伊原直子


伊原直子
Naoko Ihara,
1945年2月14日東京に生まれる
東京都豊島区在住(現77歳)

1.職業


声楽家(アルト)・オペラ歌手・音楽教育者

2.称号


東京藝術大学名誉教授

3.【楽歴】


1967年東京藝術大学声楽科卒業(1963-67年)
1969年同大学院修了(1967‐69年)
1971年西独政府給費留学生としてミュンヘン国立音楽大学留学(1971-75年)
1975年同大学修了
1975年ストラスブール歌劇場(Opera du Rhin)専属歌手(1975‐1980年)
1980年カールスルーエ州立歌劇場(1980-1983)
東京藝術大学教授・名誉教授
聖徳大学音楽学部客員教授・大学院教授
師事:戸田敏子、中山悌一、エルンスト・ヘフリガー

【関係団体】
二期会、二期会幹事
東京藝術大学教育研究評議員
日本声楽アカデミー会員
日本声楽家協会理事
公益社団法人日本演奏連盟常任理事
イタリア声楽コンコルソ審査員
宮日コンクール審査員
シュガーホール新人コンクール審査員
飯塚新人音楽コンクール審査員
モーツァルトコンクール審査員
びわ湖ホールアンサンブル審査員
瀧廉太郎コンクール審査員
日光国際音楽祭声楽コンクール審査員
日生劇場オーディション審査員

【受(章)賞歴】
1967年安宅賞受賞
1970年芸術選奨文部大臣新人賞
1970年M・B・C・A・J賞受賞(外国人批評家賞)
1980年第八回ウィンナ―ワールド・オペラ大賞受賞
2020年文化庁長官表彰

4.【プロフィール】

東京芸術大学卒業。同大学院修了。1967年安宅賞受賞。1970年芸術選奨文部大臣新人賞、及びM.B.C.A.J賞受賞。第8回ウィンナワールドオペラ賞(現ジローオペラ賞)大賞受賞。1971年西独政府給費留学生としてミュンヘン国立音楽大学に留学し、E・ヘフリガーに師事。傍らベルリン歌劇場他、ドイツやスイス各地でオラトリオを歌う。戸田敏子、中山悌一、E・ヘフリガーの諸氏に師事。1969年「ラインの黄金」のエルダでオペラデビュー。続いて「カルメン」のタイトルロールで好評を博す。N響はじめ主要オーケストラと共演し高い評価を得る。1975年フランスのラインオペラ(ストラスブール歌劇場)と専属契約を結び、「カルメン」「オルフェウス」「ジークフリート」等に出演。ザルツブルグ、ルクセンブルグ、ヘルブルン音楽祭、西独にて「ボリス・ゴドゥノフ」「カルメン」に出演し、コンサートでは「復活」「マタイ受難曲」等、数多く歌う。1980年二期会オペラ公演「カルメン」のタイトルロール、「トロヴァトーレ」(A・エレーデ指揮)のアズチェーナ役を演唱、好評を得る。その後もフランス、ベルギー等で活躍し、1981年に帰国。その後「アイーダ」「ペレアスとメリザンド」「ワルキューレ」等に出演。1989年ボストン交響楽団とボストン、香港、日本でマーラー「復活」のソリストを務めた。1990年2月の二期会創立40周年記念公演「蝶々夫人」のスズキで好評を博し、7月にはサヴォリンナ・オペラフェスティバル(フィンランド)に参加し同公演に出演。1991年2月の「リゴレット」、7月には「神々の黄昏」を歌い、殊に後者への出演で22年の年月をもって完結した二期会の〈リング〉四部作全部に出演した唯一の歌い手となり、名実共に日本を代表するプリマドンナとしての地位はより一層揺るぎないものとなる。コンサートへの出演も精力的で、とりわけマーラーのスペシャリストとしての名声が高く、主要オーケストラとの共演も多数に及ぶ。二期会会員。日本声楽アカデミー会員。

5.<経歴>


1945年
2月14日東京に生まれる
1967年
3月東京藝術大学声楽科卒業、安宅賞受賞
1969年
1月28日二期会公演《ライン黄金》エルダ役でデビュー。日本初演。指揮:若杉弘、演出:内垣啓一、東京文化会館
2月1日二期会公演《ライン黄金》エルダ役で出演。指揮:若杉弘、演出:内垣啓一、東京文化会館
3月東京藝術大学大学院修了
12月3日二期会公演《魔笛》侍女Ⅲで出演。日本語上演、指揮:若杉弘、演出:内垣啓一、東京文化会館
12月4日二期会公演《魔笛》侍女Ⅲで出演。日本語上演、指揮:若杉弘、演出:内垣啓一、東京文化会館
1970年
1月24日<東京都交響楽団第20回 定期演奏会ベートーヴェン・チクルス(Ⅵ)>ベートーヴェン《第九》合唱付にソリストで出演、指揮:森正、佐野順子(S.)、伊原直子(A.)、丹羽勝海(T.)、佐藤征一郎(Br.)、日本プロ合唱団連合、東京文化会館
5月3日二期会公演《カルメン》のタイトルロール。日本語上演、指揮・演出:森正森正、東京文化会館
5月4日二期会公演《カルメン》のタイトルロール。日本語上演、指揮・演出:森正森正、東京文化会館
5月6~7日 ベートーヴェン《第九》「合唱つき」に出演、指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ/N響、東京文化会館
独唱:ソプラノ中澤 桂(S.)、アルト伊原直子(A.)、テノール丹羽勝海(T.)、バリトン大橋国一(Br.)
合唱:東京混声合唱団、東京放送合唱団、二期会合唱団、日本合唱協会、藤原歌劇団合唱部
同年6月17日<第203回東京定期演奏会>マーラー《交響曲第8番》「千人の交響曲」 指揮:小澤征爾   演奏:日本フィルハーモニー交響楽団 東京文化会館
出演:大川隆子(S.)、佐野順子(S.)、中村邦子(S.)、春日成子(A.)、伊原直子(A.)、金谷良三(T.)、吉江忠男(Br.)、バス:佐藤征一郎(Bs.)、合唱:日本プロ合唱団連合、東京合唱団、三友合唱団、東京放送児童合唱団
10月<文化庁芸術祭滋賀公演>清水脩《大仏開眼》大神社女役で出演。指揮:若杉弘、演出:観世栄夫、日生劇場
芸術選奨文部大臣新人賞受賞
1974年M・B・C・A・J賞受賞(外国人批評家賞)
1971年
1月19日<東京都交響楽団第29回定期演奏会>ベートーヴェン《第九》合唱付にソリストで出演、指揮/森正、平田恭子(S.)、伊原直子(A.)、丹羽勝海(T.)、栗林義信(Br.)、日本プロ合唱団連合、日比谷公会堂
出演:平田恭子(S.)、伊原直子(A.)、丹羽勝海(T.)、栗林義信(Br.)、日本プロ合唱団連合
1月27日<第213回東京定期演奏会>《マーラー:亡き子をしのぶ歌》 指揮:山田一雄  出演:アルト:伊原直子   日比谷公会堂
6月1日二期会公演《リゴレット》マッダレーナ役で出演。日本語上演、指揮:森正、演出:三谷礼二、東京文化会館
6月3日二期会公演《リゴレット》マッダレーナ役で出演。日本語上演、指揮:森正、演出:三谷礼二、東京文化会館
6月6日二期会公演《リゴレット》マッダレーナ役で出演。日本語上演、指揮:森正、演出:三谷礼二、東京文化会館
12月22日 ベートーヴェン《第九》「合唱つき」に出演、指揮:オットマール・スウィトナー/N響 NHKホール
この年西ドイツ政府給費留学生としてミュンヘン国立音楽大学に留学し、エルンスト・ヘフリガーに師事。傍らベルリン歌劇場ほか、ドイツやスイス各地でオラトリオを歌った。
ビゼー《カルメン》のタイトルロールで好評を博した。
NHK交響楽団ほか主要オーケストラと共演し高い評価を得た。
1974年
1月25日二期会公演グルック《オルフェオとエウリディーチェ》オルフォイス役で出演。日本語上演。指揮:若杉弘、演出:鈴木敬介、東京文化会館
1月27日二期会公演グルック《オルフェオとエウリディーチェ》オルフォイス役で出演。日本語上演。指揮:若杉弘、演出:鈴木敬介、東京文化会館
1月30日二期会公演グルック《オルフェオとエウリディーチェ》オルフォイス役で出演。日本語上演。指揮:若杉弘、演出:鈴木敬介、東京文化会館
1975年
1975年ミュンヘン国立音楽大学修了
フランスのラインオペラ(ストラスブール歌劇場)と専属契約を結び以降《カルメン》《オルフェウス》《ジークフリート》等に出演。ザルツブルグ、ルクセンブルグ、ヘルブルン音楽祭、西独にて《ボリス・ゴドゥノフ》《カルメン》に出演し、コンサートではマーラー《交響楽団第二番》「復活」、バッハ《マタイ受難曲》など数多く歌う
1976年
10月スイス・ローザンヌ リュトリー・プロテスタント教会
バッハ カンタータ《神をそのもろもろの国にて頌めよ》BWV11
バッハ 《昇天祭オラトリオ》より第4曲 アリア「ああ、私の最愛の命よ、留まって下さい」
アルト:伊原直子、指揮:ミシェル・コルボ、ローザンヌ室内管弦楽団

1978年
2月24日二期会公演パーセル《ディドとエネアス》ディド役で出演。日本語上演。指揮:外山雄三、演出:鈴木敬介、東京文化会館
2月27日二期会公演パーセル《ディドとエネアス》ディド役で出演。日本語上演。指揮:外山雄三、演出:鈴木敬介、東京文化会館
1979年
7月12~13日<東京都交響楽団第116回定期演奏会》マーラー《交響曲第3番》にソリストで出演、指揮:若杉 弘
伊原直子(A.)、ポストホルン:田宮堅二、女声合唱:日本プロ合唱団連合、児童合唱/東京放送児童合唱団、東京文化会館
1980年カールスルーエ州立歌劇場と三年間の契約を結ぶ。二期会オペラ公演《カルメン》のタイトルロールを演じ、「カルメン」の歌い手の第一人者として評価を固める。『5月から7月まで日本に滞在し、二期会公演オペラ日本に出演して、ドラマ的な要点を捉えた歌唱と演技により、大劇場における本格的なオペラ歌手としての存在を明らかにするとともに公演全体の水準をたかめた。《カルメン》(小澤征爾指揮、栗山昌良演出)においては抒情性をも加味した柔軟で自発的な劇場表現により、この役のもつ本質的な魅力を発揮したが、《トロヴァトーレ》(アルベルト・エレーデ指揮、粟国安彦演出)のアズチェーナ役でうかがわせたドラマのポイントを的確に把握したダイナミックな演技は、ヴェルディに密着した歌唱とともに、日本のオペラのみせた最高の舞台として第八回ウィンナ―ワールド・オペラ大賞受賞の名をはずかしめぬものであった』引用:中村洪介「日本の演奏家、音楽之友社刊行、昭和58年4月5日発行、77~78頁
5月16日二期会公演《カルメン》タイトルロール。日本語上演。指揮:小澤征爾、演出:栗山昌良、東京文化会館
5月18日二期会公演《カルメン》タイトルロール。日本語上演。指揮:小澤征爾、演出:栗山昌良、東京文化会館
7月24日二期会公演ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》アズチェーナ役で出演。原語上演。指揮アルベルト・エレーデ、演出:粟國安彦、東京文化会館
7月26日二期会公演ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》アズチェーナ役で出演。原語上演。指揮アルベルト・エレーデ、演出:粟國安彦、東京文化会館
フランス、ベルギー等で演奏する。
12月22日ベートーヴェン《第九》「合唱つき」にソリスト出演、指揮:ラルフ・ワイケルト/N響 NHKホール
1981年帰国。
11月21日<新星日響合唱団・第50回定期演奏会>ドヴォルザーク《スターバト・マーテル》に出演、東京文化会館
その後はヨーロッパでの活動と平行して《魔笛》の侍女、《カルメン》のタイトル・ロール、《蝶々夫人》スズキ、清水修《大仏開眼》の大神社女、《リゴレット》マッダレーナ、グルック《オルフェオとエウリディーチェ》オルフェオ、パーセル《ダイドーとエネアス》ダイドー、《ペレアスとメリザンド》ジュヌヴィエーヴ、《トロヴァトーレ》アズチェーナ、ワーグナー《ワルキューレ》など出演のほかN響や他のオーケストラとの共演をした。
12月21日《第九》「合唱つき」に出演、指揮:ズデニェク・コシュラー/N響 NHKホール
1982年
4月16日二期会公演ヴェルディ《アイーダ》アムネリス役で出演。原語上演。指揮:エドアルド・ミューレル、演出:粟國安彦、東京文化会館
4月18日二期会公演ヴェルディ《アイーダ》アムネリス役で出演。原語上演。指揮:エドアルド・ミューレル、演出:粟國安彦、東京文化会館
5月11日<第343回東京定期演奏会>ヴェルディ《レクイエム》指揮:エリアフ・インバル、 演奏:日本フィルハーモニー交響楽団、    東京文化会館
出演:曽我栄子(S.)、伊原直子(A.)、小林一男(T.)、池田直樹(Bs.)、合唱:日本フィルハーモニー協会合唱団
12月22日《第九》「合唱つき」に出演、指揮:オットマール・スウィトナー/N響 NHKホール
1983年
2月23日<小澤征爾 新日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会>
小澤征爾:指揮、鈴木寛一(T.)、芳野靖夫(Br.)、池田直樹(Bs.)、木村宏子(S.)、伊原直子(A.)、佐々木正利(T.)、池田直樹(Bs.)、新日本フィルハーモニー交響楽団、ほか/東京カテドラル聖マリア大聖堂
5月20日二期会公演ブリテン《真夏の夜の夢》ハーミア役で出演。日本語上演。指揮:佐藤功太郎、演出:佐藤信、新宿文化センター
5月26日<新星日響合唱団・第65回定期演奏会>ベートーヴェン《荘厳ミサ曲》に出演、 東京文化会館
10月29日二期会公演ワーグナー《ジークフリート》エルダで出演。原語上演。指揮:若杉弘、演出:西澤敬一、東京文化会館
11月5日二期会公演ワーグナー《ジークフリート》エルダで出演。原語上演。指揮:若杉弘、演出:西澤敬一、東京文化会館
12月22日《第九》「合唱つき」に出演、指揮:ペーター・ギュルケ/N響 NHKホール
1984年
1月27日<東京都交響楽団第188回 定期演奏会>マーラー《大地の歌》にソリストで出演、指揮:モーシェ・アツモンアルト
伊原直子(S.)、小林一男(T.)、東京文化会館
5月12日<新星日響合唱団・第74回定期演奏会> ヴェルディ《レクィエム》に出演、東京文化会館
9月27日<東京都交響楽団・定期演奏会200回記念公演>マーラー《交響曲第2番》「復活」にソリストで出演、
指揮:ズデニェック・コシュラー、曽我栄子(S.)、伊原直子(A.)、日本プロ合唱団連合、合唱指揮/八尋和美、東京文化会館
12月22日《第九》「合唱つき」に出演、指揮:ヴァーツラフ・ノイマン/N響 NHKホール
1985年
2月17日<おかえりなさい国技館>《第九》「合唱つき」に出演、指揮:石丸寛、管弦楽:東京交響楽団
3月9,11日<藤原歌劇団公演>ビゼー《カルメン》演出:粟國安彦、指揮:ジュゼッペ・モレルリ、 東京文化会館                            
出演:伊原直子、林誠、栗林義信、、吉川具仁子、大志万明子、演奏:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:藤原歌劇団合唱部、杉並児童合唱団
3月29日<東京都交響楽団第212回 定期演奏会>ベルリオーズ:劇的交響曲《ロメオとジュリエット》 にソリストで出演、指揮:小林研一郎、伊原直子(A.)、高 丈二(T.)、池田直樹(Br.)、武蔵野合唱団、東京音楽大学、早稲田大学グリー・クラブ、東京文化会館
4月24日マーラー 交響曲《大地の歌》伊原直子、小林一男、指揮:ベリスラフ・クロブチャール/NHK交響楽団
7月16,18日<新星日響合唱団・第88回定期演奏会>バッハ《ミサ曲ロ短調》に出演、 東京文化会館
10月1,2日<東京都交響楽団・創立20周年記念特別演奏会>マーラー《交響曲第8番》「千人の交響曲」にソリストで出演、
指揮:ズデニェック・コシュラー、豊田喜代美(S.)・倉由紀枝・清水まり、伊原直子(A.)・西 明美、小林一男(T.)、木村俊光(Br.)、岡村喬生(Bs.)、都響創立20周年記念合唱団、武蔵野音楽大学、東京放送児童合唱団、合唱指揮/郡司 博、佐久間哲也、古橋富士雄、 東京文化会館
11月16日<ニッセイ・オペラ・シリーズ>グルック《オルフェオとエウリディーチェ>オルフェオ役で出演。日本語上演、指揮:秋山和慶、演出:鈴木敬介、日生劇場
12月21日《第九》「合唱つき」に出演、指揮:ヘルベル・ブロムシュテット/N響 NHKホール
1986年
1月16日<新星日響合唱団・第89回定期演奏会>モーツァルト《レクィエム》に出演、東京文化会館
2月16日「かけがえのない地球そして生命」
指揮:石丸寛、管弦楽:祝祭管(東京交響楽団・新日本フィル
4月25日《第九》「合唱つき」に出演、指揮:朝比奈隆/N響 NHKホール
5月27日<東京フィルハーモニー交響楽団演奏会>ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》演奏会形式、指揮:ヤヌス・プシビルスキ、 新宿文化センター
出演:栗林義信、片岡啓子、伊原直子、田口興輔、斎求、演奏:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:二期会合唱団  
7月18日<東京都交響楽団・特別演奏会・マーラー角笛交響曲の時代>マーラー《子供の魔法の角笛》にソリストで出演、
指揮/若杉 弘、豊田喜代美(S.)、伊原直子(A.)、勝部 太(Br.)、、東京文化会館
9月30日<東京都交響楽団・第240回 定期演奏会>ヤナーチェク《グラゴル・ミサ》にソリストで出演、東京文化会館
指揮:ズデニェック・コシュラー、名古屋木実(S.)、伊原直子(A.)、大野徹也(T.)、勝部 太(Br.)、都響創立20周年記念合唱団、
11月1日二期会公演《ワルキューレ》フリッカ役で出演。原語上演。指揮:若杉弘、演出:西澤敬一、東京文化会館
11月8日二期会公演《ワルキューレ》フリッカ役で出演。原語上演。指揮:若杉弘、演出:西澤敬一、東京文化会館
12月6,7日<新宿文化センター合唱団>ベートーヴェン《交響曲第九番》 指揮:井上道義 演奏:東京都交響楽団   新宿文化センター
出演:佐藤しのぶ 伊原直子 小林一男 栗林義信、新宿文化センター合唱団、合唱指導:郡司博
12月22日《第九》「合唱つき」に出演、指揮:オットマール・スウィトナー/N響 NHKホール
1987年
2月22日「音楽都市を目指して」
指揮:石丸寛、管弦楽:祝祭管(東京交響楽団・新日本フィル)
3月15日<新宿文化センター合唱団>ヴィヴァルディ《グローリア・ミサ》 指揮:イエジ・マクシミウク 演奏:東京都交響楽団   新宿文化センター
ソリスト:伊原直子、新宿文化センター合唱団、合唱指導:郡司博
4月20日<新星日響合唱団・第99回定期演奏会>マーラー《交響曲第3番》に出演、東京文化会館
7月7、9日《東京二期会公演》ビゼー《カルメン》演出:栗山昌良、指揮:尾高忠明、 新宿文化センター
出演:伊原直子、田口興輔、栗林義信、池田直樹、五十嵐修、演奏:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:二期会合唱団
10月9,11日<東京芸術大学創立100周年記念演奏会>グルック《オルフェオとエウリディーチェ》演出:三谷礼二、指揮:山田一雄、 奏楽堂    
出演:伊原直子、浅田啓子、斉田正子
11月27日<東京藝術大学創立100周年記念演奏会>シェーンベルク《グレの歌》  サントリー・ホール
指揮:若杉弘、大野徹也(T.)、伊原直子(Ms.)、西明美(A.)、多田羅迪夫(Bs.)、篠崎義昭(T.)、原田茂生(Br.)
11月30日<世田谷区民コンサート第100回特別公演オペラ>ビゼー《カルメン》指揮:佐藤功太郎 、 昭和音楽大学人見記念講堂
出演:伊原直子、田口興輔、栗林義信、中澤桂、演奏:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:二期会合唱団、世田谷児童合唱団  
12月12,13日<新宿文化センター合唱団>ベートーヴェン《交響曲第九番》  指揮:若杉弘 演奏:東京都交響楽団   新宿文化センター
ソリスト:中沢桂 伊原直子 小林一男 栗林義信、合唱:新宿文化センター合唱団、合唱指導:郡司博
12月21日《第九》「合唱つき」に出演、指揮:ベリスラフ・クロブチャール/N響 NHKホール
1988年
2月21日「音楽都市づくり元年」
指揮:荒谷俊治、管弦楽:祝祭管(東京交響楽団・新日本フィル
3月18,20日<神奈川オペラ公演>サン・サーンス《サムソンとダリラ》演出:佐藤信、指揮:大野和士、 神奈川県民ホール。出演:ダリラ/伊原直子、大野徹也、多田羅迪夫、池田直樹、山口俊彦、演奏:東京交響楽団、合唱:横浜市立大学混声合唱団、横浜YMCA混声合唱団

6月7日<東京都交響楽団・第273回 定期演奏会>ヒンデミット《前庭に最後にライラックが咲いたとき~愛する人々へのレクイエム》指揮:若杉 弘、 東京文化会館
出演:伊原直子(Ms.)、語り・勝部 太(B.)、都響創立20周年記念合唱団、合唱指揮/郡司 博、加納由紀夫
6月21日二期会公演ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》ジュヌヴィエーヴで出演。日本語上演。指揮:ジェローム・カルタンバック、演出:佐藤信、東京文化会館
7月16・18日<新星日響合唱団・第111回定期演奏会>ヴェルディ《レクィエム》、東京文化会館
12月10,11日<新宿文化センター合唱団>ベートーヴェン《交響曲第九番》 指揮:ズデニェク・コシュラー 演奏:東京都交響楽団   新宿文化センター
出演:中澤桂 伊原直子 小林一男 栗林義信、合唱:新宿文化センター合唱団、合唱指導:郡司博
12月22日《第九》「合唱つき」指揮:フェルディナント・ライトナー、N響、 NHKホール
1989年
2月19日「一歩そして一歩」指揮:石丸寛、管弦楽:祝祭管(東京交響楽団・新日本フィル
ボストン交響楽団とボストン、香港、日本でマーラー「復活」のソリストを務めた
3月12日<二期会公演>ビゼー:オペラ《カルメン》日本語公演  指揮:大野和士     神奈川県民ホール  
出演:伊原直子、田口興輔、栗林義信、中沢桂、大久保真、東京交響楽団
3月16日<区民オペラティックコンサート>ビゼー《カルメン》指揮:佐藤功太郎、 新宿文化センター
出演:伊原直子、田口興輔、栗林義信、斉田正子、清水まり、合唱:新宿区民オペラ合唱団/新宿少年少女合唱団、東京都交響楽団
3月19日<区民オペラティックコンサート>ビゼー:オペラ《カルメン》日本語公演。指揮:佐藤功太郎、新宿文化センター。出演:伊原直子、田口興輔、栗林義信、斉田正子、清水まり、合唱:新宿区民オペラ合唱団/新宿少年少女合唱団、東京都交響楽団  
8月25日<KDDクラシックフェスティバル>ビゼー《カルメン》演出:栗山昌良、指揮:佐藤功太郎、新宿文化センター
出演:伊原直子、田口興輔、勝部太、直野資、牧川修一、合唱:二期会合唱団、藤原歌劇団合唱部、演奏:新星日本交響楽団
9月7日<第413回東京定期演奏会>マーラー《交響曲第3番》ニ短調 指揮:小林研一郎 、演奏:日本フィルハーモニー交響楽団、  サントリーホール
出演:伊原直子(A.)、合唱:東京音楽大学、東京少年少女合唱隊
10月1日<仙台オペラ協会公演>ビゼー《カルメン》演出:粟國安彦、指揮:星出豊、 宮城県民会館
出演:伊原直子、田口興輔、栗林義信、伊藤暁子、演奏:仙台フィルハーモニー管弦楽団、合唱:仙台オペラ協会合唱団、仙台少年少女合唱隊
10月20日<文化庁移動芸術祭>ビゼー《カルメン》指揮:佐藤功太郎、演奏:関西フィルハーモニー管弦楽団、  池田市民文化会館アゼリア
出演:伊原直子栗林義信、合唱:二期会合唱団
12月7,8日<NHK交響楽団>オネゲル《火刑台上のジャンヌ・ダルク》演奏会形式(原語による日本初演)、指揮:若杉弘、 NHKホール
出演:アンヌ・フルネ、ドミニク・ルヴェル、 佐藤しのぶ、大倉由紀枝、伊原直子、演奏:NHK交響楽団合唱:国立音楽大学、国立音大付属小学校  
12月7,8日<NHK交響楽団>オネゲル《火刑台上のジャンヌ・ダルク》カトリーヌで出演。演奏会形式/原語上演(原語による日本初演)指揮:若杉弘。NHKホール 
12月22日《第九》「合唱つき」に出演、指揮:若杉弘/N響 NHKホール
1990年
1月19日<名古屋フィルハーモニ交響楽団第153回定期演奏会> マーラー《交響曲第3番》指揮:小林研一郎、合唱指揮:水谷俊二、  名古屋市民会館 大ホール
出演:伊原直子(A.)、女声合唱:愛知県立芸術大学声楽専攻女声合唱 、児童合唱:名古屋少年少女合唱団 、 演奏:名古屋フィルハーモニ交響楽団
2月の二期会創立40周年記念公演「蝶々夫人」のスズキで好評を博した
2月18日「歌う歓び、聴く歓び」
指揮:石丸寛、管弦楽:祝祭管(東京交響楽団・新日本フィル
2月24日<東京二期会オペラ劇場>プッチーニ《蝶々夫人》スズキ役で出演。字幕無し原語上演、演出:三谷礼二、指揮:大野和士、 東京文化会館
出演:島崎智子、伊原直子、川上洋司、多田羅迪夫、柳澤涼子、演奏:新星日本交響楽団、合唱:二期会合唱団
3月9日ブラームス《アルト・ラプソディー》に出演、指揮:ウーヴェ・ムント/N響  NHKホール
3月30日<東京都交響楽団特別演奏会/サントリーホール マーラー・シリーズ>マーラー《交響曲第2番》「復活」にソリストで出演、指揮:若杉弘、佐藤しのぶ(S)、伊原直子(A)、晋友会合唱団、合唱指揮:関屋 晋、サントリーホール
6月6日<東京都交響楽団特別演奏会/サントリーホール マーラー・シリーズ>マーラー《交響曲第3番》にソリストで出演、
指揮:若杉 弘、伊原直子(A)、女声合唱/東京音楽大学、東京放送児童合唱団、児童合唱指揮:古橋富士雄、サントリーホール
7月にはサヴォリンナ・オペラフェスティバル(フィンランド)に参加し同公演に出演
9月21日<文化庁芸術祭滋賀公演>ビゼー<カルメン>指揮:佐藤功太郎、  近江八幡市文化会館
出演:伊原直子、田口興輔、演奏:関西フィルハーモニー交響楽団
10月11日<山田一雄楽壇五十周年記念コンサート>オネゲル《ダヴィデ王》演出:実相寺昭雄、指揮:山田一雄、東京文化会館
出演:大倉由紀枝、伊原直子、吉田浩之、寺田農、演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団、合唱:晋友会合唱団
11月12日<山田一雄楽壇五十周年記念コンサート>オネゲル《ダヴィデ王》演出:実相寺昭雄、指揮:山田一雄、昭和女子大学人見記念講堂
出演:大倉由紀枝、伊原直子、吉田浩之、寺田農、演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団、合唱:晋友会合唱団
10月13日<山田一雄楽壇五十周年記念コンサート>オネゲル《ダヴィデ王》演出:実相寺昭雄、指揮:山田一雄、オーチャードホール 
出演:大倉由紀枝、伊原直子、吉田浩之、寺田農、演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団、合唱:晋友会合唱団
12月5日<東京都交響楽団第320回 定期演奏会>ファリャ:バレエ音楽《三角帽子》(全曲)に出演、指揮:大野和士、アルト:伊原直子、サントリーホール
12月22日《第九》「合唱つき」に出演、指揮:ハインツ・ワルベルク/N響 NHKホール
1991年
1月24日<東京都交響楽団・サントリーホール マーラー・シリーズ>マーラー《交響曲第8番》「千人の交響曲」指揮:若杉 弘、  サントリーホール
ソプラノ:佐藤しのぶ、大倉由紀枝、渡辺美佐子、アルト:伊原直子、大橋ゆり、林 誠(T.)、勝部太(Br.)、高橋啓三(Bs.)、合唱/晋友会合唱団、児童合唱/東京放送児童合唱団、合唱指揮:関屋 晋、児童合唱指揮:古橋富士雄、演奏:東京都交響楽団
2月22,24日<東京二期会オペラ劇場>ヴェルディ《リゴレット》マッダレーナ役で出演。演出:西澤敬一、指揮:北原幸男、 東京文化会館
出演:直野資、名古屋木実、田口興輔、伊原直子、高橋啓三、演奏:東京二期会オペラ劇場管弦楽団、合唱:二期会合唱団
2月の「リゴレット」、7月には「神々の黄昏」を歌い、殊に後者への出演で22年の年月をもって完結した二期会の〈リング〉四部作全部に出演した唯一の歌い手となり、名実共に日本を代表するプリマドンナとしての地位はより一層揺るぎないものとなる。
5月22日<新星日響合唱団・第136回定期演奏会>マーラー《交響曲第2番「復活」》に出演、サントリーホール
5月26日<新星日響合唱団・第136回定期演奏会>マーラー《交響曲第2番「復活」》に出演、東京芸術劇場
7月13,19日二期会公演《神々の黄昏》ヴァルトラウテ役で出演。字幕付原語上演。指揮:若杉弘、演出:西澤敬一、神奈川県民ホール
7月ワーグナー《神々の黄昏》を歌い二期会の<リング>四部作全部に出演した唯一の歌い手となった。
9月26日,28日<東京都交響楽団第335回 定期演奏会>マーラー《交響曲第2番「復活」》に出演、東京文化会館
指揮:エリアフ・インバル、ソプラノ/佐藤しのぶ、アルト/伊原直子、合唱/東京音楽大学
10月18日<東京都交響楽団/サントリーホール マーラー・シリーズ特別演奏会>マーラー《大地の歌》にソリストで出演、
指揮:若杉 弘、アルト/伊原直子、テノール/田代 誠、サントリーホール
1992年
2月23日「わかち合おう、歓びを」、指揮:石丸寛、管弦楽:祝祭管(東京交響楽団 、 新日本フィル
3月7日<東京二期会公演>ビゼー《カルメン》演出:木村光一、指揮:ジェローム・カルタンバック、 東京文化会館
出演:伊原直子、川上洋司、水ノ江友史子、直野資、大野光彦、演奏:新星日本交響楽団、合唱:二期会合唱団
5月8日《第九》「合唱つき」に出演、指揮:マティアス・クンチ/N響 NHKホール
8月2日,3日<東京都交響楽団プロムナードコンサートNo.236>夏休みオーケストランド―バルセロナの夢~に出演、
指揮とお話/山本直純、メゾソプラノ/伊原直子、ギター/福田進一、サントリーホール
9月18日<オペラコンチェルタンテ・シリーズ第2回>ツェムリンスキー《フィレンツェ悲劇》に出演、伊原直子(MS)、多々羅ゆき夫(Br)、若本明志(T)、森由美(ダンサー)、大野和士/東京フィルハーモニー交響楽団、オーチャードホール
10月24日<新星日響合唱団・第164回定期演奏会>《カルメン・抜粋》に出演、東京芸術劇場
1993年
2月21日「苦悩をへて歓喜へ」、指揮:石丸寛、管弦楽:祝祭管(東京交響楽団 、 新日本フィル
5月29日<東京二期会公演>モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》演出:中村敬一、指揮:ヴォルフディーター・マウラー、  オーチャードホール
出演:東城弥恵、山本真由美、佐橋美起、伊原直子、吉田美夏、演奏:新星日本交響楽団、合唱:二期会合唱団
11月18日<東フィル・オペラコンチェルタンテシリーズ>ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》演出:大野和士、指揮:マルク・スーストロ、 オーチャードホール
出演:近藤伸政、豊田喜代美、河野克典、伊原直子、安陪恵美子、演奏:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:東京オペラシンガーズ
12月22日《第九》「合唱つき」に出演、指揮:エリアフ・インバル/N響 NHKホール
1994年
2月20日「第九との出会い10年」、指揮:石丸寛、管弦楽:祝祭管(東京交響楽団 、 新日本フィル
4月25,26日<東京都交響楽団・東京芸術劇場シリーズ作曲家の肖像/マーラー>マーラー《交響曲第3番》指揮/エリアフ・インバル、  東京芸術劇場
伊原直子(A.)、女声合唱:武蔵野音楽大学、合唱指揮:松井 徹、児童合唱:東京放送児童合唱団、合唱指揮:古橋富士雄、ポストホルン:福田善亮、トロンボーン:小田桐寛之、
7月16日<東京二期会公演>ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》演出:西澤敬一、指揮:トゥリオ・コラチョッポ、 東京文化会館
出演:岩井理花、田口興輔、直野資、伊原直子、小鉄和広、演奏:新星日本交響楽団、合唱:二期会合唱団
10月19日<東京都交響楽団第396回 定期演奏会>ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》にソリストで出演、東京文化会館
指揮:若杉 弘、渡辺美佐子(S.)、伊原直子(A.)、福井 敬(T.)、木村俊光(Bs.)、合唱/晋友会合唱団、合唱指揮:関屋 晋
1995年
4月2日「心新たに歓びの時を求めて」、指揮:大友直人、管弦楽:祝祭管(東京交響楽団 、 新日本フィル
11月16日<第475回東京定期演奏会>ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》 ニ長調 op.123指揮:ジャンルイジ・ジェルメッティ、  サントリーホール
出演:澤畑恵美(S.)、伊原直子(A.)、錦織 健(T.)、ス:池田直樹(Bs.)、合唱:東京音楽大学、演奏日本フィルハーモニー交響楽団
12月20日<第130回横浜定期演奏会>ベートーヴェン《交響曲第9番》 ニ短調 op.125「合唱」 指揮:広上淳一、日本フィルハーモニー交響楽団、  神奈川県民ホール
出演:ソプラノ:塩田美奈子、伊原直子(A.)、田中 誠(T.)、高橋啓三(Bs.)、合唱:東京音楽大学
1996年
2月18日「明日のために感動をわかち合おう」、指揮:大友直人、管弦楽:祝祭管(東京交響楽団 、 新日本フィル
2月24日<東京二期会公演>ビゼー《カルメン》演出:栗山昌良、指揮:ジェローム・カルタンバック、  東京文化会館
出演:伊原直子、福井敬、大島幾雄、澤畑恵美、山本真由美、演奏:新星日本交響楽団、合唱:二期会合唱団、杉並児童合唱団
2月26日<東京二期会公演>ビゼー《カルメン》演出:栗山昌良、指揮:ジェローム・カルタンバック、  東京文化会館
出演:伊原直子、福井敬、稲垣俊也、足立さつき、山本真由美、演奏:新星日本交響楽団、合唱:二期会合唱団、杉並児童合唱団
3月14日<第478回東京定期演奏会>ベルリオーズ:劇的交響曲《ロメオとジュリエット》 指揮:小林研一郎、 演奏:日本フィルハーモニー交響楽団、 サントリーホール
出演:伊原直子(A.)、吉田伸昭(T.)、田中勉(Br.)、合唱:ハンガリー国立合唱団
1997年
2月23日「歓喜の歌声響きわたる街すみだ」、指揮:大友直人、管弦楽:祝祭管(東京交響楽団 、 新日本フィル
3月12日<名古屋フィルハーモニ交響楽団第224回定期演奏会>ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》指揮:ハンス=マルティン・シュナイト、 名古屋市民会館大ホール
菅英三子(S.)、伊原直子(A.)、五郎部俊朗(T.)、多田羅迪夫(Br.)、合唱/グリーン・エコー、合唱指揮:高橋昭弘、河辺泰宏、荻野砂和子 、朝枝信彦()
10月10,12日<新国立劇場公演>團伊玖磨《建TAKERU》委嘱作品・初演、演出:西澤敬一、指揮:團伊玖磨、   新国立劇場オペラ劇場
出演:福島明也、林 康子、山口俊彦、小林一男、伊原直子、演奏:東京交響楽団、合唱:東京混声合唱団、日本オペラ協会合唱団
2000年
3月16日<名古屋芸術大学音楽学部公演>ビゼー《カルメン》演出:池山奈都子、指揮:古谷誠一、   愛知県芸術劇場
出演:伊原直子、演奏:名古屋芸術大学オーケストラ、合唱:名古屋芸術大学
2001
10月14日<2001ビエンナーレいしかわ秋の芸術祭>《カルメン》カルメン役で出演。字幕付原語上演、演奏会形式 指揮:ジャン・ルイ・フォレスティエ、演出:池田直樹、石川県立音楽堂コンサートホール
2002年
3月31日<熊本シティ・オペラ協会>《カルメン》カルメン役で出演。指揮:、イタロ・ヌンツィアータ、熊本市民会館大ホール
6月4日<二期会創立50周年記念30日連続演奏会>の「トリ」として、佐々木典子(ソプラノ)とのジョイントリサイタルに出演  サントリーホール
10月 コンセール、マロニエ審査員(2003年、2008年)
2003年
4月二期会理事(財)二期会オペラ振興会理事(2007年3月まで)
4月文部科学省大学設置審議会委員(音楽)(2005年3月まで)
10月全日本音楽コンクール審査員(2004年10月まで)
10月瀧廉太郎コンクール審査員(現在に至る)
2006
1月 大曲新人コンクール審査員(2009年 1月まで)
3月26日ビゼー《カルメン》カルメン役で出演。日本語上演、指揮:、樋本英一、演出:直井研二、君津市民文化ホール
2007年
4月東京二期会オペラ幹事(現在に至る)
5月13日新星合唱団モーツァルト《レクィエム》に出演、東京芸術劇場大ホール
6月日本演奏連盟理事(2009年5月まで)
9月日本声楽家協会理事(現在に至る)
9月東京芸術大学教育研究評議員(現在に至る)
2008年
3月モーツァルトコンクール審査員
6月日生劇場オーディション審査員(現在に至る)
11月宮日コンクール審査員(現在に至る)
2009年
3月シュガーホール新人コンクール審査員(現在に至る)
6月飯塚新人音楽コンクール審査員(現在に至る)
6月日本演奏連盟常任理事(現在に至る)
2011年
4月A.B.C 新人オーディション審査員
5月武蔵野音楽大学 公開レッスン(ベートーヴェンホールにて)
6月静岡国際オペラ・コンクール審査員
2012年
3月19日東京藝術大学教授退任コンサートが東京藝術大学奏楽堂で開催された
<伊原直子 退任記念演奏会> 
1. 加藤のぞみ
2. 松井 彩乃
3. 林 眞美
  ピアノ:山口 佳代
4. 杣友 惠子
  ピアノ:奥 千歌子
5. 村松 稔之
  ピアノ:山口 佳代
6-7. 谷地畝晶子
  ピアノ :千葉かほる
  ヴィオラ:吉田篤
8-18.
 カルメン    伊原直子
 ドンホセ    西村 悟
 エスカミーリョ 小林大祐
 フラスキータ  松井彩乃
 メルセデス   加藤のぞみ 杣友惠子
 ピアノ 森島英子
4月3日<二期会創立60周年記念ガラ・コンサート> 指揮:下野竜也、演奏:東京交響楽団   東京オペラシティ コンサートホール
出演:幸田浩子、佐々木典子、澤畑恵美、安井陽子、横山恵子、伊原直子、林美智子、福井敬、樋口達哉、望月哲也、栗林義信、黒田博、宮本益光
2013年
9月<伊原直子独演会>日暮里サニーホール
2014年
9月<伊原直子独演会>日暮里サニーホール
2015年
3月28日日本声楽家協会設立20周年記念公演<東日本大震災復興に寄せるチャリティコンサート「明日へ」>第一部「希望への讃歌」《第九》第四楽章に出演、東京芸術劇場コンサートホール
6月27日<二期会WEEK@サントリーホール2015>オペラ《カルメン》ハイライト   サントリーホール ブルーローズ
出演:カルメン:伊原直子、ドン・ホセ:望月哲也、ミカエラ:羽根田宏子、エスカミーリョ:甲斐栄次郎、フラスキータ:三宅理恵、メルセデス:田村由貴絵
ピアノ:森島英子、構成・ナレーション:宮本益光
 ・ハバネラ《恋は野の鳥》
 ・闘牛士の歌「諸君の乾杯を喜んで受けよう」
 ・花の歌「おまえの投げたこの花を」
 ・カルタの歌
 ・ミカエラのアリア「何を恐れることがありましょう」
10月<伊原直子独演会>日暮里サニーホール
2016年
7月東京国際コンクール審査員
2017年
7月 静岡国際オペラ・コンクール審査員
びわ湖ホール アンサンブル審査員(年4回
10月瀧廉太郎コンクール審査員
10月10日日本演奏連盟/新進演奏家育成プロジェクト<声楽家のための公開マスタークラス>講師:伊原直子
【受講生・受講曲目】
※糀谷栄里子/京都市立芸術大学大学院修了  伴奏/織井香衣
 ドニゼッティ/歌劇《ラ・ファヴォリータ》より“ああ、私のフェルナンド”
※吉原 朋子/洗足学園音楽大学卒業  伴奏/朴 令鈴
 ブラームス/《五月の夜》
※金子 紗弓/東京音楽大学大学院修了  伴奏/前田美恵子
 ロッシーニ/歌劇《セヴィリアの理髪師》より“今の歌声は”
※丹呉由利子/昭和音楽大学大学院修了  伴奏/古瀬安子
 ベッリーニ/歌劇《カプレーティ家とモンテッキ家》より “たとえロメオがご子息を殺したとしても”
東京オペラシティ リサイタルホール
2019年
9月6日<独演コンサート2019第140回:伊原直子(アルト)>   日暮里サニーホール コンサートサロン
出演:伊原直子(アルト)、森島英子(ピアノ)
〈第一部〉
ベートーヴェン《汝を愛す》《悲しみの喜び》
モーツァルト《すみれ》《ルイーズが不実な恋人の手紙を焼いた時》
シューベルト《笑いと涙》《悲しみ》《夕映えの中で》《シルヴィアに》
〈第二部〉
H.ヴォルフ《春だ》《捨てられた乙女》《祈り》《ヴァイラの歌》《アナクレオンの墓》《さようなら》《私の巻き毛の陰で》《隠棲》
2019年
9月6日<日本声楽家協会・独演コンサート:《伊原直子アルト》>  日暮里サニーホールコンサートサロン
出演:伊原直子、森島英子(Pf.)                                                                                
10月<伊原直子独演会>日暮里サニーホール
コンサートへの出演も精力的で、とりわけマーラーのスペシャリストとしての名声が高く、主要オーケストラとの共演も多数に及ぶ
2020年
9月8日<日本声楽家協会・独演コンサート2020第154回《伊原直子アルト》>   日暮里サニーホール・コンサートサロン
出演:伊原直子、森島英子(Pf.)
2020年文化庁長官表彰受賞。永年にわたり、声楽家として活躍するとともに、後進の育成にも努め、日本の芸術文化の振興に多大な貢献をしていると評価を受ける。
コンサートへの出演も精力的で、とりわけマーラーのスペシャリストとしての名声が高く、主要オーケストラとの共演も多数に及ぶ

6.主な作品

CD2枚組 マーラー:交響曲第2番『復活』読売日本交響楽団 指揮:ロリン・マゼール ソプラノ:片岡啓子、アルト:伊原直子、武蔵野音楽大学合唱団、合唱指揮:佐久間哲也 2019/4/30 読売日本交響楽団アーカイブ/東武レコーディングズ
CD2枚組 マーラー:交響曲第2番『復活』大阪フィルハーモニー交響楽団 指揮:朝比奈隆、ソプラノ:豊田喜代美 、アルト:伊原直子、武庫川女子大学音楽学部、関西学院グリークラブ 2010/10/6 King Records
CD16枚組 若杉/都響 マーラー交響曲全集 東京都交響楽団 指揮:若杉弘、ソプラノ:佐藤しのぶ、大倉由紀枝、大橋ゆり、渡辺美佐子、アルト:伊原直子、テノール:林誠、田代誠、バリトン:勝部太 1997/1/25 フォンテック
CD マーラー:交響曲『大地の歌』大阪フィルハーモニー交響楽団、指揮:朝比奈隆、テノール:林誠、アルト:伊原直子 2001/1/17 ポニーキャニオン
CD マーラー:交響曲『大地の歌』大阪フィルハーモニー交響楽団、指揮:朝比奈隆、テノール:林誠、アルト:伊原直子 2010/10/6 King Records
CD2枚組 ヘンデル :メサイア (全曲)東京カンマーオーケストラ 指揮:高橋大海 大沼美恵子・伊原直子・小林大作・河野克典他、合唱 初音会 2003/9/25 ナミ・レコード
CD2枚組 ベルリオーズ : 劇的交響曲 『ロメオとジュリエット』日本フィルハーモニー交響楽団 指揮:小林研一郎 、アルト:伊原直子、テノール:吉田信昭、バス:田中勉、ハンガリー国立合唱団 1997/1/18 ポニーキャニオン
CD ブルックナー :ミサ曲第3番 大阪フィルハーモニー交響楽団、指揮:朝比奈隆、ソプラノ:中沢桂、アルト:伊原直子、他 T.C.F.cho. 1987/6/21 ビクターエンタテインメント
ベートーヴェン : 交響曲第9番ニ短調 『合唱』、『ミサ・ソレムニス』新日本フィルハーモニー交響楽団、指揮:朝比奈隆、ソプラノ:岡坊久美子、アルト:伊原直子、西明美、テノール:林誠、市原多朗、バリトン:多田羅迪夫 、バス:高橋啓三
DVD NHKクラシカル 朝比奈隆 NHK交響楽団 ベートーベン 交響曲第9番ニ短調『合唱つき』片岡啓子、伊原直子、小林一男、勝部太 2007/12/21 NHKエンタープライズ

7.初演

1月28日<二期会>ワーグナー《ライン黄金》エルダ役で出演。日本初演。指揮:若杉弘、演出:内垣啓一、東京文化会館

8.関連動画

歌劇《カルメン》より「ハバネラ」伊原直子(アルト)

歌劇《アイーダ》より「おまえの国の軍隊の運命は」
ソプラノ 林康子
アルト  伊原直子

マーラー《交響曲第2番》「復活」第4楽章『原光』
指揮:小澤征爾、アルト独唱:伊原直子、演奏:ボストン交響楽団

<NHK交響楽団第959回定期演奏会>マーラー 交響曲《大地の歌》
出演:伊原直子(A.)、小林一男(T.)、指揮:ベリスラフ・クロブチャール/NHK交響楽団(1985 4 24 Live)

R.シューマン「献呈」作品25-1
アルト:伊原直子、ピアノ:森島英子
2020年8月19日 スタディオ・アマデウス

R.シューマン作曲「間奏曲」作品39-2
アルト:伊原直子、ピアノ:森島英子
2020年8月19日 スタディオ・アマデウス

C.W.グルック作曲《オルフェオとエウリディーチェ》より「エウリディーチェを失って」
アルト:伊原直子、ピアノ:森島英子
2020年8月19日 スタディオ・アマデウス

J.ブラームス作曲「言づて」作品47-1
アルト:伊原直子、ピアノ:森島英子
2020年8月19日 スタディオ・アマデウス

R.シューマン作曲「ズライカの歌」作品25-9
アルト:伊原直子、ピアノ:森島英子
2020年8月19日 スタディオ・アマデウス

J.ブラームス作曲「セレナーデ」作品106-1
アルト:伊原直子、ピアノ:森島英子
2020年8月19日 スタディオ・アマデウス

聖徳大学音楽学部演奏学科声楽コース伊原直子先生公開レッスン風景
聖徳大学音楽学部演奏学科声楽コースの伊原直子先生の公開レッスン風景です。
大学4年生、大学院前期課程1、2年生の学生がレッスンを受けています。
『愛する彼のために』〜オペラ《アルジェのイタリア女》より G.ロッシーニ
『苦い喜び、甘い苦悩』〜オペラ《アドリアーナ・ルクヴルール》より F.チレア
『私の愛する人よ』〜オペラ《ロンバルディア王妃ロデリンダ》より G.F.ヘンデル
『ズライカの歌』〜《ミルテの花》 Op.25-9 R.シューマン
《すみれ》 W.A.モーツァルト

参考文献:http://www.geidai.ac.jp/staff/fm006j.html/伊原 直子(いはら なおこ) / https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E5%8E%9F%E7%9B%B4%E5%AD%90/伊原直子 / https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/archive/det.html?data_id=117/サントリー・ホール・アーカイブ最終アクセス2020年9月4日 / https://japanphil.or.jp/concert/history/これまでの演奏会 | 日本フィルハーモニー交響楽団 / http://opac.lib.geidai.ac.jp/opc/en/recordID/catalog.bib/XB91013966?hit=8&caller=xc-search/日本の歌曲1900-'64 [音研セ] | 東京藝術大学附属図書館 OPAC,、最終アクセス2020年9月4日  /