中田順子
Jyunko Nakata
本名 若林順子
生没年・出身地・歿地・墓地
東京出身
現在活躍中
1.職業
声楽家・ソプラノ
合唱指揮者、合唱指導者、声楽教育者
2.称号
3. 楽歴
1969年東京藝術大学声楽科入学
1973年東京藝術大学声楽科卒業
同年東京藝術大学大学院ソロ科入る
1977年東京藝術大学大学院ソロ科修了
1980年ザルツブルク大学留学(語学研修のため2か月間)
1998年ドイツ、チュービンゲンに3週間の留学
スイス、ロカルノ声楽夏季講習会参加、ヒルデ=ツァデクのレッスンをうける
師事:戸田敏子ほか
教え子:平木郁子(二期会)、松林桂子(二期会)、小林美代子(合唱指揮)、金田久美子(二期会)、拝田 祥子(NHK『おかあ指導:劇団いろは関係(林寛子、つちやかおり、伊藤つかさ、テレサ野田、竹井みどり、佐久田修、見栄晴ほか)
関係団体
二期会会員
東京室内歌劇場会員
4. 中田家 家系
・曽祖父:中田平吉 家族 中田家は代々会津藩で鉄砲頭を務めてきた。
中田平吉は旧会津藩士。明治維新後に東京に出て現在の皇宮警察に務め警部であったが、50才で公務死。
妻:中田たつ(旧姓町田)1861年頃生、会津出身(兄は1868年頃会津戦争で戦死?)
長男:夭折
長女:中田 花
二男:中田 章1886-1931年(東京音楽学校卒業)東京音楽学校教授、オルガニスト、作曲家
三男:中田 操(海軍兵学校卒業)
四男:中田 収(東京大学卒業)
五男:中田 衛(東北大学卒業)
二女:中田愛子(第三女学校)
三女:中田里子(第三女学校)
四女:中田雪江(東京音楽学校卒業)
・祖父:中田 章 家族 (東京音楽学校卒業)東京音楽学校教授、オルガニスト、作曲家
1886年東京市四谷区大番町十番地に生まれ、四谷第一小学校卒業、1900-1903年早稲田中学校卒業
1904年(明治37年)4月23日東京音楽学校甲種師範科入学。在学中オルガンを島崎赤太郎に師事。
中田章には七人の弟姉妹がおり末の雪江は東京音楽学校で学んだ。
1907年(明治40年)3月23日甲種師範科卒業。
4月10日東京音楽学校授業補助。私立高輪中学校唱歌授業嘱託。
4月11日東京音楽学校研究科に進む
7月6日明治40年(1907年)開設の師範学校中学校高等女学校等夏期講習会講師補助を命ぜらる。
1908年には山田耕筰が、1909年には本居長世が卒業している。
1909年(明治42年)9月29日東京音楽学校研究科卒業。
10月1日同校オルガン講師補助嘱託を命じられる。オルガン、唱歌、和声論などを教えた
1912年(大正元年)10月16日任東京音楽学校補助教授就任し唱歌、オルガン、和声論を教えた
11月2日東京音楽学校教授の吉丸一昌が学生の作曲用テキストとして書いた詞に、当時、東京音楽学校補助教授だった中田章が依頼され曲を付けた。歌詞は1913年(大正2年)2月発行、吉丸一昌編『新作唱歌第三集』(東京敬文館発行)第三版に初出版した。
1913年(大正2年)唱歌《早春賦》発表される(作詞:吉丸一昌)
1919年(大正8年)7月4日大正七年度師範学校中学校高等女学校教員等講習会講師嘱託。音楽教師を養成する東京音楽学校予科の主任を務め音楽教師養成にも尽くした。
1920年(大正9年)11月22日日本最初の音楽ホール・南葵楽堂(※註.3)が完成し、お披露目音楽会で東京音楽学校助教授・中田章がバッハ「ニ短調プレリュード」と、ライケルバーガーの「イ短調ソナタから間奏曲」を演奏した
1923年(大正12年)6月25日東京音楽学校助教授兼、任第四臨時教員養成所教授。
1928年(昭和3年)10月病気のため退官を願い出たところ、多年勤続成績優秀と認められ、10月30日東京音楽学校教授に昇任した。音楽学校では1912年(大正元年)10月から助教授であり、教授職を務めていないが、最終経歴は音楽学校教授と称しうるとした。
10月31日依願免本官。
1929年大礼記念章受章(大正天皇即位の大礼記念の表彰として制定された。践祚の式並びに即位の大礼および大嘗祭に招かれた者、在所各地において餐餌を賜った者、大礼の事務に及び伴う要務に関与した者が受章した)
1931年(昭和6年)11月27日結核を患い病床にいることが多くなった。45才で没。
教え子や卒業生が全国の小学校に赴任し、《早春賦》を歌い広めたと言われている。また大韓帝国皇太子に唱歌を教えたと言われている。
妻:中田こう(旧姓山根、山根謹五郎三女)東京実践女学校卒業
長男:夭折
嫡男:中田一次(東京音楽学校卒業)
二男:中田喜直(東京音楽学校卒業)作曲家・ピアニスト、テレビ朝日番組審議委員、日本作曲家協議会理事、フェリス女学院大学音楽学部教授・名誉教授
長女:中田国子(夭折)
三男:中田民夫(東京学芸大学卒業)教員・学校長
・父:中田一次 家族
1921年東京渋谷に生まれ、作曲家・指揮者・ファゴット奏者。(1921生-2001年歿)
東京音楽学校卒(東京藝術大学)、東京音楽学校講師、東京藝術大学助教授、山形大学音楽科教授、昭和音楽大学短期大学部教授、昭和音楽大学短期大学部名誉教授、東京フィルハーモニー管弦楽団ファゴット奏者、晩年は日本ファゴット協会会長(元名誉会長)を務めた。作曲家/湯浅譲二の唯一の師であった。
昭和30-40年代NHKラジオ「音楽の泉」のテーマ曲シューベルト《楽興の時》の編曲者として知られている。《とんぼの思い出》(第24回日本童謡賞受賞)や宗教曲(讃美歌427番)などの作品で知られている。
妻:中田英子(旧姓渡部)1923-2016年
長男:中田基彦(立教大学卒業)東芝レコード退職後フリーディレクター
二男:中田佳彦(立教大学卒業)キングレコード
長女:中田順子(東京藝術大学卒業・同大学院修了)、夫は彫刻家、万華鏡作家の若林 寛
5. 中田順子 プロフィール
中田順子は東京藝術大学卒業・同大学院修了。声楽家(ソプラノ)、合唱指揮者。
・父はファゴット奏者(東京フィルハーモニー交響楽団)の中田一次、叔父に作曲家中田喜直、祖父が中田 章(東京音楽学校卒業・同校教授、オルガニスト、作曲家)、三代にわたり現東京藝術大学出身の音楽一家である。
親戚・知人筋には、医学博士/野口英世(母の従姉妹キミが野口英世の甥と結婚)、東京音楽学校初代校長/伊沢修二(中田順子の長女萌の夫早川勇太の従姉妹漆山喜代子の夫力の祖父の長兄にあたる)、医学博士北里研究所ワカ末開発者/若林哲朗(夫寛の祖父)、元首相/原敬(若林家の義曾祖父原恭の弟にあたる)、日本画家/奥村土牛(祖母こうの父山根謹太郎の妻アイの兄弟の子にあたる)、作曲家/中村八大(祖母こうの長姉の二男馨(戦死)の妻文子の再婚相手との間にできた長男にあたる)、歌人/石川啄木(若林家の義祖母の夫日沢剛太路の友人にあたる)等がいる。
・中田順子は子どもの頃から毎日父親にピアノのレッスンを受けた。小学生になり父の他に、叔母の植田雪江(旧姓中田)からも毎週ピアノの指導を受けた。
おそらく1962年頃中学校入学。中学時代フルートを比田井先生に習う
・戸田敏子に声楽を師事
おそらく1968年頃頃都立三鷹高等学校卒業
・池辺晋一郎に聴音と初見を学ぶ
・ピアノと楽典を植田義子に学ぶ
おそらく1869年頃東京藝術大学音楽学部声楽科入学(叔父の中田喜直は絶対無理に決まっている。絶対!と言っていたそうだ
・二期会オペラ研究所二十期生として研鑽を積む
おそらく1973年頃同大学院に進む
5月18日若林 寛(彫刻家。万華鏡作家としても著名である)と結婚
おそらく1977年頃同大学院修了
おそらく1980年頃ザルツブルク大学留学(語学研修のため2か月間)
おそらく1998年頃ドイツ、チュービンゲンに3週間の留学
6. 演奏会記録
オペラ:東京室内歌劇場の「小さな煙突そうじ」のソフィー役でオペラデビュー。
以来二期会「利口な女狐の物語」のこおろぎ役、「フィガロの結婚」のバルバリーナ役、日生劇場「魔笛」の夜の女王役、「ヘンデルとグレーテル」の眠りの精役などに出演。
また演奏会形式で《ナクソス島のアリアドネ》で難役ツエルビネッタ役を歌った。
東京室内歌劇場では、《幸福な王子》主演のつばめ役、《天国と地獄》キューピット役、《チェッキーナは、よい娘》日本初演)のサンドリーナ役、《子供と呪文》火の役。又、サリエリ《ファルスタッフ》(日本初演)べティ役、《カルメン》ミカエラ役、《あまんじゃくとうりこ姫》うりこ姫役、《泣いた赤鬼》娘役など多く出演している
ソリスト:ベートーヴェン《第九》、モーツァルト《レクイエム》、フォーレ《レクイエム》、ブラームス《ドイツレクイエム》などをはじめ、TV「題名のない音楽会」、 FM「フレッシュコンサート」に出演した。ほかに
1. ロッシーニ:オペラ《オリー伯爵》日本初演
出演:中田順子(女中アリス役)、常森寿子(伯爵夫人)ほか
2. ブリテンのオペラ《放蕩息子》(男の子役)、《カーリュー・リヴァー》(男の子役)共演:平野忠彦・丹羽勝海、《燃える炉》などに出演
3. オペラ《コジ・ファン・トゥッテ》イタリア語による演奏会形式
出演:中田順子(デスピーナ役)、佐伯雅巳、久岡昇、池田直樹、朝倉蒼生、青木稚子
指揮:小松一彦
4. <JAPAN Festival> ユーゴスラヴィア、ベオグラード
指揮:三宅洋一郎、女性合唱団のソリスト出演
5. オーストラリア、シドニー・オペラハウスとニュージーランド(5ヶ所)等でコロラトゥーラ・ソプラノ歌手として出演
オペレッタ《メリーウィドウ》より「ヴィリアの歌」歌う(地元新聞で好評を受ける)
世界中から集まるオーケストラ、女性合唱団のソリストとして歌う、指揮:北村協一
6. <クリスマスコンサート> 品川プリンスホテル
出演:中田順子、指揮:山本直純、ゲスト:渡辺絵美(スケート)・伊藤つかさ(タレント)
歌:モーツァルト《モテット》より「アレルヤ」ほか
7. <東京フィルハーモニー・サマーコンサート> NHKホール
出演:中田順子(S.)、青島広志ほか
歌:モーツァルト《モテット》より「アレルヤ」などに出演。
1977年
水野修孝作曲 オペラ《天守物語》 NHK教育テレビ 放送
出演:中田順子(お付の女役三人の一人)、村松英子、村田健二
1978年
<二期会オペラ公演>《ヘンゼルとグレーテル》 NHK教育テレビ 放送
出演:中田順子(露の精役)
12月24日小田原少年少女合唱隊<第15回定期演奏会>指揮:桑原妙子、出演:中田順子(S.)、ヘルムート・ドイチュ(Pf.)、ほか
1979年
12月17日<クリスマス・コンサート> ルーテル市ヶ谷センター
歌:モーツァルト《モテット》ほか
出演:中田順子(S.)、宮本明恭(Fl.)、井口博之(Ob.)、多田逸郎(Bfl.)、菊池百合子(Cemb.)、シュトス弦楽四重奏団
この年から1992年まで<クリスマス・コンサート> ルーテル市ヶ谷センターで毎年歌い続けた。
1980年
<昭和女子大学人見記念講堂杮落とし公演> 松井和彦作曲/オペラ《泣いた赤鬼》 昭和女子大学人見記念講堂
出演:中田順子(村の娘)、田口興輔(赤鬼)、池田直樹(青鬼)、工藤博(木こり)、村上寛樹(村人)、青木美稚子(奥さん)
この後、茨城県文化センター主催で《泣いた赤鬼》公演を15年に渡り県内各地で2週間公演した。出演:中田順子(村の娘)、村上敏明(赤鬼)、村上寛樹(青鬼)ほか。
1981年
12月6日《クリスマスオラトリオI~III》指揮:大村恵美子、出演:中田順子(S)、戸田敏子(A)、佐伯雅巳(T)、渡邊明(B)、演奏:東京カンタータ室内合奏団、中央会館。
1983年
1月8日<ウィ-ン音楽とオペレッタの夕べ> 主催「日本フィルと北那須市民コンサートを作る会」
オペレッタ《メリーウィドウ》
出演:中田順子(ヴァランシエンヌ男爵夫人役)、前沢悦子(ハンナ・グラヴァリ役)、佐藤光政(ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵)、饗場知昭(カミーユ・ド・ロジヨン役)
5月3日<長野県県民文化会館大ホール~杮落とし公演>
オペレッタ《メリーウィドー》 ホクト文化ホール
出演:中田順子(ヴァランシエンヌ男爵夫人役)、前沢悦子(ハンナ・グラヴァリ役)、佐藤光政(ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵)、平良栄一(カミーユ・ド・ロジヨン役)
指揮:星出豊/演奏:東京アーティスツ合奏団。
1986年
4月23日<ラ・ママ・オペラ公演>歌劇《魔笛》演出:波田野樹三、指揮:前原信彦 会場:渋谷ラ・ママ
出演:山口俊彦、宮崎義昭、中田順子、桑原英子、浦野実成
4月25-27日<ラ・ママ・オペラ公演>歌劇《魔笛》演出:波田野樹三、指揮:前原信彦 会場:渋谷ラ・ママ
出演:山口俊彦、宮崎義昭、中田順子、桑原英子、原田直敏
12月21日<親と子のホワイトクリスマス~東京ガス・ロマンティック・コンサート> 会場:日比谷公会堂
歌:《皇帝円舞曲》(コロラトゥラ付き)、《ホワイトクリスマス》(英語歌詞)~ニッポン放送(ラジオ)で放送
出演:中田順子(S.)、千住真理子(Vn.)、指揮:尾高忠明/東京フィルハーモニー、司会:荻野目慶子
合唱:日本女性合唱団・ひばり児童合唱団・ブレッスン・フオー。
1987年
6月6日<現代音楽~今日の音楽シリーズ> 武満徹 主催 会場:銀座セゾン劇場
出演:中田順子(S.)、指揮:オリヴァー・ナッセン FMラジオで放送された
歌:作曲/オリヴァー・ナッセンOliver Knussen《Hums and Songs of Winnie-the-Pooh》
下の動画【Ensemble: Chamber Music Society Of Lincoln Center/Conductor: Oliver Knussen
Soprano Vocals: Lisa Saffer】
11月28日昼の部<東京室内歌劇場公演>ピッチンニ《ラ・チェッキーナ》演出:粟國安彦、指揮:河地良智、 前進座劇場
出演:市川倫子、氷室美恵子、五十嵐郁子、中田順子、越智恵美子、演奏:東京歌劇場アンサンブル
11月29日<東京室内歌劇場公演>ピッチンニ《ラ・チェッキーナ》演出:粟國安彦、指揮:河地良智、 前進座劇場
出演:松林桂子、氷室美恵子、五十嵐郁子、中田順子、越智恵美子、演奏:東京歌劇場アンサンブル。
1990年
12月15日<日本女声合唱団クリスマスコンサート ’90> 神奈川県立音楽堂
出演:日本女声合唱団 三宅洋一郎(指揮)、木村俊光(バリトン)、川島伸興(ピアノ)、篠崎史子(ハープ)、滝順子(オルガン)、岡島雅興(指揮)、片野敦子(ピアノ)、中田順子(ソプラノ)、河野光恵(アルト)
主にむかって歌え キャロルの祭典
中田喜直:美しい季節/小さな手/緑の夏/石臼の歌/忘れな草
スカルラッティ:ガンジス河に陽はのぼり
ヘンデル:永久に茂る木陰よ
モーツァルト:カタログの歌
杉山長谷夫:出船
平井康三郎:ふるさとの
梁田貞:城ヶ島の雨
トスティ:ラ・セレナータ ほか
12月20日<東京プロアルテ合奏団 クリスマスコンサアート> 会場:ルーテル市ヶ谷センター
出演:中田順子(S.)、永峰高志(Vn.)、酒井敏彦(Vn.)、中竹英昭(Va.)、宮本明恭(Fl.)、辻功(Ob.)、茂木新緑(Vc.)、河中明子(Cemb.)。
1992年
12月19日<神奈川芸術祭参加 日本女声合唱団クリスマスコンサート ’92> 会場:神奈川県立音楽堂
出演:中田順子(S.)、石井祐子(S.)、小林美代子(A.)、日本女声合唱団/伊藤恵(ピアノ)、高橋靖子(オルガン)、指揮:伊集院俊光、ヨセフ・モルナール(ハープ) 指揮:北村協一、片野敦子(ピアノ)、堀章子(フルート)岡島雅興作曲/水野源三詩による5つの聖歌、ブリテン作曲/キャロルの祭典、萩原英彦作曲/新抒情三章 シューマン作曲/幻想曲作品17ハ長調 ほか
12月<川口第九を歌う会>第三回《第九》に出演、指揮:高橋誠也 / 新日本交響楽団、
ソリスト出演:中田順子、中屋早紀子、藤原章雄、島村武雄。
1995年
12月6日ソプラノとオルガンのデュオによる<クリスマス・コンサート’95>開館記念音楽祭、会場:静岡音楽館AOI
出演:中田順子(S.)、上田義子(パイプオルガン)
1997年
12月7日(日)歌劇《カルメン》(演奏会形式) 指揮: 大島義彰、演奏:フライハイト交響楽団、 会場:新宿文化センター大ホール
出演:中村まゆ美、大森誠、中田順子(ミカエラ)、岡田誠、鵜木絵理、街の子供達:ゆりがおか児童合唱団、
2004年
5月30日<混声合唱団コールクライス>第12回定期演奏会 会場:三鷹市芸術文化センター風のホール
混声合唱組曲《縄文》、ソプラノソロ:中田順子。
2003年
リサイタル開催
2007年
11月29日(木)「中田順子 ソプラノリサイタル」 会場:東京都/津田ホール
出演:中田順子、ピアノ伴奏:奥 千歌子
フーゴー ヴォルフ Hugo Wolf
・小さなものでも Auch Kleine Dinge
・私の髪のかげに In dem Schatten meiner Locken 他
ロジャー クィルター Roger Quilter
・甘い声が途絶えても Music, when soft voices die
・紅の花がなむれば Now sleeps the crimson petal 他
中田喜直
・「六つの子供の歌」全6曲
大中恩
・「恋の命日」全8曲。
2009年
1月31日<中田順子 ソプラノリサイタル>婦人之友社主催 会場:三鷹市芸術文化センター風のホール
出演:中田順子(ソプラノ
2010年
4月4日<菩提寺で開く、第五回吉丸一昌顕彰コンサート>に出演 会場:文京区駒込1-5-22龍光禅師寺
出演:吉丸一昌のひ孫・藤田槙葉、中田章の孫・中田順子(ソプラノ)、総合司会:眞理ヨシコ
8月<バードチャリティー 森のコンサート>
出演:中田順子(二期会)、柴田奈緒(ブラジル系シンガーソングライター)、井手野敦(パーカッショニスト。
2011年
1月29日(土)「中田順子 ソプラノリサイタル」 会場:東京都/津田ホール
出演:中田順子(ソプラノ)須江太郎(ピアノ)
1.Hugo Wolf(フーゴー・ヴォルフ)
Der Gartner(庭師)
(郷愁)…他
1.Claude Debussy(クロード・ドビュッシー)
maodoline(マンドリン)…他
1.Gabriel Faure(ガブリエル・フォーレ)
Apres un Reve(夢のあとに)…他
1.中田喜直
こどものための8つのうた(全曲)
中田喜直ホームソング曲集~雪の降る街を・バラ色の街で・心の窓にともし灯を…他。
2013年
4月20日(土)「中田順子ソプラノ・リサイタル《祖父中田章“早春賦”作曲100年を祝して》」 会場:東京都/津田ホール
出演:中田順子(ソプラノ)、須江太郎(ピアノ)
1.フーゴー・ヴォルフ Hugo Wolf
《Auch Kleine Dinge(小さなものでも)》
《Mein Liebsten ist so klein(私のいい人はおチビさん)》…他
1.ロジャー・クィルター Roger Quilter
《Music,when soft voices die(甘い声が途絶えても)》
《Hey,Ho the wind and the rain(ヘイホー 嵐の中でも 雨の中でも!)》…他
1.フランツ・リスト Franz Liszt
《Aimez Aimez(愛の夢)》
1.大中 恩
寺山修司作詩《ひとりぼっちがたまらなかったら》より
1.中田 章
吉丸一昌作詩《早春賦》
1.中田喜直
「ホームソング曲集」~《夏の思い出》《ちいさい秋みつけた》…他。
2016年
10月9日(日)「中田順子ソプラノ・リサイタル《作曲家 中田一次 没後15周年》 会場:東京都 Hakuju Hall
出演:ソプラノ:中田順子、ピアノ伴奏:須江太郎、木管五重奏:風の五重奏団(ゲスト)
中田一次作品《4人の息子》《とんぼの思い出》ほか
7.初演
・ロッシーニ:オペラ《オリー伯爵》日本初演出演:女中アリス役
・ニコロ・ピッチンニのオペラ《チェッキーナは、よい娘》日本初演:サンドリーナ役
・サリエリのオペラ《ファルスタッフ》日本初演:べティ役
8.主な作品
・CD「はなやぐ朝」「中田順子 Archive #2」ほか
・著書『早春賦とワカ末』2023年発行、発行者中田順子、非売品
9.関連動画
中田喜直歌曲集《魚とオレンジ》より「はなやぐ朝」
ピアノ: 安藤友候 、ソプラノ: 中田順子
中田喜直歌曲集《魚とオレンジ》より「顔」
ピアノ伴奏: 安藤友候 ソプラノ: 中田順子
中田喜直歌曲集《魚とオレンジ》より「らくだの耳から(魚とオレンジ)」
ピアノ伴奏: 安藤友候 ソプラノ: 中田順子
<その他>
東京都立三鷹高等学校の著名な出身者文化人部門に選ばれている。 「中田順子:ソプラノ歌手」、「金子修介:映画監督」、「須永慶:俳優」、「沓沢周一郎(修一郎):ミュージカル俳優」、「タナカノリユキ:ビジュアルアーティスト」、「設楽茂男:写真家」、「中島史子:版画家」、「広谷順子:作曲家」、「田家秀樹:音楽評論家」、「佐藤弘:小説家」