多い(オイゲン・ヨッフムの新旧、ヘルベルト・フォン・カラヤンなど)。この作品を含めて「交響曲全集」を録音している指揮者としては、ゲオルク・ショルティ、エリアフ・インバル、ゲオルク・ティントナー、スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ、ダニエル・バレンボイム、リッカルド・シャイーなどが挙げられる。
多くの録音はノヴァーク版によるが、フェルディナント・ライトナーのライヴ録音とヘンク・スプルイト、ベルナルト・ハイティンクのスタジオ録音は、ヴェス版を用いている。
《交響曲第2番》ハ短調 WAB102 第一稿1871-72年、第一稿補筆1873年と1876年、第二稿1877年、補筆(印刷稿)1892年
《交響曲第3番》ニ短調 WAB103「ワーグナー」、第一稿1872-73年、第二稿1874と1876年-78年、第三稿1887-89年
104. 《交響曲第4番》変ホ長調 WAB104「ロマンティック」、第一稿1874年、第二稿1878年-80年、演奏前の補筆1881と86年、最終稿1887-89年(楽譜出版、レーヴェの助言を採用)
《交響曲第5番》変ロ長調 WAB105 第一稿1875-76年、補筆1877年、1878-87年の間に一部手直し。
シャルクによる改訂版は1896年に出版され、ハース校訂による第一次全集が出版されるまではほとんど唯一のスコアとして演奏されていた。ハース版出版後も1950年代までは、アメリカを中心に、このシャルク版は演奏されていたが、1970年代以降ほとんど使われなくなった。 録音ではハンス・クナッパーツブッシュが指揮したものが有名である。
《交響曲第6番》イ長調 WAB106 1879-81年(楽譜は1899年弟子で写譜を担当していたシリル・ヒュナイスCYRIL HYNAISにより刊行された。多くの細部で違いが見つかっておりヒュナイス版といわれ、現在は使われていない)。
《交響曲第7番》ホ長調 WAB107 1881-83年
演奏または録音された歴史的な価値があるもの
オスカー・フリート指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団 (1924年 世界初録音)
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団 (1984年6月19-20日 マタチッチの最後の録音)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1989年4月18-23日 カラヤンの最後の録音)
朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団 (1975年10月12日 ブルックナーの墓所、聖フロリアン修道院での演奏)
《交響曲第8番》ハ短調 WAB108 第一稿1884-87年(1887年版)、第二稿1887年-90年(1890年版)
第3楽章の異稿(1888年ごろ改訂)については英国のダーモット・ゴールトとわが国のブルックナー研究家川﨑高伸、校訂版
(※内藤彰指揮、東京ニューシティ管弦楽団によって、2004年東京にて初演された)
《交響曲第9番》ニ短調 WAB109 第一~第三楽章1887-94年、第四楽章1894年5月24日~死去(未完成)、1895-96年(断片、ニ短調の第4楽章スケッチ)
《交響曲第9番》ニ短調 WAB109 フィナーレ(未完)1896年10月11日                新全集zuIX
レーヴェ版の録音は、ハンス・クナッパーツブッシュやフレデリック・チャールズ・アドラー(英語版)が録音に残した。 オーレル版の録音は、ジークムント・フォン・ハウゼッガーの指揮によりミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が1938年にHMVにオーレル版の録音を残している。

<室内楽曲>
《ランシェ=カドリーユ》ハ長調 WAB120.1850年頃 
《シュタイエルマルク地方の踊り》WAB122.1850年頃 
《三つの小品》WAB124.1852-54年
《カドリーユ》ニ長調 WAB121.1854年頃
《ピアノ小品》変ホ長調 WAB119.1856年頃
《弦楽四重奏曲のためのスケルツォ》ト長調 1862年
《弦楽四重奏曲》ハ短調 WAB111.1862年                  新全集 XIII/1
《弦楽四重奏曲のためのロンド》ハ短調 1862年              新全集 XII/1
《秋の夕べの静かな思い》WAB123.1863年
《行進曲》変ホ長調 WAB116.1865年
《夕べの音楽》ホ短調 WAB110.vn、pf 1866年              新全集 XII/7  
《弦楽五重奏曲》ヘ長調 WAB112.1878-79年                新全集 XIII/2
《インテルメッツォ》ニ短調 WAB113.1879年  新全集 XIII/2 

<吹奏楽曲>
《エクアーレ》ハ短調 WAB114.1847年                   新全集 XXI
《行進曲》変ホ長調 WAB116.1865年                    新全集 XII/8

<ピアノ曲>
《ランシェ=カドリーユ》ハ長調WAB120.1850年頃             新全集XII/2
《シュタイアメルカー》ト長調WAB122.1850年頃              新全集XII/2
《三つの小品》ト長調、ト長調、ヘ長調WAB124.1853年、1854年、1855年   新全集XII/3
《カドリーユ》イ長調、ニ長調、イ長調、ヘ長調、ニ短調WAB121.1854年頃 新全集XII/3
《ワルツ》変ホ長調 1862年
《ワルツ》ハ長調 1862年
《マズルカ》イ短調 1862年
《メヌエット》ハ長調 1862年
《メヌエットとトリオ》ト長調 1862年
《行進曲》ニ短調 1862年
《アンダンテ》変ホ長調 1862年
《アンダンテ》ニ短調 1862年
《エチュード》ト長調 1862年
《半音階的エチュード》ヘ長調 1862年
《主題と変奏》ト長調 1862年
《ソナタ》ト長調 第一楽章 1862年                    新全集XII/2付録                    
《4つの幻想曲》ニ短調、ハ短調、ハ短調、ニ短調 1862年
《ピアノ曲》変ホ長調WAB119.1862年頃 新全集XII/2
《秋の夕べの静かな思い》嬰へ短調WAB123. 1863年             新全集XII/2
《思い出》変イ長調 WAB117.1868年頃 新全集XII/2
《幻想曲》ト長調 WAB118.1868年 新全集XII/2

<オルガン曲>
《四つの小前奏曲》変ホ長調 WAB128.1836年
《前奏曲》変ホ長調 WAB127.1837年頃 
《前奏曲》ニ短調 WAB130.1846年頃或いは 1852年頃 新全集XII/6
《前奏曲とフーガ ハ短調》WAB131.1847年 新全集XII/2
《後奏曲》ニ短調 WAB126.1852年頃 新全集XII/2 
《フーガ ニ短調》WAB125.1861年 新全集XII/2 
《前奏曲》ハ長調 WAB129.1884年 通称《ペルク前奏曲》 新全集XII/2

<紛失・断片・疑作>
《主よ、急ぎ来りてわれを助けたまえ》1835年 (スケッチの断片)
《サルヴェ・マリア》合唱曲 1844年 (紛失)
《キリエ》ト短調 1843-45年
《リタニア(連祷)》混声4部合唱 1844頃 (紛失)
《レクイエム》男声合唱 1845年 (紛失)
《イエスの御心の歌》混声合唱 1845年頃(疑作?)
《おお、愛しき幼子イエスよ》独唱、org 1845頃(疑作?)
《二重唱曲》ト長調 1845年頃
《リートのスケッチ》変イ長調 独唱、pf 1845頃「Mild wie Bäche, die durch Blumen wallen」
《キリエ》変ホ長調 1846年頃
《ジプシーの森の歌》1863年頃 (紛失)
《レクイエム》ニ短調WAB141. 1875年 (断片、18小節のみ)

<その他の曲>
《グローリアとクレドのないミサ曲》ニ短調 混声4部合唱 1844年 通称《クローンシュトルフ・ミサ曲》
《エクアーレ》ハ短調 1847年
《二つのモットー》男声4部合唱 1869年
《モットー ニ長調》男声4部合唱 1874年「Freier Sinn und froher Mut」

<ブルックナー遺贈稿の部分>『 私は以下の作品のオリジナル手稿譜を遺贈します:交響曲これまでに8つを数え、神が望まれるならば、第9番は間もなく完成します。3つの大《ミサ曲》、《弦楽五重奏曲》、《テ・デウム》、《詩篇150番》、合唱曲《ヘルゴランド》、以上の作品のオリジナル手稿譜をウィーンのオーストリア帝室図書館に遺贈します。そしてオーストリア=ハンガリー帝国帝室並びに王室の上記指定された機関で管理することを求めます。これらオリジナル手稿譜について保管に寛大な配慮を賜られるよう依頼します。 』以下略 (編者訳)
<オリジナル手稿譜Originalmanuskript>
Mus.Hs.19.473:第1交響曲Erste Symphonie『ヴィーン稿Wiener Manuskript』
Mus.Hs.19.474:第2交響曲Zweite Symphonie『第1稿』
Mus.Hs.19.475:第3交響曲Dritte Symphonie『第2稿』(フィナーレのみ、のちに国立図書館は全曲を取得した)
Mus.Hs.19.476:第4交響曲『第2稿』
Mus.Hs.19.477:第5交響曲『第2稿』(第1稿は筆写譜としても存在しない)
Mus.Hs.19.478:第6交響曲 唯一の自筆稿
Mus.Hs.19.479:第7交響曲 唯一の自筆稿、印刷用原稿として使われたため他人の書き込み多数
Mus.Hs.19.480:第8交響曲 第1,2,4楽章は『第2稿』、第3楽章のみ『第1稿』
Mus.Hs.19.481:第9交響曲 完成された1~3楽章のみ
Mus.Hs.19.482:弦楽5重奏曲ヘ長調Streichquintett in F-Dur
Mus.Hs.19.483:ミサ曲第1番ニ短調Messe Nr. 1 d-Moll
Mus.Hs.19.484:詩篇第150番Psalm 150
Mus.Hs.19.485:ヘルゴラント Helgoland
Mus.Hs.19.486:テデウム Te deum
(Mus.Hs.とはムジーク・ハンドシュリフト)
<遺贈稿>はブルックナー研究家:川﨑高伸氏のアドバイスと好意による