三枝成彰


https://saegusa-s.co.jp/profile/history.htmlより転載
三枝成彰(さえぐさ しげあき)
(1989年までは本名の三枝成章名義で活動)

生年・出身地
1942年7月8日兵庫県西宮市に生まれる

1.職業

日本の作曲家、編曲家、コラムニスト

【楽歴】
1962年東京藝術大学音楽学部作曲科入学
1966年同大学卒業
同年、東京音楽大学非常勤講師
1968年同大学院作曲専攻課程へ進む
1972年同大学院修了
同年、ピアノ個人教師
1975年株式会社メイ・コーポレーション設立し代表取締役就任
1987年東京音楽大学客員教授に就任
1994年明治生命ハートフルコンサートの音楽監督就任
1997年宮城県白石市の音楽監督に就任
2003年神戸女子大学客員教授に就任
2004年東京音楽大学教授に就任
サイバー大学客員教授(西洋音楽史担当)
2009年芥川作曲賞の選考委員を務める(2009-2010)
2010年静岡文化芸術大学の文化・芸術研究センター長就任
同年、「ラ・フォル・ジュルネ in 金沢」のアンバサダーを務める
2011年第六回「安吾賞」選考委員長となる

【関係団体】
財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC) 評議員に就任(1986年)
社団法人日本作曲家協議会(JFC)副会長に就任(1997-2006年)
日本音楽著作権協会(JASRAC)理事に就任(1998年)
社団法人日本作曲家協議会(JFL)第六代会長に就任(2006-2009年)
財団法人日本交響楽振興財団 理事に就任(2006年)
日本現代音楽協会 理事に就任(2007年)
日本作編曲家協会理事に就任(2008年)
日本モーツァルト協会の理事長就任(2010年)
渡辺音楽文化フォーラム理事
全日本ピアノ指導者協会 (PTNA) 相談役

【受賞(章)歴】
1963年《木管五重奏曲》で音楽之友社作曲懸賞入賞
1965年在学中に安宅賞を受賞
1966年《木管三重奏曲》で日本音楽コンクール入選
1967年《ヴァリアツィオーニ13》で内閣主催「21世紀の日本」作曲部門優秀賞・国務大臣賞受賞
1974年《UTA》で芸術祭優秀賞受賞
1981年芸術祭優秀賞
1981年ロック・ミサ《ラジエーション・ミサ》レコード・アカデミー賞受賞
同年、合唱曲《川よとわに美しく》で芸術祭優秀賞受賞
1989年レコード協会アニメーション部門ゴールデンディスク大賞
1989年アジア・パシフィック・フィルム・フェスティバル最優秀音楽賞
1989年イタリア、サレルノ映画祭、チェザーレ・ザヴァッティーニ賞
1988年日本アカデミー賞映画音楽部門優秀音楽賞
1989年NHKドラマ「詩城の旅びと」アジア・パシフィック・フィルムフェスティバル最優秀音楽賞
同年、NHKドラマ「詩城の旅びと」イタリア・サレルノ音楽祭にてチェザーレ・ザヴァッティーニ賞受賞 
同年、映画「優駿=ORACION」で日本アカデミー賞・映画音楽部門最優秀音楽賞受賞
日本アカデミー賞映画音楽部門最優秀音楽賞
1997年「日本酒大賞」奨励賞(日本酒造組合中央会主催)受賞
2000年兵庫県文化賞(兵庫県主催)受賞
2006年兵庫県功労者表彰
2007年第33回橘秋子賞受賞(舞踊界での優れた業績に対して贈られる)
2008年プッチーニ国際賞(イタリアのトッレ・デル・ラーゴのプッチーニ・フェスティバル財団より)
2011年渡辺晋賞(財団法人渡辺音楽文化フォーラムより)

<受章>
紫綬褒章(2007年)
旭日小綬章(2017年)

2.称号


東京音楽大学名誉教授
文化功労者顕彰(2020年)

<三枝成彰 プロフィール>
1942年生まれ。東京藝術大学在学中に安宅賞を受賞、同大学卒業、同大学院修了。
代表作として、オラトリオ「ヤマトタケル」、オペラ「千の記憶の物語」等、映画音楽に「優駿」「お引越し」「機動戦士ガンダム~逆襲のシャア~」「機動戦士Zガンダム」、テレビ番組の音楽に、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」等、多数。1989年、日本アカデミー賞映画音楽部門最優秀音楽賞を受賞。
国際モーツァルテウム財団の依頼で、モーツァルトの未完曲に補筆・完成したことも話題となった。
オペラ作品をライフワークとして16作品掲げており、代表作としては1997年5月には、構想に10年近くをかけたオペラ「忠臣蔵」を完成・初演し、各界の注目を集めた。さらに2000年5月には愛知県芸術劇場でオペラ「忠臣蔵」改訂版を再演し、2002年1月には東京新国立劇場にて再演。
1980年代半ばからは、「11PM」「CNNデイウォッチ」など、テレビ司会者、キャスター、コメンテーターとして表舞台に露出するようになり、タレントとして活躍の幅を広げた。
1991年には国際モーツァルテウム財団の委嘱で、モーツァルトの未完の曲《ヴァイオリン、ヴイオラ、チェロのための協奏交響曲イ長調》を補筆・完成させた。アニメ「機動戦士ガンダムシリーズ」「Ζ、ΖΖ、逆襲のシャア、劇場版Z」の音楽も手がけている。
政治面では、羽田孜、鳩山由紀夫と親交を持っ民主党を長く支持しており、野党支持者という理由でこれまでに多くの仕事を失ったと語っている。
2004年プッチーニの《蝶々夫人》を下敷きとした新作オペラ《Jr.バタフライ》を初演、好評を博す。このオペラは2006年イタリア・プッチーニ音楽祭でも再演された。これは同音楽祭における初の外国人作品の上演であり、プッチーニ以外の作曲家の作品としても初の上演ともなった。

作曲家、日本作編曲家協会副会長、日本交響楽振興財団理事、東京音楽大学客員教授。
1942年生まれ。東京芸術大学卒業、同大学院修了。在学中に安宅賞を受賞。
代表作としてオラトリオ「ヤマトタケル」、オペラ「千の記憶の物語」、男声合唱と管弦楽のための「最後の手紙 The Last Message」、映画音楽では「優駿」「お引越し」「MISTY」「機動戦士ガンダム~逆襲のシャア~」「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」など、テレビ番組の音楽ではNHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」など。著書に「大作曲家たちの履歴書」(中央公論新社)、「驚天動地のクラシック」(キノブックス)などがある。
1991年、国際財団モ-ツァルテウムの依頼により、モ-ツァルトの未完曲「ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための競争交響曲イ長調」に補筆・完成したことも話題となった。
1997年には、構想に10年近くをかけたオペラ「忠臣蔵」を世界初演(2000年愛知県芸術劇場、2002年新国立劇場で再演)。このオペラのCDとビデオは、日本人作曲家のオペラ作品として初めて、全世界27ヵ国で発売されている。
2004年4月、プッチーニの名作オペラ「蝶々夫人」を下敷きにしたオペラ「Jr.バタフライ」を世界初演(2005年、阪神大震災復興十周年記念事業として神戸で再演)。このオペラは2006年にイタリア・プッチーニ音楽祭でも再演されたが、これは同音楽祭で初めての外国人作曲家のオペラの上演であり、プッチーニ以外の作品としても初の上演であり、さらにイタリアにおける初めての日本人の手によるグランド・オペラの上演ともなった。
2007年、紫綬褒章受章。
2008年、モノオペラ「悲嘆」、ピアノ協奏曲「イカの哲学」を初演したほか、日本人初となるプッチーニ国際賞を受賞した。
2010年、1997年の「忠臣蔵」を再構成したオペラ「忠臣蔵」外伝と、男声合唱と管弦楽のための「最後の手紙 The Last Message」を初演。
2011年、渡辺晋賞受賞。
2013年、新作オペラ「KAMIKAZE ―神風―」を世界初演した。
2014年8月、プッチーニ音楽祭で「Jr.バタフライ」のイタリア語版をイタリア人キャストにて初演。
2016年1月、富山市と東京で同作品の日本凱旋公演を行った。
2017年10月、初の喜歌劇となる新作オペラ「狂おしき真夏の一日」(台本:林真理子、演出:秋元康、美術:千住博、指揮:大友直人、管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団、出演:大島幾雄、佐藤しのぶ、ジョン・健・ヌッツォ、小川里美、小林沙羅ほか)を世界初演した。
同年11月、旭日小綬章を受章。
2020年11月、文化功労者顕彰を受けた。
現在、新作のパッション(受難曲)「マグダラのマリアの福音書による」(台本:島田雅彦)、オペラ「平家物語(常盤御前)」(台本:林真理子)、「邦楽2020~4台の筝のための『烈風』」の作曲に取り組んでいる。

3.三枝成彰 記録年譜


1942年
7月8日NHK音楽部プロデューサーの父嘉雄と母俊子の長男として疎開先の兵庫県西宮市に生まれる。
父は、現在も続く「NHKのど自慢」の発案者であり、初代ディレクターである。
家族は三歳下の弟健起(現・NHKエンタープライズ21エグゼクティブディレクター・映画監督)がいる。
父の転勤により生後40日で東京都に移りその後、千葉県や神奈川県を転々として育つことになる。

1946年4歳
父の勧めでピアノを習いはじめる

1949年6歳
4月公立小学校入学

1950年7歳
「NHKのど自慢」に出演。

1951年8歳
桐朋学園の子供音楽教室に入り、故・入野義朗氏の作曲の指導を受ける

1952年9歳
”男の子がピアノなどやると結核になる”と担任の先生にいわれ、父が激怒。それまで通っていた公立小学校を退学、自由な校風で知られた和光学園小学校に編入する。
その後、同中学校に進学する。生涯の師となる丸木正臣先生(現・顧問)と出会う

1954年11歳
この頃より、故・長谷川良夫氏に作曲の指導を受ける

1955年12歳
和光学園中学校に進学

1958年15歳
同学園中学校卒業。同高等学校に進学。高校時代は演劇部長をつとめ、映画監督にも憧れた
同学園高等学校進学

1961年18歳
同学園高等学校卒業。
東京藝術大学を受験に失敗、一年浪人する

1962年19歳
東京藝術大学音楽学部作曲科入学。同期に声楽家の島田祐子、林康子、1年後輩に作曲家の池辺晋一郎がいる。

1963年20歳
《木管五重奏曲》で音楽之友社作曲懸賞入賞

1965年22歳
作曲科在学中に安宅賞を受賞。

1966年23歳
同大学音楽学部作曲科を首席で卒業。東京音楽大学非常勤講師となる
「木管三重奏曲」で日本音楽コンクール入選

1967年24歳
同大学院入学。
《ヴァリアツィオーニ13》で内閣主催「21世紀の日本」作曲部門優秀賞・国務大臣賞受賞
歌曲《ユダヤの小さな星》初演

1969年26歳
池辺晋一郎、福士則夫らとともに「グループ白浪」を結成、自主公演にて《さまざまな愛の歌》を発表

1970年27歳
NHK『現代の映像』の音楽を手がける
《6声のためのマドリガル》初演

1971年28歳
和楽器を取り入れた《COSMOS・》初演
《ピアノ協奏曲》初演

1972年29歳
同大学院修了。ピアノの個人教師などをはじめる

1973年30歳
初めてのドラマ音楽、NHK朝のテレビ小説「北の家族」を手がける
《COSMOS・》初演

1974年31歳
《UTA》で芸術祭優秀賞受賞
《COSMOS・》初演
軽井沢にて、ロック・フォーク・現代音楽・映像を取り入れたイベント「ニューミュージック・メディア」の第一回目をプロデュース。この催しは以後3回まで続いた

1975年32歳
沖縄海洋博にて、三井科学子供館、海洋文化館の音楽をプロデュース
「株式会社メイ・コーポレーション」設立

1978年35歳
グランドオペラ《竜恋譜》
ロックオペラ《サロメ》(演出・つかこうへい)

1980年37歳
映画「動乱」(森谷司郎監督)音楽制作担当
日本テレビ「鉄腕アトム」

1981年38歳
ロック・ミサ《ラジエーション・ミサ》にてレコード・アカデミー賞受賞
NHK朝のテレビ小説「本日も晴天なり」
合唱曲《川よとわに美しく》で芸術祭優秀賞受賞

1982年39歳
日本テレビ・火曜サスペンス劇場の音楽などを多数手がける

1983年40歳
《交響曲THE SYMPHONY》

1984年41歳
映画「台風クラブ」(相米慎二監督)音楽制作担当
NHK新大型時代劇「宮本武蔵」音楽制作担当
明治生命愛唱歌「元気を届けて 空を見よう」発表
弟:三枝健起が演出したNHKドラマスペシャル「安寿子の靴」の音楽で、初めての兄弟コンビ作品が実現
テレビ東京「別冊FANテレビ」、テレビ朝日「CNNデイウォッチ」のキャスターをつとめる

1985年42歳
テレビ朝日「機動戦士Zガンダム」
NHKラジオオペラ《記憶交換》(のちに改作し、《千の記憶の物語》となる。)
つくば科学博にて、三井館「滝の劇場」「プラネタリウム」などの音楽をプロデュース
トヨタ自動車協賛「トヨタコミュニティコンサート」音楽監督となる
第33回全日本吹奏楽コンクールの課題曲の一つとして、1984年NHKの新大型時代劇『宮本武蔵』でのオープニングテーマは吹奏楽曲にアレンジされ、『Overture “FIVE RINGS”』として採用された。

1986年43歳
NHK朝のテレビ小説「はね駒」
テレビ朝日「機動戦士ガンダムZZ」
TBS「大人になるまでガマンする」(脚本・山田太一)
NHKドラマスペシャル「匂いガラス」(脚本・唐十郎、演出・三枝健起)
10月 財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC) 評議員に就任

1987年44歳
東京音楽大学客員教授に就任
組曲《東京》より「SUMMER」初演
三絃・筝による《DUO‘87》初演
映画「光る女」(相米慎二監督)音楽制作担当
映画「二十四の瞳」(朝間義隆監督)音楽制作担当
NHKドラマスペシャル「雨月の使者」(脚本・唐十郎、演出・三枝健起)
日本テレビ「三枝成彰の気まぐれ」パーソナリティー

1988年45歳
映画「椿姫」(朝間義隆監督)音楽制作担当
映画「優駿−ORACION−」(杉田成道監督)音楽制作担当
映画「機動戦士ガンダム・逆襲のシャア」(富野由悠季監督)音楽制作担当
同作品の音楽により、レコード協会アニメーション部門・ゴールデン・ディスク大賞受賞
NHKドラマスペシャル「もどり橋」(脚本・市川森一、演出・三枝健起)
テレビ朝日「OH! エルくらぶ」レギュラー   
日本テレビ「11PM」月・水曜パーソナリティー
徳間書店より初めての著書『男の観感楽学』刊行

1989年46歳
芸名を、易学や姓名判断に詳しかった父の勧めによって本名の三枝成章から“三枝成彰”へ変える
「三枝成章」だと出世しない画数だと姓名判断でいわれたことから芸名を「三枝成彰」に改めたともいわれている。
オラトリオ《ヤマトタケル》「愛と平和への旅立ち」国技館にて初演
NHKドラマ「詩城の旅びと」(この音楽はのちにCD『プロヴァンス組曲』にまとめられた)
アジア・パシフィック・フィルムフェスティバル最優秀音楽賞
イタリア・サレルノ音楽祭にてチェザーレ・ザヴァッティーニ賞受賞 
映画「優駿=ORACION」で日本アカデミー賞・映画音楽部門最優秀音楽賞受賞
潮出版社より対談集『人間グラフィティ』刊行

1990年47歳
映画「極道の妻たち・三代目姐」(山下耕作監督)音楽担当
NHKドラマスペシャル「緑の果て」(脚本・唐十郎、演出・三枝健起)
ベルリン・フィル12人のチェリスト、室内楽《幻想の狩人たち~自由への頌歌~》作曲

1991年48歳
《ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための協奏交響曲イ長調》 
モーツァルトの未完曲に補筆・完成。この曲はオーストリアの国際財団モーツァルテウムより委嘱されたもので、モーツァルト没後200年記念のザルツブルグでの催しで演奏された
NHK大河ドラマ「太平記」音楽担当
指揮者の大友直人氏と「オールジャパン・シンフォニーオーケストラ」公演を企画(のちのジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラの前身)
オペラ《千の記憶の物語》初演
再婚

1992年49歳
ヴァイオリン・コンチェルト《雪に蔽われた伝説》
「ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ」第1回公演をプロデュース
「三枝成彰 クラシカルドリーム」コンサート、サントリーホールにて公演
NHKドラマスペシャル「冬の魔術師」(脚本・市川森一、演出・三枝健起)
ベルリン・フィル12人のチェリストのために、ビートルズの曲を編曲(CD『哀しみのビートルズ』)

1993年50歳
オペラ《千の記憶の物語》オーチャード・ホールにて改訂初演
映画「お引越し」(相米慎二監督)
NHKハイビジョンドラマ「青春牡丹灯籠」(脚本・唐十郎、演出・三枝健起)
講談社より単行本「男が女を嫌いになった日」「三枝成彰のオペラの楽しみ方」刊行
朝日新聞社より単行本「知ったかぶり音楽論」刊行

1994年51歳
自作《四つのコンチェルト》、ヴァイオリン協奏曲《雪に蔽われた伝説》、チェロ協奏曲《王の挽歌》、三絃協奏曲《1993-12-01 SANGEN》、ピアノ協奏曲《見よ西風からの富士》の完成記念公演を行う
明治生命ハートフルコンサートの音楽監督に就任
NHK大河ドラマ「花の乱」音楽制作
アジア大会広島大会の開会式、閉会式の総合監修を担当
オラトリオ《ヤマトタケル》改訂初演
ベルリン・フィル12人のチェリストのために、日本の童謡などを編曲
(CD「泣きたいだけ泣いてごらん」)
リレハンメル冬季オリンピックの閉会式に於いて、次回長野オリンピックのデモンストレーション・イヴェントの制作を担当する

1995年52歳
「三枝成彰作品集」公演
1996年53歳
廣済堂出版より単行本「譜面書きの遠吠え」刊行
「三枝成彰と12人のチェリストたち」公演

1997年54歳
父・嘉雄を亡くす
新作オペラ《忠臣蔵》、東京文化会館にて初演。同作品のCD、ビデオ、レーザーディスクを発売(同作品のCDとビデオは、邦人作曲家のオペラ作品として初めて、世界27カ国で発売された)
「三枝成彰×ギャヴィン・ブライアーズ」公演
宮城県白石市の音楽監督に就任
社団法人日本作曲家協議会(JFC)副会長に就任
「日本酒大賞」奨励賞(日本酒造組合中央会主催)を受賞
映画「MISTY」(三枝健起監督)
中央公論社(現・中央公論新社)より単行本『大作曲家たちの履歴書』刊行

1998年55歳
「深山尚久ヴァイオリン・コンチェルトの夕べ」をプロデュース
「オペラ・アリアの夜会」公演
《レクイエム~曾野綾子のリブレットによる》東京文化会館にて初演
「佐藤しのぶ スミ・ジョー ふたりのディーバ」公演をプロデュース
「機動戦士ガンダム20周年 シンフォニック・ガンダム」公演をプロデュース
10月日本音楽著作権協会(JASRAC)理事に就任

1999年56歳
「グレツキ×三枝成彰」公演
ウェッジより葛西敬之氏・松井孝典氏との対談集「人生に座標軸を持て」刊行
三笠書房・知的生きかた文庫より「知りたいことがなんでもわかる音楽の本」刊行
ワック出版より単行本「三枝成彰オペラに討ち入る」刊行

2000年57歳
「三枝成彰 映像と音楽のホントの関係」公演
オペラ《忠臣蔵》改訂版、愛知芸術文化センター 愛知芸術劇場大ホールにて初演
「ヴーヴ・クリコ ラ・グランダムコンサート」をプロデュース
「兵庫県文化賞」(兵庫県主催)受賞
「辻井伸行ピアノリサイタル」をプロデュース
カンタータ《天涯》(自由人の祈り)サントリーホールにて初演
NHKドラマスペシャル「源氏物語 あさきゆめみし」(監督・三枝健起、のちに劇場公開)音楽担当
日本テレビカネボウヒューマンスペシャル「大地の産声が聞こえる」(脚本・市川森一)音楽担当
大阪オリンピック招致テーマ曲「2008年の夏」を発表
淡路花博「ジャパンフローラ2000」開会式音楽制作・催事プロデューサーに就任

2001年58歳
「小林一男テノール・リサイタル」をプロデュース
オペラ《ヤマトタケル》オーチャードホールにて改訂初演
「一九四五年八月六日」(峠三吉の詩による構成劇)
大阪オリンピック招致イベント/東アジア競技大会文化プログラム「舞洲フェスタ」を制作

2002年59歳
オペラ《忠臣蔵》新国立劇場にて再演。
「三枝成彰 歌の世界」にてオペラ《Jr.バタフライ》より、サントリーホールにて、アリアを一部上演
《太鼓協奏曲》「太鼓について」初演
日本テレビ火曜サスペンス劇場20周年記念作品「貴賓室の怪人」音楽担当

2003年60歳
神戸女子大学客員教授に就任
「三枝成彰2003」公演にて、イタリアの著名フルート奏者アンドレア・グリミネッリ氏の委嘱による《フルート協奏曲》を初演
岡山県津山市「津山国際音楽祭2003」アドバイザーをつとめる
12月大晦日「ベートーヴェンは凄い・全交響曲連続演奏会」を東京文化会館で初上演

2004年61歳
4月オペラ《Jr.バタフライ》東京文化会館にて世界初演
4月東京音楽大学教授に就任
10月ドイツノルトハウゼンにて《トランペットコンチェルト》世界初演(演奏:ヴォルフガング・バウアー、管弦楽:ノルトハウゼン歌劇場管弦楽団)。
10月同コンチェルト日本初演
12月大晦日「ベートーヴェンは凄い・全交響曲連続演奏会2004」(全指揮:岩城宏之 演奏:イワキ・オーケストラ<N響メンバーを中心として>)東京文化会館にて上演

2005年62歳
3月「ツナミエイド・ジャパン スマトラ島沖地震救援チャリティコンサート」サントリーホールにて上演
4月オペラ《Jr.バタフライ》神戸国際会館こくさいホールにて上演
4月「20th Anniversary Concert 真琴つばさ Symphonic Concert at SUNTORY HALL」をプロデュース
8月「三枝成彰 2005 2つの幻」サントリーホールにて上演  
12月大晦日「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2005」(全指揮:岩城宏之、演奏:イワキ・オーケストラ<N響メンバーを中心として>)東京芸術劇場にて上演

2006年63歳
3月新作バレエ《ア・ビアント だから、さよならはいわないよ》(高円宮憲仁親王殿下追悼、牧阿佐美バレヱ団50周年記念)をオーチャードホールにて初演。初の本格的グランド・バレエへの挑戦となった。
4月姿月あさとコンサート「誘惑宮へ。」(サントリーホール)をプロデュース。
同月、新潟県長岡市、市制100周年・合併記念事業の一環として、作詞を一般公募から選出し、補作・眞木準、作曲・三枝成彰による長岡市歌《笑顔いきいき》を発表
5月兵庫県より「県勢高揚に功があった」として兵庫県功労者表彰を受ける。
6月副会長を務めていた社団法人日本作曲家協議会(JFL)の第6代会長に就任。
8月オペラ《Jr.バタフライ》をイタリアのプッチーニ音楽祭にて再演する。この上演は同音楽祭史上、プッチーニ以外の作曲家のオペラ上演としては初めてであり、初の外国人作品の上演であった。また同時に、日本人作曲のグランドオペラのイタリアにおける初の本格的上演ともなった。
9月財団法人日本交響楽振興財団 理事に就任。
10月人気ゲームソフト「ポケットモンスター」の音楽をオーケストラの演奏で聴かせるコンサート「ぼくらのポケモン!はじめての交響曲♪」をプロデュース。
12月にかけて東京・小倉・神戸・札幌で公演予定。管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団。
12月6月に死去した岩城宏之追悼企画として、9人の指揮者による「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2006」(第1番/下野 竜也、第2番/岩村 力、第3番/大友 直人、第4番/高関 健、第5番/井上道義、第6番/秋山 和慶、第7番/小林研一郎、第8番/ジャン=ピエール・ヴァレーズ、第9番/外山雄三 演奏:イワキ・オーケストラ<N響メンバーを中心として>)を東京文化会館にて上演。

2007年64歳
3月姿月あさとデビュー20周年を記念するコンサート「姿月あさと Symphonic Concert」(サントリーホール)の総合プロデュースおよび音楽監督を務める。1947年から2003年までにヒットした日本を代表するポップスや演歌など20曲を作曲家10人がオーケストラ・アレンジ、姿月あさとが歌い上げた(指揮:大友直人 管弦楽:東京交響楽団(東京公演)、大阪センチュリー交響楽団(大阪))。
4月日本現代音楽協会理事に就任。
5月舞踊界での優れた業績に対して贈られる第33回橘秋子賞を受賞。
8月バレエ《A bientôt ~だから、さよならはいわないよ》を新国立劇場にて再演
9月東京国際フォーラムで自らの企画による公演「はじめてのクラシック~中学生・高校生のために~」(指揮:現田茂夫 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団)を上演。
10月日本現代音楽協会の2007年度芸術監督として、2008年までの主催公演を監修。
11月紫綬褒章を受章。音楽界の発展に貢献したことが評価された。

2008年65歳
オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の「2008-2009シーズン OEKコンポーザー・イン・レジデンス」に就任。
4月「2.26事件」を題材にした「2.26 事件」を背景に愛に殉じた女性を描く新作モノオペラ《悲嘆 Grief~愛する人に殉じた女の物語》を世界初演。サントリーホール。台本・演出:サー・アーノルド・ウェスカー、作曲:三枝成彰、ソプラノ:中丸三千繪、指揮:YUKI MORIMOTO
3月3回目となった姿月あさとコンサート 「姿月あさと Symphonic Concert」(サントリーホール)の総合プロデュースおよび音楽監督を務める。第一部は日本を代表する唱歌・童謡を三枝成彰のアレンジで、第二部はオペラ・アリアの名曲を姿月あさとが歌い上げた(指揮:大友直人 管弦楽:東京交響楽団(東京公演)、大阪センチュリー交響楽団(大阪) ピアノ:横山幸雄)。
8月日本作編曲家協会(会長:服部克久先生) 理事に就任。
8月三枝成彰プロデュースによる「はじめてのクラシック~中学生・高校生のために~」(指揮:小林研一郎 ピアノ:辻井伸行 管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団)を上演。
9月石川県のオーケストラ・アンサンブル金沢よりコンポーザー・イン・レジデンスとして委嘱を受けたピアノ協奏曲《イカの哲学》を世界初演。
10月長野県長和町合併3周年を記念して、作詞・林真理子、作曲・三枝成彰による長和町 町の歌《美しい町に住む人は》を発表
11月プッチーニ生誕150周年にあたる今年、イタリアのトッレ・デル・ラーゴのプッチーニ・フェスティバル財団より、「2008年プッチーニ国際賞 Puccini International Award」を受賞。これまでの作曲活動の功績、オペラ「Jr.バタフライ」を通じての、プッチーニ作品の普及活動が認められた。

2009年66歳
1月日本作曲家協議会会長を退任。
3月明治安田生命保険相互会社の「愛と平和のチャリティーコンサート」の音楽監督に就任
8月芥川作曲賞の選考委員を務める。
12月中央公論新社より、中公文庫『大作曲家たちの履歴書』(上・下)を刊行(上巻に新たにバッハとモーツァルトの章を書き下ろした)

2010年67歳
1月兵庫県神戸市にて、震災復興15周年記念コンサートに出演(プロデューサーも兼ねる)。
2月オペラ「忠臣蔵」外伝を初演。
同月静岡文化芸術大学の文化・芸術研究センター長に就任。
同月兵庫県流通科学大学にUI(ユニバーシティ・アイデンティティ)活動の一環として、作詞・林真理子、作曲・三枝成彰による校歌《神戸の風は》を発表
4月「ラ・フォル・ジュルネ in 金沢」のアンバサダーを務める。
7月サントリーホールにて、男声合唱曲《最後の手紙 The Last Message》を世界初演。
8月芥川作曲賞の選考委員を務める。
9月日本モーツァルト協会の理事長に就任。
同月、サントリーホールの開館25周年を記念して一般公募されたパイプ・オルゴールのファンファーレの選考委員をつとめる(編曲も担当)。
12月「ベートーヴェンは凄い! 全交響曲連続演奏会」に、同企画における初めての外国人指揮者としてロリン・マゼール氏を招聘する。同公演は、クラシックのコンサートとしては世界初となる3D/2D同時生中継を行った。公演のもようはUstreamを通じて全世界に配信され、視聴数が11万件を超えた(ツイッターのアクセス数は6300件)

2011年68歳
1月青山劇場における舞台「銀河英雄伝説」(原作:田中芳樹)の音楽を手がける。
同月、六本木男声合唱団倶楽部有志ほかを募り、太平洋戦争の戦没者への慰霊と献歌のツアー「密林に吠える」(第1回)をフィリピン・レイテ島で行う。
3月財団法人渡辺音楽文化フォーラムより、「渡辺晋賞」を授与される。
4月東日本大震災の被災者支援を目的とした、「全音楽界による音楽界」に出演(公演責任者も兼ねる)。
同月、昨年に引き続き、「ラ・フォル・ジュルネ in 金沢」のアンバサダーを務める。
5月第6回「安吾賞」選考委員長となる。
6月宮城県白石市と岩沼市において、チャリティコンサートをプロデュースする(出演:塩田美奈子、寺久保エレナ、小原孝)
同月、六本木男声合唱団倶楽部コンサートにおいて《最後の手紙》を再演する。
9月5日サントリーホールにて、モノオペラ《悲嘆》を再演(プーランク作曲《声》と併演)出演:中丸三千繒、指揮:森本恭正、演出:奥田瑛二
10月東日本大震災の被災した孤児・遺児の支援を目的とした、一般社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構を林真理子氏とともに立ち上げる。

2012年69歳
1月三枝成彰・大友直人の企画・構成による、全国の首席奏者のみを集めた管弦楽団「ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・オーケストラ」の大阪公演が第20回を迎え、~20th アニバーサリー コンサート~を開催する
3月「密林に吠える」ツアー第2回をガダルカナル島で行う。

2013年70歳
1月ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラの第1回兵庫公演を行う。
1月31日、2月2日、3日 東京文化会館にて、新作オペラ《KAMIKAZE-神風-》を世界初演。
1月トヨタコミュニティコンサートin高知~四国フィルハーモニー管弦楽団創立25周年記念コンサート~を開催。
同月、朝日新聞出版より、著書「名曲の履歴書」発売。
3月一般社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構主催、第2回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサート開催。
4月北海道科学大学の新校歌を発表。
4月末、六本木男声合唱団倶楽部のロシア公演。ロシア・ボルゴグラード・セントラル・コンサートホールにて、ボルゴグラード・フィルと《最後の手紙~THE LAST MESSAGE~》を上演。

2014年71歳
1月ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラの第2回兵庫公演を行う。
2月「密林に吠える」ツアー第3回をペリリュー島で行う。
同月、現代音楽協会主催コンサート「ヴィブラフォンのある部屋」にて、新作「送れなかった手紙」を初演。
3月一般社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構主催、第3回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサート開催。
7月ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラの第20回名古屋公演を行う。
8月13日イタリアのトッレ・デル・ラーゴで開催されたプッチーニ音楽祭にて、オペラ《Jr.バタフライ》イタリア語版を世界初演。
10月「銀河英雄伝説コンサート~星々の詩」作曲・音楽監督(Bunkamuraオーチャードホール)。
12月Bunkamuraオーチャードホールにて、機動戦士ガンダム~逆襲のシャア~や、大河ドラマのテーマ曲などを中心に構成した「三枝成彰~映像音楽の世界」を開催。
同月 キノブックスより、著書「驚天動地のクラシック」発売。

2015年72歳
1月ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラの第3回兵庫公演を行う。
1月14日、15日Bunkamuraオーチャードホールにて、ミュージカル「ウェスト・サイズ・ストーリー」を初演。
3月一般社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構主催、第4回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサート開催。
3月・7月日本モーツァルト協会創立60周年記念「モーツァルト交響曲全45曲演奏会」、「モーツァルトピアノ・ソナタ全曲演奏会」を、メイ・コーポレーション制作で開催。
4月イタリア文化会館にて「メゾ・ソプラノ 桜井万祐子リサイタル」を行う。
7月日本モーツァルト協会の創立60周年記念「モーツァルトピアノソナタ全曲演奏会」を軽井沢大賀ホールにて2日間全4公演をメイ・コーポレーション制作で開催。ピアノ:仲道郁代、横山幸雄
同月、第9回「はじめてのクラシック~中学生・高校生のために~」を、小林研一郎:指揮/東京交響楽団により2日間にわたりサントリーホールで開催。
9月大友直人氏と共に20年間にわたり企画制作したNTT DATA Concert of Concertsが20回目を迎える。サントリーホールにて2日間開催。
同月、サンクトペテルブルグ包囲戦開戦日に、男声合唱と管弦楽団のための三枝成彰:「最後の手紙 The Last Message」を、金聖響:指輝、六本木男声合唱団倶楽部、サンクトペテルブルグ交響楽団により再演。過去にはフランス、ドイツ、オーストリア、スイス、アメリカ、モナコ、イタリア、ブラジルで公演を行っている。
10月一般社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構が公益社団法人として認定される。
11月カトリック東京カテドラル関口教会にて、三枝成彰《レクイエム〜曾野綾子のリブレットによる》を、大友直人:指揮、ジョン・健・ヌッツォ:テノール、森麻季:ソプラノ、六本木男声合唱団倶楽部により上演。
同月、富山県高岡市合併10周年を記念した、作詞・林真理子、作曲・三枝成彰による高岡市民の歌《ふるさと高岡》を作曲し発表する。
12月13回目となる「ベートーヴェンは凄い! 全交響曲連続演奏会」を開催。

2016年73歳
1月ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラの第4回兵庫公演を行う。
1月23日富山県民会館、27日Bunkamuraオーチャードホールにて、オペラ《Jr.バタフライ》イタリア語版をイタリア人キャストで日本初演。
3月公益社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構主催、第5回<全音楽界による音楽会>3.11チャリティコンサート開催。
7月 仲道郁代、横山幸雄がはじめて弾き振りをするモーツァルト:ピアノ協奏曲とピアノソナタの夕べを開催。
同月、第10回<はじめてのクラシック~中学生・高校生のために~>を2日間にわたり開催。
12月14回目となる<ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会>を開催予定。

2017年74歳
10月新作オペラブッファ《狂おしき真夏の一日》(林真理子台本、秋元康演出、千住博美術)を初演。
10月から日刊ゲンダイでコラム「三枝成彰の中高年革命」を担当。

2018年75歳
1月滝廉太郎記念館の名誉館長(大分県竹田市)に就任。
三枝企画によるモーツァルトの短調曲のみを集めた、第一回<哀しみのモーツァルト>を公演。

4.主な作品

<オペラ>
モノオペラ《好色一代女》(1977年)
グランドオペラ《龍恋譜》(1978年)
ロックオペラ《サロメ》(1978年)
ラジオオペラ《記憶交換》(1985年)
オペラ《千の記憶の物語》(1991年)
オペラ《忠臣蔵》(1997年)
オペラ《ヤマトタケル》(2001年)
オペラ《Jr.バタフライ》(2004年)
モノオペラ《悲嘆》(2008年)
オペラ《忠臣蔵 外伝》(2004年)
オペラ《KAMIKAZE-神風-》(2013年)
オペラブッファ《狂おしき真夏の一日》(2017年)
<オラトリオ>>
オラトリオ《ヤマトタケル》(1989年)
<管弦楽曲>
《ヴァリアツィオーニ13》(1967年)
交響曲《動乱》(1979年)
《7月のバイオレンス》(1983年)
《THE SYMPHONY》(1983年)
交響組曲《Zガンダム》(1985年)
組曲《東京》より「SUMMER」(1986年)
《ORCHESTRA ’89》(1989年)
《プロヴァンス組曲》(1989年)
組曲《忠臣蔵》(1998年)
<管弦楽と合唱>
《レクイエム~曾野綾子のリブレットによる》(1998年)
カンタータ《天涯》「自由人の祈り」(2000年)
《最後の手紙~The Last Message》男声合唱版(2010年)nar、male chorus&2管orch
《最後の手紙~The Last Message》混声合唱版(2022年)nar、mixed chorus&2管orch
<協奏曲>
《ピアノ協奏曲》 (1971年 吹奏楽とピアノのための・管楽器奏者がコーラの瓶を拭くなどのパフォーマンスを取り入れた曲)
《ヴァイオリン協奏曲》「雪に覆われた伝説~シベリウスへの墓碑銘」(1991年)
《三絃協奏曲》「1993-12-01 SANGEN」(1993年)
《チェロ協奏曲》「王の挽歌」(1993年)
《ピアノ協奏曲》「見よ、西風からの富士」(1994年 混声合唱をともなう)
《太鼓協奏曲》「太鼓について」(2002年)
《フルート協奏曲》~アンドレア・グリミネッリ委嘱~(2003年)
《トランペット協奏曲》~セルゲイ・ナカリャコフ委嘱~(2004年)
《ピアノ協奏曲》「イカの哲学」(2008年)
《ピアノ協奏曲》(2022年) 辻井伸行委嘱作品 solo pf & 2管orch
<バレエ音楽>
バレエ音楽《カチカチ山》(1978年)
バレエ《A bientôt~だから、さよならはいわないよ》(2006年)
<室内楽>
《デュオコンチェルト》(1962年)
《木管五重奏曲》(1963年)
《弦楽四重奏のためのノヴェレッテ》(1965年)
《木管三重奏曲》(1966年)
《COSMOS Ⅰ》(1971年)
《COSMOS Ⅱ》(1973年)
《COSMOS Ⅲ》(1974年)
《COSMOS Ⅳ》(1974年)
《THE GAME Ⅰ》(1977年)
《THE GAME Ⅱ》(1977年)
《RADIATION MISA》(1981年)
《viola’82》(1982年)
《Sho’83》(1983年)
《風’83.》(1983年)
《DUO’87》(1987年)
《幻想の狩人たち》「~自由への頌歌~」(1990年)
《viola’91》「(1991年)
《チェロのためのREQUIEM》「(1998年)
《あの世からの声》「(1998年)
《まだ見ぬコーンウォールへの旅》「(1999年)
《チェロの為の小さなシンフォニー》「(2005年)
《1000人のCelloの為のREQUIEMⅡ》「「~HIROSHIMAの為に~」(2009年)
《2009年の初夏》「(2009年)
《送れなかった手紙》「~軍服の代わりに制服を着て、戦火へ飛び込んだ71人の学徒兵~浦項の戦闘で1950年8月11日、当時中学3年《生で命を落とした故イ・ウグン学徒兵の「送れなかった手紙」(2014年)
<吹奏楽>
《FIVE RINGS》(1984年)(1985年度全日本吹奏楽コンクール課題曲)
<独奏>
《LA・LA-LA-LA・LA》(1977年)
《FLASH Ⅰ》(1977年)
《viola’81》(1981年)
組曲《竹の園生》(1983年)
《ブルドックのブルース》(ピアノ曲集、全21曲)(1983年)
《UTA Ⅱ》(1987年)
《Cello’88》(1988年)
《percussion’88》(1988年)
<合唱曲>
《六声のためのマドリガル》ソプラノ六声(1970年)
《遊園地の汽車》女声三部合唱(1973年)
《旅立つ朝に》(1974年)
《UTA》混声合唱(1974年)
合唱組曲《川よとわに美しく》混声合唱/男声合唱(1986年)第36回芸術祭 ラジオ部門優秀賞
合唱組曲《川よとわに美しくPart2》混声合唱(1986年)
《またあした》混声、女声、男声合唱(1997年)NHK全国学校音楽コンクール第65回課題曲 高等学校の部
《あしたはどこから》(1997年)
《いのちのふるえ》混声合唱(1992年)
混声合唱組曲《千曲川賛歌》混声合唱(1997年)
《呪文》混声合唱(1997年)
《黒い風琴》(1995年)
《REQUIEM》混声合唱/男声合唱(1998年)
カンタータ《天涯》混声合唱/男声合唱(1998年)
いくたびか》(1998年)
《二人の星
をさがそうよ》混声三部合唱(1998年)
《雪がつもる》混声合唱(1998年)
《ひとり林に…》女声三部合唱(1998年)
《犬が自分のしっぽをみて歌う歌》混声合唱(1998年)
《白い街》女声三部合唱(1998年)
《北の海に》混声合唱(1998年)
《ロマンチストの豚》混声合唱(1998年)
《汽車はどこかで汽笛を鳴らす》女声三部合唱(1998年)
《ピースロード》男声合唱(1998年)
《時天空》男声合唱(1998年)
《じゅんさいの二十才の君は池に咲く》女声三部合唱(1998年)
《あしたはどこから》混声/女声/男声合唱(2003年)NHK全国学校音楽コンクール第70回課題曲 高等学校の部
《新・千曲川賛歌》混声合唱(2009年)
《最後の手紙》男声合唱(2010年)
《信濃川賛歌》混声合唱(2014年)(1. 良寛さん、あるがまま 2.信濃川生きる)
<編曲>
女声(児童)合唱《早春賦》
女声(児童)合唱《鯉のぼり》
女声(児童)合唱《茶摘》
女声(児童)合唱《夏は来ぬ》
女声(児童)合唱《蛍》
女声(児童)合唱《あの町この町》
女声(児童)合唱《お江戸日本橋》
女声(児童)合唱《てぃんぐさぬ花》
女声(児童)合唱《紅葉》
女声(児童)合唱《冬の夜》
女声(児童)合唱《故郷》
女声(児童)合唱《赤い靴》
女声(児童)合唱《荒城の月》
女声(児童)合唱《木曽節》
女声(児童)合唱《花いちもんめ》
女声(児童)合唱《ピリカピリカ》
女声(児童)合唱《七つの子》
女声(児童)合唱《浜辺の歌》
女声(児童)合唱《ちんちん千鳥村祭》
女声(児童)合唱《中国地方の子守唄》
女声(児童)合唱《この道》
女声(児童)合唱《砂山》
女声(児童)合唱《さくらさくら》
女声三部合唱《赤いスイートピー》
女声三部合唱《ペーパー・ムーン》
女声三部合唱《女神は走る》(草競馬より)
女声三部合唱《Bird Eyes鳥になった瞳》(トルコマーチよ)
女声三部合唱《イエスタデイ》
女声三部合唱《北の宿から》
女声三部合唱《月の舟》(月光のソナタより)
女声三部合唱《小諸馬子唄》
女声三部合唱《夢のあとに》
女声三部合唱《卒業コンサート》
<NHKみんなの歌>
《巣立つ日まで》(1977年)
《巣立つ日まで》太田裕美(1977年)
《赤いアンブレラ》(1978年)
《雪娘》(1978年)
《おにぃちゃんになっちゃった》若松朋(1984年)
《ぼくんちのチャボ/ホリイくんと先生》 (1981年)
《おねえさん》(1982年)
《風の音》山口むつ子(1982年)
《ウマウマラーメン(》1982年)
《夕日がおちて》佐藤しのぶ(1982年)
《きみのて》(1982年)
<歌謡曲>
《白い花》
《風は旅人》
《青のさみしさ》由紀さおり
《ためいき》由紀さおり
《幸福》
《エレガンス》 山本リンダ
《サーカスの歌がきこえる》
《そばにいるから見えないのですか》
《FOREVER》
《赤いアンブレア》
《ちっちゃな恋人》
《ブルーブルーブルー》
《なぞなぞ歌》
《空の歌》
《スターファミリー》
《ジャンケンハッスル》
《白い街》
《流れ星メティオ》
《ハートのマーチ》
《レノンが死んだ日》
《I WANNA BE FREE》
《本日も晴天なり》
《神様ってなんなの》クロズミケイコ
《BirthDay Gift》
《たそがれ》
《永遠のGLORIA》
《白球》
《Tonight愛して》
《Everything Dream》
《サラダ記念日》
《モーニングコール》渡辺典子
《夏の舟》渡辺典子
《いつもアメリカン》渡辺典子
《待ち人ごっこ》渡辺典子
《ふたりの海》
《流れるなら》
《ウランのテーマ》
《いつか嫁ぐ日のために》
《風のTAKE A CHANCE》
《恋は着替えられない》
《心の飛行船》
《花の乱》
《また、あした》
《千曲川讃歌》
《私が一番きれいだった頃~白線流し~》神野美伽
《イギリス海岸》
《故郷をあげたい》
《葉桜》
《いくたびか》(兵庫県ふれあいの祭典)
<テーマ曲>(テレビ・ラジオ)
【NHK】
《TVリポート》(1972年)
《海外リポート》(1973年)
《明るい農村》(1976年、1982年)
《ニュースセンター9時》(1977年)
《600こちら情報部》(1978年)
《NHKジャーナル》(1982年)
《きょうのスポーツとニュース》(1984年)
【日本テレビ】
《NNNジャストニュース》(1980年)
《TV EYE》(1979年)
《NTV全ニュース番組テーマ》(1982年)
《6時です!4チャンネル》(1982年)
《おしゃれ》(1986年)
《NNNきょうの出来事》(1985年、1988年)
《EXテレビ》(1990年)
《ズームイン!!サタデー》(1996年)
【TBS】
《関口宏のサンデーモーニング》(1987年)
《新・サンデーモーニング》(1997年)
《サンデーモーニング》(1999年)
【テレビ朝日】
《おはようTODAY》(1985年)
《CNNデイウォッチ》(1985年)
【テレビ東京】
《スポーツTODAYおよびスポーツテーマ》(1984年)
《メガTONニュースTODAY》(1984年)
《いい旅・夢気分》(1986年)
<BGM>
【テレビ】
《北の家族》(1973年 NHK連続テレビ小説)
《石坂洋次郎シリーズ 女の顔》(1976年 NHK銀河テレビ小説)
《太郎の青春(1980年》 NHK銀河テレビ小説)
《本日も晴天なり》(1981年 NHK連続テレビ小説)
《宮本武蔵》(1984年 NHK新大型時代劇)
《夢家族》(1985年 NHKファミリードラマ)
《忠臣蔵》(1985年 日本テレビ年末時代劇スペシャル)
《はね駒》(1986年 NHK連続テレビ小説)
《見送って・愛犬》(1986年 関西テレビ 松本清張サスペンス・隠花の飾り・未CD化)
《太平記》(1991年 NHK大河ドラマ)
《智恵子と光太郎~極北の愛》(1991年 NHKドラマ)
《花の乱》(1994年 NHK大河ドラマ)
《火曜サスペンス劇場》(1982年-1987年、2002年 日本テレビ)
《土曜ワイド劇場》 (1980年代前半 テレビ朝日)
<舞台音楽>
《ユニコン物語》(1976年) 作:唐十郎
《暗い鳩》(1978年) 佐藤桂子  ※芸術祭優秀賞
《ロックオペラ サロメ》(1978年) 演出:つかこうへい
《心中夢浮橋》(1979年) 二代目西崎縁の会
《椿姫》(1979年) 主演/坂東玉三郎
《あえぎさまよう鹿のように》(1979年) 青年座
《新釋道成寺》(1980年) 安珍/五條雅巳 舞踊公演
《錦木》(1983年) 竹田人形座
《シラノ・ド・ベルジュラック》(1983年) 主演/江守徹
《土佐源氏》(1984年) 花柳寿賀洲
《親鸞》(1985年) 演出:宮嶋春彦
《オィディプス王》(1986年) 演出:蜷川幸雄
《君が人生の時》(1986年) 演出:木村光一
《奇跡の人》(1986年) 演出:今野勉
《冒険ダン吉の冒険》(1987年) 青年座、主演/西田敏行
《有頂天時代》(1987年) 銀座セゾン劇場、演出/栗山昌良
《アドルフに次ぐ》(1994年) 俳優座
《千恵子飛ぶ》(1994年) 新橋演舞場 演出/村上祐二
《一九四五年八月六日-小西悟の証言による》(2001年) 語りと朗読、音楽、舞踊による構成劇。構成/吉原公一郎、演出/若杉 光夫、詩/峠三吉
《銀河英雄伝説》「 第一章 銀河帝国篇」(2011年) 木下工務店PRESENTS
《銀河英雄伝説》「 第二章 自由惑星同盟篇」(2012年)
《銀河英雄伝説》「 第四章 前篇 激突前夜」(2013年)
《 銀河英雄伝説》「 第四章 後篇 激突」(2014年)
《銀河英雄伝説》「 星々の軌跡」(2015年) 特別公演
《大伴家持》「剣に歌に、夢が翔ぶ!」(2017年) 大伴家持生誕1300年記念演劇
<映画音楽>
《朝はダメよ》(1980年) 根岸吉太郎(日活)
《赤い通り雨》(1980年) 小原宏裕(日活)
《動乱》(小椋佳と共作・1980年)森谷司郎(東映)
《魚影の群れ》(1983年) 相米慎二(松竹)
《台風クラブ》(1985年) 相米慎二(東映)
《コートダジュールのラベンダー》(1985年) 成島東一朗
《片翼だけの天使》(1986年) 舛田利雄(ヘラルドエース)
《光る女》(1987年) 相米慎二(大映)
《二十四の瞳》(1987年) 朝間義隆(松竹)
《優駿 ORACIÓN》(1988年) 杉田成道(東宝)
《椿姫》(1988年) 朝間義隆(松竹)
《極道の妻たち三代目姐》(1989年) 隆旗康男(東映)
《お引越し》(1993年) 相米慎二(讀賣テレビ)
《MISTY》(1997年) 三枝健起(ギャガ・ピクチャーズ)
《メトレス》(1998年) 鹿島勤(松竹)
《源氏物語》「あさきゆめみし~Lived In A Dream~」(2000年)/Lived in a Dream 三枝健起(NHKエンタープライズ21)
《手紙》(2002年) 松尾昭典(ビジュアルアート研究所)
《るにん》(2004年) 奥田瑛二(ゼロ・ピクチュアズ)
《受験のシンデレラ》(2008年) 和田秀樹(大風)
《春よこい》(2008年) 三枝健起(東映)
《わたしの人生(みち)》(2012年) ~我が命のタンゴ~ 和田秀樹(ファントムフィルム)
《クラブアンダルシア》(2014年) 和田秀樹(ファントムフィルム)

<アニメ>
《鉄腕アトム》 (アニメ第2作)(1980年)
《忍者マン一平》(1982年)
《機動戦士Ζガンダム》(1985年) – 映画『動乱』使用曲のアレンジバージョンを含む
劇場版《機動戦士Ζガンダム》「A New Translation シリーズ三部作」(2005年・2006年)
《機動戦士ガンダムΖΖ》(1986年)
《アモン・サーガ》(1986年)
《ハートカクテル5~6》(1987年)
《機動戦士ガンダム》「逆襲のシャア」(1988年)
《とつぜん!ネコの国》「バニパルウィット」(1998年)
<ゲーム>
《エルファリア》(スーパーファミコン用・1993年)
《エアーズアドベンチャー》(セガサターン用・1996年)
<その他>
滝の劇場《三井館》(1985年科学万博つくば’85)
日本中央競馬会 (JRA)《障害競走用ファンファーレ》
1994年アジア競技大会《広島アジア大会式典曲》
《セルシオ交響曲》(1989年)
《家》 (1984年、台湾のシンガーソングライター羅大佑のアルバム、編曲)
《光ミュージアムのカリヨン曲》(1996年)
<社歌・団体歌・自治体歌>
《明治生命株式会社社歌》「元気を届けて空を見よう」
《グンゼ株式会社イメージソング》「BLAND-NEW WAVE」
《株式会社富士銀行110周年株式会社NOVA21グループ社歌》
《YULON(台湾の自動車会社)社歌》
《今がその瞬間(株式会社CSKオリジナル第二社歌)》
《株式会社ユアーズ社歌「とっておきのEveryday」》
《明治生命保険相互会社社歌》「元気を届けて空を見よう」
《BAR歌》「ぶぶいの<ぶゐ>」平野薫子さんへ
《東邦銀行 愛唱歌》「愛の歌が聴こえるか?」・《応援歌》「我らならば」
《崇教真光》「おお花よ おお光よ」
《千葉市イメージソング》「心の飛行船」政令指定都市移行記念
《長野県長和町 町の歌》「美しい町に住む人は
《高岡市民の歌》「ふるさと高岡」
<校歌>
《熊本県立大学》「宙へ」
《流通科学大学》「神戸の風は」
《名古屋学芸大学》「愛と知と」
《北海道科学大学》
《龍ヶ崎市立中根台中学校》
《公文国際学園中等部・高等部》「未来は君の夢の中に」
《福島県立会津学鳳中学校・高等学校》「校歌 〜空よ〜」
《秋田市立御所野学院中学校》
《浦安市立明海南小学校》
《千葉県立松戸馬橋高等学校》
《千葉市立高洲第二小学校》
《さいたま市立尾間木小学校》(作詞:下山つとむ)
《兵庫県立大学》
<出演>
【テレビ】
「別冊FANテレビ」
「CNNデイウォッチ」
「11PM」(司会、1986年4月 – 1990年3月)
「美味しいテレビ9トゥ10」
「三枝成章の気まぐれ」
「住めば地球」(1988年10月 – 1990年3月)
「OH!エルくらぶ」
「ザ・ワイド」(コメンテーター)
【CM】
「TDK ビデオテープ」(1985年)
「カシオ計算機 キーボード」 CASIOTONE(1988年)
「アサヒビール アサヒスーパードライ」(1992年)
「HOYA バリラックス」(1994年)
「明治安田生命」(2013年)
【連載】
「三枝成彰の中高年革命」(日刊ゲンダイ)[10]。
【著書】
『Love songs 大作曲家の愛のかたち』1-2 主婦の友社 CD books 1989-90
『人間グラフィティ 三枝成彰対談集』潮出版社 1989
『男が女を嫌いになった日』講談社 1993
『知ったかぶり音楽論』朝日新聞社 1993
『譜面書きの遠吠え』広済堂出版 1996
『大作曲家たちの履歴書』中央公論社 1997 のち文庫
『三枝成彰オペラに討ち入る』ワック 1999
『名曲の履歴書 挫折を繰り返す人のためのクラシック入門』朝日新聞出版 2012
『驚天動地のクラシック』キノブックス 2014
『無敵の「一日一食」 疲れ知らずで頭が冴える!』SB新書 2016
共著
『三枝成彰のオペラの楽しみ方 初めて観てみようと思う時に』堀田正実共著 講談社 1993
『人生に座標軸を持て 自分の価値は自分で決める』松井孝典,葛西敬之共著 1999 ウェッジ選書
『特攻とは何だったのか 日本人として忘れてはいけないこと』堀紘一共著 PHP研究所 2009

5.その他


岩城宏之 – ベートーヴェンの全交響曲を1人で指揮する「ベートーヴェンは凄い! 全交響曲連続演奏会」をプロデュース
1000人のチェロ・コンサート-「チェロのためのレクイエム」「チェロのためのレクイエムⅡ」を同コンサートのために作曲。
父は「NHKのど自慢」を発案したNHKの音楽番組のディレクターで音楽評論家の三枝健剛こと三枝嘉雄。
弟三枝健起は、NHKのドラマ演出家・映画監督。
甥の三枝孝臣は日本テレビ勤務を経て、現在はアブリオ代表取締役社長。
師弟関係:堀井勝美、佐藤直紀
徳永暁人(doa)は大学時代、三枝に師事した作曲家・ベーシスト。

6.初演


1967年歌曲《ユダヤの小さな星》
1970年《6声のためのマドリガル》初演
1971年和楽器を取り入れた《COSMOS・》初演
同年、《ピアノ協奏曲》初演
1987年組曲「東京」より「SUMMER」初演
同年、三絃・筝による「DUO‘87」初演
1989年オラトリオ《ヤマトタケル・愛と平和への旅立ち》国技館にて初演
1991年オペラ《千の記憶の物語》初演
1993年オペラ《千の記憶の物語》オーチャード・ホールにて改訂初演
1994年オラトリオ《ヤマトタケル》改訂初演
1998年《レクイエム~曾野綾子のリブレットによる》東京文化会館にて初演
2000年オペラ《忠臣蔵》改訂版、愛知芸術劇場大ホールにて初演
同年、カンタータ《天涯》「自由人の祈り」サントリーホールにて初演
2001年オペラ《ヤマトタケル》オーチャードホールにて改訂初演
2002年《太鼓協奏曲》「太鼓について」初演
2003年イタリアの著名フルート奏者アンドレア・グリミネッリ氏の委嘱による《フルート協奏曲》を初演
2004年オペラ《Jr.バタフライ》東京文化会館にて世界初演
同年、《トランペットコンチェルト》ヴォルフガング・バウアー指揮/ノルトハウゼン歌劇場管弦楽団演奏、ドイツノルトハウゼンにて世界初演
同年10月《トランペットコンチェルト》日本初演
2008年オーケストラ・アンサンブル金沢委嘱作品《ピアノ協奏曲》「イカの哲学」を世界初演
同年、新作モノオペラ《悲嘆 Grief~愛する人に殉じた女の物語》を世界初演
2010年オペラ《忠臣蔵》「外伝」を初演
2013年新作オペラ《KAMIKAZE-神風-》東京文化会館にて世界初演
2014年》室内楽《送れなかった手紙》現代音楽協会主催コンサート「ヴィブラフォンのある部屋」にて初演
同年、オペラ《Jr.バタフライ》イタリアのトッレ・デル・ラーゴで開催されたプッチーニ音楽祭にて、イタリア語版を世界初演
2016年オペラ《Jr.バタフライ》1月23日富山県民会館、1月27日Bunkamuraオーチャードホールにてイタリア人キャストで日本初演
2017年オペラブッファ《狂おしき真夏の一日》初演(林真理子台本、秋元康演出、千住博美術)

7.関連動画

オペラ「ヤマトタケル》第一幕/第二幕 台本:なかにし礼
指揮:現田茂夫/東京交響楽団 / 合唱:晋友会合唱団/合唱指揮:関屋晋
ヤマトタケル:錦織健
ヤマトタケルの妻オトタチバナ姫:塩田美奈子
ヤマトタケルの父:大王:戸山俊樹
ヤマト姫:郡愛子
福島明也、蔵田雅之、坂本伸司ほか
オーチャドホール
2001年7月12日

オペラ「ヤマトタケル》第三幕 台本:なかにし礼
指揮:現田茂夫/東京交響楽団 / 合唱:晋友会合唱団/合唱指揮:関屋晋 / 児童合唱:杉並児童合唱団/合唱指揮:清水隆
ヤマトタケル:錦織健
ヤマトタケルの妻オトタチバナ姫:塩田美奈子
ヤマトタケルの父:大王:戸山俊樹
ヤマト姫:郡愛子
福島明也、蔵田雅之、坂本伸司ほか
オーチャドホール
2001年7月12日

オペラ「忠臣蔵」第一幕 初演1997年 台本:島田雅彦
指揮:大友直人 / 東京交響楽団 / 三絃:西潟昭子
大石内蔵助:直野資
綾衣(遊女):佐藤しのぶ
橋本平左衛門:小林一男
お艶(大工の娘):釜洞裕子
岡野金右衛門:錦織健、他
合唱:二期会合唱団、東京オペラ・シンガーズ
東京文化会館
1997年5月14・15日日

オペラ《忠臣蔵》第二幕 初演1997年 台本:島田雅彦
指揮:大友直人 / 東京交響楽団 / 三絃:西潟昭子
大石内蔵助:直野資
綾衣(遊女):佐藤しのぶ
橋本平左衛門:小林一男
お艶(大工の娘):釜洞裕子
岡野金右衛門:錦織健、他
合唱:二期会合唱団、東京オペラ・シンガーズ
東京文化会館
1997年5月14・15日日

オペラ《忠臣蔵》第三幕 初演1997年 台本:島田雅彦
演出:ウェルナー・ヘルツォーク
美術:石岡瑛子 照明:ロバート・ワイゼル プロダクション・マネージャー:小栗哲家
東京文化会館
1997年5月14・15日日

オペラ「Jr.バタフライ」第一幕  1941年2月 長崎:スズキの住まい
2004年東京初演 台本:島田雅彦
指揮:大友直人 / 東京交響楽団 演出:ダニエル・アバド
Jr.バタフライ(テノール):佐野成宏
ナオミ(ソプラノ):佐藤しのぶ
スズキ(メゾ・ソプラノ):坂本朱
野田少佐(ナオミの兄、バリトン):直野資
バートン、記者、詩人(バリトン):星野淳
マッカラム、レバイン(二役、バリトン):大島幾雄
東京文化会館
2004年4月10日

オペラ「Jr.バタフライ」第二幕 1941年8月 神戸:アメリカ領事館
指揮:大友直人 / 東京交響楽団 演出:ダニエル・アバド
Jr.バタフライ(テノール):佐野成宏
ナオミ(ソプラノ):佐藤しのぶ
スズキ(メゾ・ソプラノ):坂本朱
野田少佐(ナオミの兄、バリトン):直野資
バートン、記者、詩人(バリトン):星野淳
マッカラム、レバイン(二役、バリトン):大島幾雄
東京文化会館
2004年4月10日

オペラ《Jr.バタフライ》第三幕 3幕1場:1945年7月捕虜収容所 3幕2場:1945年8月長崎
2006年イタリア上演 第52回プッチーニ音楽祭
指揮:大友直人 / プッチーニ音楽祭管弦楽団 / 合唱:六本木男声合唱団倶楽部
Jr.バタフライ(テノール):佐野成宏
ナオミ(ソプラノ):佐藤しのぶ
スズキ(メゾ・ソプラノ):坂本朱
野田少佐(ナオミの兄、バリトン):直野資
マッカラム、レバイン(二役、バリトン):大島幾雄、他
台本・演出:島田雅彦 舞台美術:松井るみ 衣装:コシノジュンコ 照明:石井幹子
イタリア トッレ・デル・ラーゴ野外劇場
2006年8月3日

<第60回プッチーニ音楽祭> イタリア公演
オペラ《Jr.バタフライ》(伊語) 第一幕  台本・演出:島田雅彦
指揮:大友直人 / プッチーニ音楽祭管弦楽団 / 合唱:六本木男声合唱団倶楽部
Jr.バタフライ(テノール):アンジェロ・フィオーレ
ナオミ(ソプラノ):ロッサーナ・カルディア
スズキ(メゾ・ソプラノ):桜井万祐子
野田少佐(ナオミの兄、バリトン):エウゲネ・ヴィラヌエーヴァ
詩人、記者(バリトン):ヴェイオ・トルチリアーニ
尼僧(ソプラノ):ヴァレンティーナ・ボイ
マッカラム、レバイン(二役、バリトン):アントニオ・ヴィンチェンツォ・セッラ
バートン、記者(二役、バリトン):ペドロ・カリッロ
イタリア/トッレ・デル・ラーゴ
2014年8月13日

<第60回プッチーニ音楽祭> イタリア公演
オペラ《Jr.バタフライ》(伊語) 第二幕  台本・演出:島田雅彦
指揮:大友直人 / プッチーニ音楽祭管弦楽団 / 合唱:六本木男声合唱団倶楽部
Jr.バタフライ(テノール):アンジェロ・フィオーレ
ナオミ(ソプラノ):ロッサーナ・カルディア
スズキ(メゾ・ソプラノ):桜井万祐子
野田少佐(ナオミの兄、バリトン):エウゲネ・ヴィラヌエーヴァ
詩人、記者(バリトン):ヴェイオ・トルチリアーニ
尼僧(ソプラノ):ヴァレンティーナ・ボイ
マッカラム、レバイン(二役、バリトン):アントニオ・ヴィンチェンツォ・セッラ
バートン、記者(二役、バリトン):ペドロ・カリッロ
イタリア/トッレ・デル・ラーゴ
2014年8月13日

<第60回プッチーニ音楽祭> イタリア公演
オペラ《Jr.バタフライ》(伊語) 第三幕  台本・演出:島田雅彦
指揮:大友直人 / プッチーニ音楽祭管弦楽団 / 合唱:六本木男声合唱団倶楽部
Jr.バタフライ(テノール):アンジェロ・フィオーレ
ナオミ(ソプラノ):ロッサーナ・カルディア
スズキ(メゾ・ソプラノ):桜井万祐子
野田少佐(ナオミの兄、バリトン):エウゲネ・ヴィラヌエーヴァ
詩人、記者(バリトン):ヴェイオ・トルチリアーニ
尼僧(ソプラノ):ヴァレンティーナ・ボイ
マッカラム、レバイン(二役、バリトン):アントニオ・ヴィンチェンツォ・セッラ
バートン、記者(二役、バリトン):ペドロ・カリッロ
イタリア/トッレ・デル・ラーゴ
2014年8月13日

オペラ《千の記憶の物語》1 1

オペラ《千の記憶の物語》2 1

オペラ《忠臣蔵外伝》(1) 東京版 2010年

オペラ《忠臣蔵外伝》(2) 東京版 2010年

オペラブッファ《狂おしき真夏の一日》前四幕 台本:林真理子
指揮:大友直人 / 新日本フィルハーモニー交響楽団 / エレクトーン:清水のりこ
大石恭一(医師):大島幾雄
大石陽子(大石 恭一の妻):佐藤しのぶ
大石太郎(長男):ジョン・健・ヌッツォ
フランシーヌ(大石 太郎の妻):小川里美
大石次郎(次男):大山大輔
ユウキ(次郎の恋人):村松稔之
エミコ(看護婦):小林沙羅
フミエ(執事):坂本 朱
リサ(家政婦):小村知帆
合唱:六本木男声合唱団ZIG-ZAG 
コレペティトゥートル:森島英子
演出:秋元康 美術:千住 博
ドラマトゥルク:田尾下哲 衣裳コーディネーター:齋藤牧里
2017年東京文化会館大ホール

オペラブッファ《狂おしき真夏の一日》第三幕
指揮:大友直人 / 新日本フィルハーモニー交響楽団 / エレクトーン:清水のりこ
大石恭一(医師):大島幾雄
大石陽子(大石 恭一の妻):佐藤しのぶ
大石太郎(長男):ジョン・健・ヌッツォ
フランシーヌ(大石 太郎の妻):小川里美
大石次郎(次男):大山大輔
ユウキ(次郎の恋人):村松稔之
エミコ(看護婦):小林沙羅
フミエ(執事):坂本 朱
リサ(家政婦):小村知帆
合唱:六本木男声合唱団ZIG-ZAG 
コレペティトゥートル:森島英子
演出:秋元康 美術:千住 博
ドラマトゥルク:田尾下哲 衣裳コーディネーター:齋藤牧里
2017年東京文化会館大ホール

バレエ《ア ビアント 時の彼方に》初演

《最後の手紙~The Last Message》
指揮:大友直人 / 東京フィルハ-モニー交響楽団 / ナレーション:林 和夫
サントリーホール
2018年7月18日

レクイエム~曾野綾子のリブレットによる
ソプラノ:森 麻季
テノール:ジョン・健・ヌッツォ
合唱:六本木男声合唱団倶楽部
指揮:大友直人 / シアター オーケストラ トーキョー
東京カテドラル聖マリア大聖堂 コンサート
2015年11月24日

カンタータ《天涯》
ボーイソプラノ:栗原一朗 合唱:六本木男声合唱団倶楽部
指揮:大友直人 / 東京交響楽団
サントリホール 大ホール
2013年7月3日

【混声合唱】《あしたはどこから》 作詩:平峰千晶 作曲:三枝成彰
そら混声合唱団
指揮:小松史郎/ピアノ:近藤信貴
平成15年度 NHK全国学校音楽コンクール 高等学校の部 課題曲

外山 三枝 石井 芥川:交響組曲「東京」
作曲:指揮
第1楽章「こもりうた」:外山雄三
第2楽章「SUMMER」:三枝成彰
第3楽章「秋のヴァリアンテ」:石井真木
第4楽章「Allegro Ostinato」:芥川也寸志
演奏:東京都交響楽団

ピアノ協奏曲「見よ、西風からの富士」
ピアノ:神谷郁代
合唱:晋友会合唱団
指揮:大友直人 / 東京交響楽団

チェロ協奏曲「王の挽歌」
チェロ:藤原真理
指揮:大友直人 / 東京交響楽団

こどものためのピアノ曲集「ブルドッグのブルース」より
ピアノ演奏:霧生トシ子

《鉄人28号》
六本木男性合唱団

参考文献:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%9E%9D%E6%88%90%E5%BD%B0三枝成彰、最終アクセス2022年9月11日 / https://saegusa-s.co.jp/profile/index.html三枝成彰プロフィール / https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%9E%9D%E6%88%90%E5%BD%B0#top-page三枝成彰 / https://datazoo.jp/tv/%E5%BE%B9%E5%AD%90%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%B1%8B/1095529徹子の部屋(2017年9月12日放送テレビ朝日) / https://saegusa-s.co.jp/cdbooks/index.htmlCD/BOOKS /