生没年born and died・出身地・歿地・墓地
サヴァリッシュ, ヴォルフガング 生誕 Birth
Sawallisch, Wolfgang
1923年8月26日 ドイツ、バイエルン州ミュンヘン生まれ
Geboren am 26. August in München
2013年2月22日 ドイツ南部グラッサウの自宅で死去
verstorben am 22. Februar in Grassau
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目次(クリックまたはタップで各項目にジャンプします。)
- 1.職業 Profession
- 2.栄誉・称号 Titled
- 3.人物・経歴の概要
- 4.家系 Life story(japanese)
- 5. サヴァリッシュ歴史年譜 Life story(japanese)
- 6.主な作品 Recording highlights( Record label )
- 7.その他 Other matters
- 8.初演
- 9.関連動画<Live concert in Japan>
- 9.視聴者によるリクエスト曲 Requested music by viewers
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- 11.サヴァリッシュ演奏会記録 Sawallisch, Wolfgang CONCERT ARCHIVE
1.職業 Profession
ドイツの指揮者・ピアニスト
deutscher Dirigent und Pianist
【楽歴】
5歳からピアノのレッスンをペダル先生から受け始める
11歳ハンス・ザクセ(Hans Wolfgang Sachse )にピアノのほかに管弦楽法、楽式論等も教わる。
18歳ヴォルフガング・ルオフ教授Wolfgang Ruoffのレッスンを受ける。
22歳ミュンヘン音楽院入学し3ヶ月後に卒業。
アウグスブルク市立歌劇場コレペティトア。
1948年アウグスブルク市立歌劇場コレペティトア兼任指揮者。
1951年アウグスブルク市立歌劇場オペラとコンサート第一指揮者。
1953年アーヘン市立歌劇場音楽総監督就任。
1953年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を初指揮。
1954年ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの葬儀でベルリン・フィルの追悼演奏を指揮。
1957年ロンドン・デビュー(エリーザベト・シュヴァルツコップの伴奏者)。
バイロイト音楽祭出演《トリスタンとイゾルデ》を指揮(1957-1962)
1958年ヴィースバーデン市立歌劇場音楽総監督就任(1958-1960)
1960年ケルン市立歌劇場音楽総監督就任。
ケルンの音楽監督時代にケルン音楽大学指揮科の教授。
ウィーン交響楽団首席指揮者就任(1960-1970)
フィルハーモニア管弦楽団を指揮
1961年ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団音楽総監督(1961-1973)
1964年米国カーネギーホールでウィーン交響楽団を指揮してブルックナー《交響曲第3番》を演奏。
NHK交響楽団を初指揮。
1965年ミラノ・スカラ座で《ロ-エングリン》指揮
1967年NHK交響楽団名誉指揮者就任(1967-1994)
1971年バイエルン国立歌劇場音楽総監督就任
(1982-1993)
バイエルン州立管弦楽団音楽総監督(1971-1992)
スイス・ロマンド管弦楽団首席指揮者(1973‐1980)
1993年フィラデルフィア管弦楽団音楽監督就任(1993-2003年)
1994年NHK交響楽団桂冠指揮者就任(1994-2004)
2.栄誉・称号 Titled
<受章・賞>
バイエルン科学芸術マクシミリアン勲章
<名誉>
バイエルン国立歌劇場名誉会員
3.人物・経歴の概要
【人物・経歴の概要】
・サヴァリッシュの家系は1850年頃まで遡ると、三代から四代前にはドイツ国民であることが家系調査により判明している。
・祖父はヴッペルタール・エルバーフェルトWuppertal Elberfeldの聾唖学校Schule fŪr Taubstummeの校長をしていた。
・1923年8月26日サヴァリッシュはドイツ、ミュンヘン、ノイハウゼンのボートマー通り21番地のアパート2階でサヴァリッシュ家の二男として生れた。
・父ヴィルヘルムと母マリア、5歳上に兄はヴェルナーがいた。
・父はミュンヘンのハンブルク・ブレーマー火災保険会社の取締役であった。
・5歳からサヴァリッシュはピアノのレッスンをペダルから受け始めた。
・6歳ヴィンティール小学校入学し、4年で卒業した。
・ヴィッテルスバッハ中高等学校入学(10-18歳)
・10歳頃ミュンヘンの青少年音楽コンクールのピアノ部門に参加し、シューベルト《即興曲編イ長調》を弾き第一位となる。
・11歳ミュンヘン高等音楽院教授で和声学、対位法、作曲法を教えていたザクセ教授にピアノのレッスン後に管弦楽法、楽式論等も教わった。
・14歳歳バイエルン放送局青少年放送の子供番組合唱歌手として出演するようになる。
・17‐18歳頃、初めて作曲を試みる。そうしたなかザクセ教授の作曲した交響曲からピアノ・スコアを作ることで総譜からいかに演奏可能なピアノ譜を作るかという練習を積む。ザクセ教授からオーケストラがどんなに響くか、何が主要なのか、ハーモニーの、リズムの骨格がどこにあるのか、そしてそれをいかにして総譜から読み取るかを学んだ。
・ザクセ教授からミュンヘン高等音楽院教授で教えているヴォルフガング・ルオフ教授Wolfgang Ruoffを推薦されレッスンを受け始める。
・19歳召集を受け、初年兵としてアウクスブルクの歩兵部隊に入隊。
無線分隊長用の下士官養成コースで学び無線分隊長となる。パリ近くへ配置された。その後ベルギーのオストエンデ、やがてオランダのヴァルヘレスへと回される。そしてイタリアのアペンニン山脈へと配置された。戦況不利となり北へ北へと退却し、ポー河まで退却しアルプスに着く。終戦となるが部隊は解散せず降伏しない。米軍の最後通告は解散か捕虜になるかであった。中隊長が来て『戦争は終わった。降伏しろ、これが帰途へのいちばん安全な道だ』との米軍の言葉を信頼するのがよいと思うと捕虜となることを勧めた。
・1944年4月サヴァリッシュ等は降伏し米軍のトラックでイギリス人部隊のテント収容所に入れられた。10月再び米軍に引き取られた。
・1945年5月ミュンヘンに近い除隊兵収容所に入れられ2~3日で書類が出来上がりミュンヘン、シュタッホス広場で解放され復員した。
・帰還後、ミュンヘン音楽院の入学手続きをする。まず1学年の試験を受けたが教授達は試験結果を見て『君は最終学年へ行きなさい。そして早く卒業するようにしなさい。君がここでもっと学ぶものがあると思うのかね?』そして3ヶ月後に卒業した。
音楽院は短期間であったが、作曲法のヨーゼフ・ハース校長、音楽学のハンス・メルスマン教授、ピアノのヴァルター・ゲオルギイ教授等を知ることが出来た。
卒業試験の前ごろヴァルター・ゲオルギイ教授が来て”アウグスブルクの市立歌劇場でコレペティトアとして仕事を始める気はないかね”と尋ねられる。”アウグスブルク市の音楽監督をしているフリップ・シュネルと親しくしており、彼から”ピアノ科の学生でコレペティトアとして始めてゆくゆくは指揮者になりたいと思う学生はいないか”と訊いてきと言うことだった。
・1946年アウグスブルク市の音楽監督フリップ・シュネルの家に招かれ、ピアノを弾く。さらに、初見で《フィガロ》を弾く。シュネルはニヤリとすると《ばらの騎士》の第一幕への序奏の楽譜を置いた。サヴァリッシュは熱心に弾き、シュネルはすっかり驚いていた。と語っている。これが面接試験であった。
・1947年1月1日アウグスブルクに採用され、アウグスブルクのリューブザーメン家に家具付きの部屋を借りて月200マルクの報酬で契約書が交わされた。
・1947年アウグスブルク市立劇場の2日目に第二ピアニストが病気になり代役に指名される。このベナッキーのジングシュピール《魅惑的な娘さん》の伴奏はその後もピアニストの病気が治っても続けることになる。次のベナッキーの《姉と私》の新演出と指揮がヴォルフガングに回って来た。
朝9時からコレペティトアとして任務を果たし手際よく劇場の仕事は進められていった。オペレッタ《マダム・デュバリイ》で指揮をしたが片手間の仕事で、契約はまだコレペティトアのままだった。この下積みの身分から、たたき上げてサヴァリッシュは『どうしたら自分の考えをもっとよくオーケストラに伝えられるのかを見つけ出そうと試みた。自分がねらう効果を出すためには、何をしなければならないかということを、つかみ取った。楽団員と一体となり、歌手たちとともに仕事し、舞台とオーケストラの動きを技術的に結びつけるにはどうしたらよいかを学ぶことができた』と語っている。オペラ《ヘンゼルとグレーテル》で指揮者デビューを果たし、続けてこの曲目の指揮を任された。次はオペラ《リゴレット》を指揮することになる。
・1951年『ザルツブルク音楽祭でフルトヴェングラーがウィーン・フィルとブルックナーの《交響曲第5番》のリハーサルをしているのを見る。彼がどのように仕事し、どのように表現へと仕上げていくのかを目の当たりに見ることになる。サヴァリッシュは云う「第5番の初めの部分、コントラバスとチェロのピッツィカートの部分をよく記憶しています。彼はひと言も言わずに8回か10回繰り返させたと思います。なぜ中断するのか?フルトヴェングラーは直さず、コメントを言わず、黙ったままでした。ひと言も言わないのです。8回とも。しかし、8回目に彼が中断せず続けて演奏させたとき、私たちは彼がなぜ中断したかを悟ったのでした。それは一回目に比べると黒と白ほど違ったものになっていたのです。彼が伝達したものは、まさに表現の力だったのです。』と語っている。
サヴァリッシュはアウグスブルク市立歌劇場のオペラとコンサートの第一指揮者に就任していた。
・1954年フルトヴェングラーが亡くなったとき、ベルリン・フィル告別式にゲルハルト・フォン・ベスターマン(ベルリン・フィル支配人)はサヴァリッシュを追悼演奏会指揮者に招いた。
・1955年アーヘンで初めて《トリスタン》を指揮。この時、ヴォルフガング・ワーグナーがアーヘンに来て《トリスタン》を聴き、1957年のバイロイト音楽祭での《トリスタン》の開幕公演に招く。ミュンヘンに招かれプリンツ・レゲンテン劇場で指揮した。
・エディンバラ音楽祭でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、国際的なブレイクを果たして以来、サヴァリッシュは西ヨーロッパ各地のコンサートに客演指揮者として招かれた。
・1957年バイロイト音楽祭(1957-1962)で《トリスタンとイゾルデ》を指揮。このときトリスタン役のヴォルフガング・ヴィントガッセンがある日、「あなたがオケ・ピットで総譜を開いているのを見て安心しました。・・・」と言った。
・サヴァリッシュは言う『奏者たちが自分の出番を間違わないよう、いつも小節を数える必要のないように小さな指示を与えてもらうことが出来たらと期待しているのは、もっともだと思います。大きなラインを見失うことなしに、これらすべてを頭のなかに入れておくのはほぼ不可能に近い事です。すべての奏者、出演者たちにこの種の指示をすることは、彼らが最も本質的なことに集中するために大きな助けになるのです』(1957年)
・1964年サヴァリッシュは、ニューヨークのカーネギーホールでウィーン交響楽団を指揮して、当時アメリカではほとんど知られていなかったブルックナー《交響曲第3番》を演奏し、絶賛された。これらのツアーは、膨大なレパートリー、異例の過密なコンサートスケジュール、そして6週間にわたる毎日長時間のバス移動であった。
・西ドイツ政府の要望でオーケストラとポーランドへ演奏旅行。ワルシャワ・フィルハーモニーでハンブルク管を指揮。
・11月NHK交響楽団の招きで初来日しNHK交響楽団を指揮した。
・1979年4月来日し、フィッシャー・ディスカウ第6回来日公演ではピアノを伴奏した。また4月25日-5月18日までNHK交響楽団を指揮した。
・。その後もサヴァリッシュ夫妻は毎年のように日本を訪れ、2004年まで同楽団を指揮した。
2013年2月22日 ドイツ南部グラッサウの自宅で死去
4.家系 Life story(japanese)
先祖 Vortahr
1. サヴァリッシュ家の家系は1850年頃まで遡ると、三代から四代前にはドイツ国民であることが家系調査により判明している
2. 祖父はヴッペルタール・エルバーフェルトWuppertal Elberfeldの聾唖学校Schule fŪr Taubstummeの校長をしていた
3. 父ヴィルヘルムWilhelm Sawallischは父はミュンヘンのハンブルク・ブレーマー火災保険会社München Direktor der Hamburg-Bremer-Feuerversicherungの取締役であった。母の名はマリアMaria。5歳上の兄はヴェルナーWernerという。
5. サヴァリッシュ歴史年譜 Life story(japanese)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ、以後(サヴァリッシュと呼ぶ)は、ミュンヘン、ノイハウゼンのボートマー通り二十番地のアパート二階でサヴァリッシュ家の二男として出生。父の収入は良く中産階級に相応しく、家計は倹約を心掛けていた
1928年両親に連れられ家族で祖父の誕生日祝いに行く。祖父の家でピアノに初めて出会う。母の歌ってくれた童謡を鍵盤上で音を見つけ弾き始めていたところ、祖父や家族が聴きつけ祖父は父に、” あの子があんなに目を輝かせてピアノでメロディーを見つけようしていたところなどを見ると、私だったらこの能力を伸ばしてやろうとするね ” と話す。サヴァリッシュは当時の出来事について語っている。父はこれを実行し、5才からピアノのレッスンをペダル先生から受け始める
1929年6歳
ヴィンティール小学校入学
1933年10歳
1月猩紅熱に罹る
・小学校4年で卒業し、ヴィッテルスバッハ(Wittelsbacher Gymnasium)中高等学校入学。
担任の先生からクラス委員に指名される(卒業まで指名は続いた)。10才から18才まで義務付けられた学校外の放課後における地域のナチス党内の青少年組織・「ヒトラーユーゲント」のドイツ少年団に加入する。ここで歌の伴奏や合唱指揮をする。年に2回、両親の夕べの音楽会ではピアノを弾いた。
・この頃、ミュンヘンの青少年音楽コンクールのピアノ部門に参加し、シューベルトの《即興曲編イ長調》を弾き第一位となった。
1934年11歳
・サヴァリッシュの両親は非常に音楽に関心を持っていたようだ。ミュンヘン・オペラ、オデオン楽堂、トーンハレの両コンサート・ホールのフィルハーモニー定期会員となっていた。
・この年、サヴァリッシュ少年は、両親の持っていたナツィオナル劇場の定期予約席で初めてオペラ《ヘンゼルとグレーテル》を見てオーケストラの指揮者に魅了される。
・音楽への関心は指揮への関心に変わり、両親に ” ピアノを二番目に、指揮を一番にやりたいと決心を話す。ペダル先生の ” これ以上教えるものはありません。先生を変えなさい ” と両親に説明する。後継者ロッテ・ザクセ夫人の最初のレッスンを前にサヴァリッシュは指揮者になりたいがそれには何が必要かを先生に訊ねたという。彼女の夫ハンス・ザクセ(Hans Wolfgang Sachse )はミュンヘン高等音楽院の教授で和声学、対位法、作曲法を教えていた。ザクセ教授は、週一回のピアノのレッスンが終わったあとに教授の授業を受けることをサヴァリッシュに提案。サヴァリッシュは両親の承諾を受ける。それからは両親から総譜を幾度となくプレゼントされ、指揮者として後年まで使うようになったという。ザクセ教授からは管弦楽法、楽式論等も教わった。
・ヒトラー・ユーゲントの若者たちへの軍事教練がますます集中的にされるようになり、自分の性に合わなくなってくると「芸術班」に救いを求めた。そこにはオーケストラがあり、新しい歌が流行ると四声や八声の楽章をつけ自分で楽譜を書き、自ら指揮をした。足りない楽器のパートは自分でピアノを弾いて補ったとサヴァリッシュはいう
1937年14歳
・バイエルン放送局の子供番組の仕事をしていたメヒトヒルト(後のサヴァリッシュ夫人)は青少年放送の主任と合唱歌手を探しているときに、サヴァリッシュはメヒトヒルトの目にとまりミュンヘン放送の子供番組に出演するようになる。
・この頃は、学校が終わった午後に、オスヴァルト・カバスタ、アドルフ・メネリッヒ、ジークメント・フォン・ハウスエッガ等のオーケストラのリハーサルやゲネプロがあると聴きに出かけた。そして多くのレパートリーを習得し、各指揮者の指揮法を学ぶことができたとサヴァリッシュは言う。
1940年17‐18歳
・初めて作曲を試みる。そうしたなかザクセ教授の作曲した交響曲からピアノ・スコアを作ることで総譜からいかに演奏可能なピアノ譜を作るかという練習を積む。ザクセ教授からオーケストラがどんなに響くか、何が主要なのか、ハーモニーの、リズムの骨格がどこにあるのか、そしてそれをいかにして総譜から読み取るかを学ぶ。
・その後ザクセ夫人から ” もう教えることはなくなったから、これ以上先に進みたいと思うのなら他の先生を探しなさい ” と言われミュンヘン高等音楽院教授でローズル・シュミットを推薦されたが、コンサート・ピアニストでもあったため忙しく、音楽院で教えているヴォルフガング・ルオフ教授Wolfgang Ruoffを推薦されレッスンを受け始める。
1942年19歳
・大学入試資格試験直後に召集を受け、初年兵としてアウクスブルクの歩兵部隊に入隊。
・教練が始まると、特殊任務に就くため解放される。放送局が国民慰問の為にドイツ巡業を企画し、サヴァリッシュにバッハの《イタリア協奏曲》を弾くようにという放送局からアウクスブルクの国防軍部隊に要請がありコンサート旅行の機会を与えられる。
8月帰隊後報告に行くと、2~3日前に部隊がスターリングラードへ出動。そのまま一人も戻らないことを知る。サヴァリッシュは音楽に生命を助けられたと語っている。
・やがて、無線分隊長用の下士官養成コースをミュンヘンのフライマンで受け無線分隊長となる。運転士、無線士と分隊長(下士官)のサヴァリッシュらは対戦車部隊の前哨偵察係として、パリ近くへ配置された。その後ベルギーのオストエンデ、やがてオランダのヴァルヘレスへと回される。そしてイタリアのアペンニン山脈へと配置された
1943年20歳
・連合軍がシシリー島に上陸してから北へ北へと退却を重ねる。
1944年21歳
10月イタリア戦線ロニゴでドイツ軍に徴発された家にドイツ軍将校が住むようになり、サヴァリッシュは将校に連れられてこの家で、ピアノを弾くことが出来た。彼はそれからはロニゴに留まった期間毎日この家を訪れ、ピアノを弾いたという。
・米軍の攻撃によりポー河まで退却しアルプスに着く。
・戦争は終わっていたが部隊を解散していないため攻撃を受けていた。
・米軍の最後通告は解散か捕虜になるかであった。中隊長が来て『戦争は終わった。降伏しろ、これが帰途へのいちばん安全な道だ』との米軍の言葉を信頼するのがよいと思うと捕虜となることを勧めた。
4月サヴァリッシュ等は降伏し米軍のトラックでイギリス人部隊のテント収容所に入れられる。
10月再び米軍に引き取られ汽車でトゥトゥラーノから南ドイツのバート・アイブリングまで運こばれた。
1945年22歳
5月ミュンヘンに近い除隊兵収容所に入れられ2~3日で書類が出来上がりミュンヘン、シュタッホス広場で解放される。マリーエン広場から、マクシミリアン通り、タッテンバッハとリービッヒ通りの角を曲がるとその建物が私の目に入りました。とサヴァリッシュは語っている。5階まで上がりベルを鳴らす。ドアを開けたのは母。母の背後に兄のヴェルナーが姿を現した。とサヴァリッシュは我が家に戻った時の様子を語っている。
・21才の復員だった。
・帰還後、ミュンヘン音楽院の入学手続きをする。まず1学年の試験を受けたが教授達は試験結果を見て『君は最終学年へ行きなさい。そして早く卒業するようにしなさい。君がここでもっと学ぶものがあると思うのかね?』そして三か月後に卒業した。
・音楽院は短期間であったが、作曲法のヨーゼフ・ハース校長(Joseph Haas)、音楽学のハンス・メルスマン教授、ピアノのヴァルター・ゲオルギイ教授等を知ることが出来た。
・卒業試験の前ごろヴァルター・ゲオルギイ教授が来て”アウグスブルクの市立歌劇場でコレペティトアとして仕事を始める気はないかね”と尋ねられる。”アウグスブルク市の音楽監督をしているフリップ・シュネルと親しくしており、彼から”ピアノ科の学生でコレペティトアとして始めてゆくゆくは指揮者になりたいと思う学生はいないか”と訊いてきと言うことだった。
1946年23歳
・アウグスブルク市の音楽監督フリップ・シュネルの家に招かれ、ピアノを弾く。さらに、初見でフィガロを弾く。シュネルはニヤリとすると「ばらの騎士」の第一幕への序奏の楽譜を置いた。サヴァリッシュは熱心に弾き、シュネルはすっかり驚いていた。と語っている。そして「1947年1月1日付けでアウグスブルクに採用する」と言った。アウグスブルクのリューブザーメン家に家具付きの部屋を借りて月200マルクの報酬で契約書が交わされた。
1947~1953年24‐30歳
アウグスブルク市立劇場の二日目に第二ピアニストが病気になり代役に指名される。このベナッキーのジングシュピール《魅惑的な娘さん》の伴奏はその後もピアニストの病気が治っても続けることになる。次のベナッキーの《姉と私》の新演出と指揮がヴォルフガングに回って来た。朝9時からコレペティトアとして任務を果たし手際よく劇場の仕事は進められていった。オペレッタ《マダム・デュバリイ》で指揮をしたが片手間の仕事で、契約はまだコレペティトアのままだった。この下積みの身分から、たたき上げてサヴァリッシュは『どうしたら自分の考えをもっとよくオーケストラに伝えられるのかを見つけ出そうと試みた。自分がねらう効果を出すためには、何をしなければならないかということを、つかみ取った。楽団員と一体となり、歌手たちとともに仕事し、舞台とオーケストラの動きを技術的に結びつけるにはどうしたらよいかを学ぶことができた』と語っている。オペラ≪ヘンゼルとグレーテル≫で指揮者デビューを果たし、続けてこの曲目の指揮を任された。次はオペラ≪リゴレット≫を指揮することになる。
1948年25歳
12月コレペティトア兼任の指揮者 Korrepetitor/conductorsとしての契約にサインする。さらにバレエとオペレッタの指揮者としての契約をする。
1949年26歳
・秋ゲルハルト・ザイツと二人でジュネーブ国際音楽コンクールのヴァイオリンとピアノのデュオ部門に応募し、マルセル・ドボ&エディ・セルキン組と一位なしの第二位を獲得し、八百スイス・フランの賞金をもらう。国境を越えてリンダウに着くと、税官吏から関税手続きをしなければならないと言われ、現金と表彰状を見せると没収された。税官吏は連合軍占領管理委員会法により金銭を無届でドイツに持ち込んだことにより、非合法に外貨を持ち込んだという事で、刑事訴訟手続きが取られることになると言う。この事件はエスカレートしバイエルン州の通産省で事件にあたることとなり、サヴァリッシュは連合軍当局から処分通告を受け、罰金を科せられる。やがて罰金を差し引いた残りの賞金を返却するとの通知を受ける。入賞したことでザイツ&サヴァリッシュのデュオ活動は活発となる。そうした中でも指揮者としてのアウグスブルク市立劇場の仕事は毎日、毎晩、指揮台に立ち毎回、違う曲目を指揮し、12月には一ヶ月に32回も指揮した。
1950年27歳
・ザルツブルク音楽祭でフルトヴェングラーの楽曲解釈講座を受講申し込む。健康上の理由でフルトヴェングラーがこれなくなり、代わりにイゴール・マルケヴィッチが講座をやることになる。2日目にマルケヴィッチに呼ばれ、”クラスを二つに分けるから他のひとつを君が受け持つことにしてくれないかね”と言われマルケヴィッチのアシスタントになる。
1951年28歳
・ザルツブルク音楽祭でもう一度マルケヴィッチのアシスタントとして講座に参加する。そこでフルトヴェングラーがウィーン・フィルとブルックナーの≪交響曲第5番≫のリハーサルをしているのを見る。彼がどのように仕事し、どのように表現へと仕上げていくのかを目の当たりに見ることになる。サヴァリッシュは云う「第5番の初めの部分、コントラバスとチェロのピッツィカートの部分をよく記憶しています。彼はひと言も言わずに8回か10回繰り返させたと思います。なぜ中断するのか?フルトヴェングラーは直さず、コメントを言わず、黙ったままでした。ひと言も言わないのです。8回とも。しかし、8回目に彼が中断せず続けて演奏させたとき、私たちは彼がなぜ中断したかを悟ったのでした。それは一回目に比べると黒と白ほど違ったものになっていたのです。彼が伝達したものは、まさに表現の力だったのです。」と語っている。この頃にサヴァリッシュはアウグスブルク市立歌劇場のオペラとコンサートの第一指揮者に就任していた
1952年29歳
・サヴァリッシュとメヒトヒルトMechthild Schmidは結婚を決意したが二人だけの秘密とした。メヒトヒルトは音楽大学で声楽を勉強していた。彼女の父親はパイプオルガン製作者で家には音楽大学の教授らが出入りしていた。彼女の父に乗用車オペルP4を貸してくれるよう頼み、新婚旅行はザルツブルクにコンサートを聴きに行くことにしていた。両親にもそのことについては知らせていなかった。
・暮れにアーヘン市立歌劇場の音楽総監督のポストが空きアーヘン側から応募書類を送るように催促される
1953年30歳
2月13日アーヘン市立歌劇場(- 1960年) Theater Aachen GMD(1953~1960)での一次試験として「タンホイザー」を指揮し、3月13日プロコフィエフの「古典交響曲」、ドボルジャークの「チェロ協奏曲」、ブラームスの「交響曲第4番」を指揮し3年の音楽総監督(ドイツにおける最年少GMD)契約を結び9月1日ヴェルディの「オテロ」を指揮しスタートを始めた。アーヘンではオーケストラに関する全ての管理業務がGMDに一任されていた。契約はその後2年間延長され1958年までと変更
1954年31歳
・フルトヴェングラーが亡くなったとき、ベルリン・フィル告別式にゲルハルト・フォン・ベスターマン(ベルリン・フィル支配人)はサヴァリッシュを招いた。
ブルックナー《交響曲第7番》からアダージョ楽章
フルトヴェングラー《交響曲第二番》からアンダンテ
をサヴァリッシュは選んだ。
冒頭にベルリン・フィル団員が、指揮者なしでバッハの≪ニ長調組曲≫から「アリア」を演奏した。
サヴァリッシュ ベルリン・フィル
シラー劇場
・ミュンヘンに招かれプリンツ・レゲンテン劇場で「シモン・ポッカネグラ」を指揮。
1955年32歳
・アーヘンで初めて「トリスタン」を指揮。この時、ヴォルフガング・ワーグナーがアーヘンに来て「トリスタン」を聴き、1957年のバイロイト音楽祭での「トリスタン」の開幕公演に招く。ミュンヘンに招かれプリンツ・レゲンテン劇場でカール・オルフの「賢い女」と「カルミナ・ブラーナ」を指揮。
・エディンバラ音楽祭でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、国際的なブレイクを果たして以来、サヴァリッシュは西ヨーロッパ各地のコンサートに客演指揮者として招かれた。
1957年34歳
3月5日から8日にかけて、ヴォルフガング・サヴァリッシはウィーン楽友協会で「グランド・シンフォニー」プログラムの一環として初の交響曲コンサートを指揮した。演奏内容は、
ヴェルナー・エック《ラモーによるフランス組曲》
フリードリヒ・ヴュラー(Pf.)ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番、
ドヴォルザーク《交響曲第8番》であった。
このコンサートの成功が、1960年から1970年にかけてのサヴァリッシの首席指揮者就任の礎となった。
・バイロイト音楽祭出演(1957-1962)Dirigent der Bayreuther Festspieleで「トリスタンとイゾルデ」を指揮。このときトリスタン役のヴォルフガング・ヴィントガッセンがある日、「あなたがオケ・ピットで総譜を開いているのを見て安心しました。・・・」と言った。
・サヴァリッシュは言う『奏者たちが自分の出番を間違わないよう、いつも小節を数える必要のないように小さな指示を与えてもらうことが出来たらと期待しているのは、もっともだと思います。大きなラインを見失うことなしに、これらすべてを頭のなかに入れておくのはほぼ不可能に近い事です。すべての奏者、出演者たちにこの種の指示をすることは、彼らが最も本質的なことに集中するために大きな助けになるのです』。エリーザベート・シュヴァルツコップの伴奏者、フィルハーモニア管を指揮してロンドンデビュー。11月招かれミラノ・スカラ座でコンサートの指揮
1958年35歳
・ヴィースバーデン市立歌劇場音楽監督就任(1958~1960)
・バイロイト音楽祭で「トリスタンとイゾルデ」指揮。
1959年36才際
・バイロイト音楽祭 Bayreuther Festspieleで「さまよえるオランダ人」を指揮しクナッパーブッシュから「ブラボー」と言われる
1960年37才際
・ケルン市立歌劇場音楽総監督就任(1960~1963)
・ウィーン交響楽団首席指揮者就任(1960-1970年)
・バイロイト音楽祭 Bayreuther Festspieleで「さまよえるオランダ人」を指揮。ケルン時代はケルン音楽大学で指揮法のマスタークラスを教えている
1961年38歳
9月/ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団・音楽総監督・首席指揮者就任(1961-1973)
・バイロイト音楽祭 Bayreuther Festspieleで「タンホイザー」と「さまよえるオランダ人」を指揮
1962年39歳
・バイロイト音楽祭で「タンホイザー」と「ローエングリン」を指揮
1964年41歳
・サヴァリッシュは、ニューヨークのカーネギーホールでウィーン交響楽団を指揮して、当時アメリカではほとんど知られていなかったブルックナー《交響曲第3番》を演奏し、絶賛された。これらのツアーは、膨大なレパートリー、異例の過密なコンサートスケジュール、そして6週間にわたる毎日長時間のバス移動であった。
5月22日西ドイツ政府の要望でオーケストラとポーランドへ演奏旅行。ワルシャワ・フィルハーモニーでハンブルク管を指揮。
11月NHK交響楽団の招きで初来日。11月~11月30日NHK Symphony Orchestra(NHK交響楽団)を指揮し、サヴァリッシュは定期的に日本を訪れ、NHK交響楽団(1994年桂冠名誉指揮者の称号を授与された)指揮した。
1965年42歳
5月ミラノ・スカラ座で「ロ-エングリン」指揮
1967年44歳
2月来日し、2月8日~2月23日N響を指揮。N響名誉指揮者 就任(1967~1994年)。11月ウィーン交響楽団日本公演で来日し、11月3日~11月11日東京・大阪・愛知県で指揮
・ウィーン交響楽団を率いてのアメリカツアーの目玉は、ヘンリク・シェリングをソリストに迎えた国連コンサートであった。
1968年45歳
2月21日~3月30日イタリア放送協会の招きでRAI大ホールで指揮。
1969年46歳
3月来日し、3月28日~4月17日NHK Symphony Orchestraを指揮。
・前年7月20日《トリスタン》第二幕の途中、心臓病で倒れ息を引きとった指揮者カイルベルトの代行で、ミュンヘン・オペラ・フェスティバルの《フィガロの結婚》と新演出の《ナクソス島のアリアドネ》を指揮。
12月31日グラッサウの自宅で、1971年からバイエルン国立歌劇場音楽総監督に就任することの公表する
1970年47歳
4月来日し、4月15日~5月14日NHK Symphony Orchestraを指揮。
・サヴァリッシュはウィーン交響楽団との間に意見の相違から辞任した。
・スイス・ロマンド管弦楽団 音楽監督就任(1970-1980)。
5月23日ローマ、サン・ピエトロ大聖堂でローマ法王臨席の下で
ベートーヴェン《荘厳ミサ曲》指揮した。
オペラ《アラベラ》ミラノ・スカラ座において初演を指揮した。
1971年48歳
4月来日し、4月20日~5月15日NHK Symphony Orchestraを指揮。
9月ミュンヘン・オペラ・フェスティバル終了後、バイエルン国立歌劇場音楽監督に正式に就任(1982~1992年音楽総監督)
バイエルン州立歌劇場音楽総監督(1982–1993)、⦅総監督(インテンダンテン)1982–1993⦆
バイエルン州立管弦楽団 音楽総監督 1971–1992
Bavarian State Opera General Music Directors(1982–1993)、⦅General directors (Intendanten)1982–1993⦆
Bavarian State Orchestra General Music Directors 1971–1992
1972年49歳
4月来日し、4月19日~5月12日NHK Symphony Orchestraを指揮した。
・4月19日台東区 東京文化会館
ブラームス 交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
ブラームス ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83 ギレリス、エミール(pf.)
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・4月20日台東区 東京文化会館
ブラームス 交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
ブラームス ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83 ギレリス、エミール(pf.)
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・4月25日台東区 東京文化会館
ブルックナー 交響曲 第8番 ハ短調
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・4月26日台東区 東京文化会館
ブルックナー 交響曲 第8番 ハ短調
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・4月30日台東区 東京文化会館
ベートーヴェン 序曲「レオノーレ」 第1番 作品138
ートーヴェン ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58 ギレリス、エミール(pf.)
ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」 ギレリス、エミール(pf.)
「エミール・ギレリス協奏曲の夕べ」
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・5月4日台東区 東京文化会館
ブラームス 悲劇的序曲 作品81
ブラームス ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77 江藤俊哉(vln.)
シューマン、ローベルト 交響曲 第3番 変ホ長調 作品97 「ライン」
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・5月5日台東区 東京文化会館
ブラームス 悲劇的序曲 作品81
ブラームス ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77 江藤俊哉(vln.)
シューマン、ローベルト 交響曲 第3番 変ホ長調 作品97 「ライン」
・5月11日台東区 東京文化会館
マーラー 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
木村宏子(sop.) / 長野羊奈子(alt.) / 東京藝術大学(chor.)
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・5月12日台東区 東京文化会館
マーラー 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
木村宏子(sop.) / 長野羊奈子(alt.) / 東京藝術大学(chor.)
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
1973年50歳
6月来日し、6月8日~6月28日NHK Symphony Orchestraを指揮。
ジュネーヴのスイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者(1973‐1980)を務めた。同管弦楽団と共に、1976年10月28日から11月12日まで、日本と韓国で14回のコンサートツアーを行った。
・6月8日台東区 東京文化会館
ブルックナー 序曲 ト短調
ブルックナー 交響曲 第5番 変ロ長調
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・6月9日台東区 東京文化会館
ブルックナー 序曲 ト短調
ブルックナー 交響曲 第5番 変ロ長調
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・6月12日渋谷区 渋谷公会堂
ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」 作品77:序曲
シューマン、ローベルト ピアノ協奏曲 イ短調 作品54 ゲルバー、ブルーノ・レオナルド(pf.)
ベートーヴェン 交響曲 第7番 イ長調 作品92
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・6月13日渋谷区 渋谷公会堂
ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」 作品77:序曲
シューマン、ローベルト ピアノ協奏曲 イ短調 作品54 ゲルバー、ブルーノ・レオナルド(pf.)
ベートーヴェン 交響曲 第7番 イ長調 作品92
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・6月17日台東区 東京文化会館
モーツァルト、W.A. セレナード ニ長調 K.286 「4つのオーケストラのためのノットゥルノ」
モーツァルト、W.A. ピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K.414 サヴァリッシュ、ウォルフガング(pf.)
モーツァルト、W.A. セレナード ニ長調 K.250 「ハフナー」
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・6月18日台東区 東京文化会館
モーツァルト、W.A. セレナード ニ長調 K.286 「4つのオーケストラのためのノットゥルノ」
モーツァルト、W.A. ピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K.414 サヴァリッシュ、ウォルフガング(pf.)
モーツァルト、W.A. セレナード ニ長調 K.250 「ハフナー」
<墨田区立小学校音楽鑑賞教室>
指揮:ウォルフガング・サヴァリッシュ/演奏:NHK交響楽団
・6月23日渋谷区 NHKホール
ワーグナー、リヒャルト 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」:前奏曲
ブリクシ オルガン協奏曲 第1番 ヘ長調 ラインベルガー、イルジー(org.)
ヘンデル オルガン協奏曲 ヘ長調 作品4-4 ラインベルガー、イルジー(org.)
ブラームス 交響曲 第1番 ハ短調 作品68
NHKホール落成記念公演「N響第9の夕べ」
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・6月27日渋谷区 NHKホール
ベートーヴェン 大フーガ 変ロ長調 作品133
ベートーヴェン 交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱つき」
トモワ・シントウ、アンナ(sop.) / 荒道子(alt.) / ウィンクラー、ヘルマン(ten.) / ヘルマン、ローラント(br.) / 東京藝術大学(chor.)
NHKホール落成記念公演「N響第9の夕べ」
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
・6月28日渋谷区 NHKホール
ベートーヴェン 大フーガ 変ロ長調 作品133
ベートーヴェン 交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱つき」
トモワ・シントウ、アンナ(sop.) / 荒道子(alt.) / ウィンクラー、ヘルマン(ten.) / ヘルマン、ローラント(br.) / 東京藝術大学(chor.)
NHKホール落成記念公演「N響第9の夕べ」
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / NHK交響楽団演奏会
1974年51歳
9月「バイエルン国立歌劇場日本公演」でクライバー、ライトナー等と来日。9月21日~10月12日東京・大阪で指揮
10月10日は「フィッシャー=ディスカウ第4回来日公演」大阪でピアノ伴奏
・9月21日東京文化会館 バイエルン国立歌劇場来日公演
モーツァルト 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》
ドン・ジョヴァンニ(Br):ウィリアム・B・マレー
コムトゥール(Bs):フランツ・クラス
ドンナ・アンナ(S):マーガレット・プライス
ドン・オッタヴィオ(T):クレス=ホーカン・アーンショー
ドンナ・エルヴィラ(S):ユリア・ヴァラディ
レポレッロ(Bs):スタッフォード・ディーン
ツェルリーナ(S):イレアナ・コトルバス
マゼット(Br):グランバッハス、ライムント
バイエルン国立歌劇場合唱団
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
主催:民主音楽協会
・9月22日バイエルン国立歌劇場来日公演
ワーグナー 楽劇《ワルキューレ》
ジークムント(T.):ジェームズ・キング
ジークリンデ(S.):グウィネス・ジョーンズ
フンディング(Bs.):カール・リッダーブッシュ
ヴォータン(Br.):テオ・アダムorリーフ・ロア
フリッカ(Ms.):ブリギッテ・ファスベンダー
ブリュンヒルデ(S.):イングリッド・ビョーナー
バイエルン国立歌劇場合唱団
指揮:ウォルフガング・サヴァリッシュ, 又はフェルデナント・ライト,
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
主催:民主音楽協会
東京文化会館
・9月23日バイエルン国立歌劇場来日公演
モーツァルト 歌劇《フィガロの結婚》
アルマヴィーヴァ伯爵:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
伯爵夫人:クレア・ワトソン
スザンナ:レリ・グリスト
フィガロ:ライムント・グルムバッハorスタッフォード・ディーン
ケルビーノ:トゥルデリーゼ・シュミット
マルチェッリーナ:メルセデス・ベンツ
バルトロ:ベンノ・クッシェ
ドン・バジーリオ:デビッド・ソー
バイエルン国立歌劇場合唱団
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング 又は ライト,フェルデナント
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
主催:民主音楽協会
東京文化会館
・9月25日バイエルン国立歌劇場来日公演
モーツァルト 歌劇《フィガロの結婚》
アルマヴィーヴァ伯爵:ヴォルフガング ブレンデル
伯爵夫人:クレア・ワトソン
スザンナ:レリ・グリスト
フィガロ:スタッフォード・ディーン
ケルビーノ:トゥルデリーゼ・シュミット
マルチェッリーナ:メルセデス・ベンツ
バルトロ:ベンノ・クッシェ
ドン・バジーリオ:デビッド・ソー
バイエルン国立歌劇場合唱団
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング 又は ライト,フェルデナント
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
主催:民主音楽協会
東京文化会館
・9月27日バイエルン国立歌劇場来日公演
モーツァルト 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》
ドン・ジョヴァンニ(Br):ウィリアム・B・マレー
コムトゥール(Bs):フランツ・クラス
ドンナ・アンナ(S):マーガレット・プライス
ドン・オッタヴィオ(T):クレス=ホーカン・アーンショー
ドンナ・エルヴィラ(S):ユリア・ヴァラディ
レポレッロ(Bs):スタッフォード・ディーン
ツェルリーナ(S):イレアナ・コトルバス
マゼット(Br):グランバッハス、ライムント
バイエルン国立歌劇場合唱団
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング 又は ライト,フェルデナント
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
東京文化会館
・9月29日バイエルン国立歌劇場来日公演
R・シュトラウス 交響詩《ドン・ファン》
モーツァルト 「コンサート・アリア集」
Fischer-Dieskau, Dietrich(Br)
ブラームス《交響曲第1番》
バイエルン国立歌劇場合唱団
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
東京厚生年金会館
・10月1日バイエルン国立歌劇場来日公演
モーツァルト 歌劇《フィガロの結婚》
アルマヴィーヴァ伯爵:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
伯爵夫人:クレア・ワトソンorレオノーレ・キルシュタインorマーガレット・プライス
スザンナ:レリ・グリスト
フィガロ:スタッフォード・ディーン
ケルビーノ:トゥルデリーゼ・シュミット
マルチェッリーナ:メルセデス・ベンツ
バルトロ:ベンノ・クッシェ
ドン・バジーリオ:デビッド・ソー
バイエルン国立歌劇場合唱団
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング 又は ライト,フェルデナント
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
大阪フェスティバルホール
・10月2日バイエルン国立歌劇場来日公演
R・シュトラウス 交響詩《ドン・ファン》
モーツァルト「コンサート・アリア集」
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
ブラームス《交響曲第1番》
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / バイエルン国立歌劇場管弦楽団 / バイエルン国立歌劇場合唱団
1974/10/4
シューベルト 「シューベルトの夕」
1.歌曲集《白鳥の歌》D.957 よりハイネの詩による六つの歌
アトラス、彼女のおもかげ、漁師の娘、街、海べで、影法師
2.さすらい人 Op4-1 D.493
ヴィルデマンの丘にて D.884
臨終を告げる鐘 Op80-2 D.871
流れ D.565
メムノン Op6-1 D.541
独りずまい D.800b
3.ゲーテの詩による七つの歌曲
月に寄す D.259
ひめごと Op14-2 D.719
最初の喪失 Op5-4 D.226
馭者クローノスに Op19-1 D.369
海の静けさ D.216
プロメトイス Op36-2b D.674
ミューズの子 Op92-1 D.764b
ウォルフガング・サヴァリッシュ(Pf) / Fischer-Dieskau, Dietrich(Br)
台東区 東京文化会館
1974/10/5 バイエルン国立歌劇場来日公演
ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」
Siegmund・・・King, James / Hunding・・・Ridderbusch, Karl / Wotan・・・Adam, Theo or Roar Leif / Sieglinde・・・Jones, Dama Gwyneth / Brūnnhilde・・・Bjoner, Iigrid / Fricka・・・Faßbaender, Brigitte
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング 又は ライト,フェルデナント / バイエルン国立歌劇場管弦楽団 / バイエルン国立歌劇場合唱団
大阪フェスティバルホール
1974/10/6 バイエルン国立歌劇場来日公演
モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」
Count Almaviva・・・Brendel, Wolfgang or Fischer-Dieskau, Dietrich / Countess Rosina Almaviva・・・Watson, Claire or Kirschtein, Leonore or Price, Margaret / Cherubino・・・Schmidt, Trudeliese / Figaro・・・Grumbachs, Raimund or Dean, Stafford / Susanna・・・Grist, Reri or Grote, Hilda-de / Marcellina・・・Benz, Mercedes / Bartoro・・・Kusche, Benno / Basilio・・・Saw, David
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング 又は ライト,フェルデナント / バイエルン国立歌劇場管弦楽団 / バイエルン国立歌劇場合唱団
大阪フェスティバルホール
1974/10/8 バイエルン国立歌劇場来日公演
モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」
Count Almaviva・・・Brendel, Wolfgang or Fischer-Dieskau, Dietrich / Countess Rosina Almaviva・・・Watson, Claire or Kirschtein, Leonore or Price, Margaret / Cherubino・・・Schmidt, Trudeliese / Figaro・・・Grumbachs, Raimund or Dean, Stafford / Susanna・・・Grist, Reri or Grote, Hilda-de / Marcellina・・・Benz, Mercedes / Bartoro・・・Kusche, Benno / Basilio・・・Saw, David
指揮:ウォルフガング・サヴァリッシュ 又は フェルデナント・ライト / バイエルン国立歌劇場管弦楽団 / バイエルン国立歌劇場合唱団
東京文化会館
1974/10/10 フィッシャー=ディスカウ来日公演
シューベルト 「シューベルトの夕」
1.歌曲集《白鳥の歌》D.957 よりハイネの詩による六つの歌
アトラス、彼女のおもかげ、漁師の娘、まち、海べで、影法師
2.さすらい人 Op4-1 D.493
ヴィルデマンの丘にて D.884
臨終を告げる鐘 Op80-2 D.871
流れ D.565
メムノン Op6-1 D.541
独りずまい D.800b
3.ゲーテの詩による七つの歌曲
月に D.259
ひめごと Op14-2 D.719
最初の喪失 Op5-4 D.226
馭者クローノスに Op19-1 D.369
海の静けさ D.216
プロメトイス Op36-2b D.674
ミューズの子 Op92-1 D.764b
ウォルフガング・サヴァリッシュ(Pf) / Fischer-Dieskau, Dietrich(Br)
大阪 フェスティバルホール
1974/10/11 バイエルン国立歌劇場来日公演
モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
Don Giovanni(Br)・・・Murray, William /Komtur(Bs)・・・Crass,Franz /Donna Anna(S)・・・Price, Margaret /Don Ottavio(T) ・・・Ahnsjo, Claes-Hākan /Donna Elvira(S)・・・Varady, Julia /Leporello(Bs)・・・Dean, Stafford /Zerlina(S)・・・Cotrubas, Ileana / Masetto(Br)・・・Grumbachs, Raimund
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング / バイエルン国立歌劇場管弦楽団 / バイエルン国立歌劇場合唱団
東京文化会館
1974/10/12 バイエルン国立歌劇場来日公演
ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」
Siegmund・・・Kassel, Giseibert or King, James / Hunding・・・Ridderbusch, Karl / Wotan・・・Adam, Theo or Roar Leif / Sieglinde・・・Jones, Dama Gwyneth / Brūnnhilde・・・Bjoner, Iigrid / Fricka・・・Faßbaender, Brigitte
指揮:サヴァリッシュ,ウォルフガング 又は ライト,フェルデナント / バイエルン国立歌劇場管弦楽団 / バイエルン国立歌劇場合唱団
東京文化会館
1975年52歳
4月来日し、4月23日~5月17日NHK Symphony Orchestraを指揮
1976年53歳
4月来日し、4月30日~5月22日NHK Symphony Orchestraを指揮。
10月 「スイス・ロマンド管弦楽団日本公演」で来日
10月28日~11月10日、東京・京都・福岡・鹿児島・大阪・名古屋・島田・仙台でコンサートツアーを行った。
11月12日韓国でコンサートツアーを行った
1977年54歳
4月来日し、4月20日~5月3日「フィッシャー・ディスカウ第5回来日公演」東京・茨城県・大阪でピアノ伴奏。4月29日~5月19日NHK Symphony Orchestraを指揮。
1978年55歳
4月来日し、4月8日~5月9日NHK Symphony Orchestraを指揮
1979年56歳
4月来日し、「フィッシャー・ディスカウ第6回来日公演」4月22日、27日、29日東京・名古屋・大阪で、5月10日「第2回東京音楽芸術祭参加公演」ピアノ伴奏。4月25日~5月18日NHK Symphony Orchestraを指揮
1980年57歳
3月来日し、3月28日~4月26日NHK Symphony Orchestraを指揮。
ウィーン交響楽団を率いてライプツィヒ、レニングラード、モスクワ、ロンドン、ブタペスト、パリ、バルセロナ、マドリッド、ブリュッセル、ジェノバチューリヒ、ヴァドゥーツなど11カ国を巡り22回のコンサート・ツアー
1981年58歳
4月来日し、4月23日~5月23日NHK Symphony Orchestraを指揮
1982年59歳
4月来日し、4月24日~5月22日NHK Symphony Orchestraを指揮
1983年60歳
4月来日し、4月15日~5月18日NHK Symphony Orchestraを指揮。
1984年61歳
4月来日し、4月25日~5月24日NHK Symphony Orchestraを指揮。
バイエルン国立歌劇場メンバーをを率いて中国の北京と上海で公演
1985年62歳
4月来日し、4月30日~5月20日NHK Symphony Orchestra
1986年63歳
9月来日し9月17日~10月12日NHK Symphony Orchestra
1987年64歳
4月来日し、4月24日~5月17日NHK Symphony Orchestra
1988年65歳
4月来日し、4月25日~5月19日NHK Symphony Orchestraを指揮
11月「バイエルン国立歌劇場日本公演」で来日。11月13日~12月13日東京・横浜・大阪・名古屋・札幌で指揮
1989年66歳
4月来日し4月28日~5月21日NHK Symphony Orchestraを指揮。
1990年67歳
4月来日し、4月30日~5月24日NHK Symphony Orchestraを指揮
1991年68歳
9月「ウィーン交響楽団日本公演」で来日。9月11日~13日東京で指揮
9月23日~10月29日NHK Symphony Orchestraを指揮
1992年79歳
バイエルン国立歌劇場日本公演で来日。11月8日~11月30日愛知県・東京で指揮
11月16日東京芸術劇場11月16日「フィッシャー=ディスカウ第11回日本公演」でピアノ伴奏
バイエルン国立歌劇場名誉会員となる
1993年70歳
フィラデルフィア管弦楽団音楽監督就任(1993‐2003)
フィラデルフィア管弦楽団日本公演で来日。5月13日~22日東京・大阪・市川、札幌、水戸で指揮
1994年71歳
11月来日し、11月4日~11月27日NHK Symphony Orchestraを指揮。
NHK交響楽団桂冠指揮者就任。
1995年72歳
11月来日し、11月3日~11月25日NHK Symphony Orchestraを指揮
1996年73歳
5月フィラデルフィア管弦楽団日本公演で来日。5月16日~25日東京・大阪・愛知県で指揮
1997年74歳
11月来日し、11月3日~11月23日NHK Symphony Orchestraを指揮
1998年75歳
11月来日し、11月5日~1月24日NHK Symphony Orchestraを指揮
同年12月24日妻の死
1999年76歳
5月フィラデルフィア管弦楽団日本公演で来日。5月13日~17日東京・横浜・大阪で指揮
11月来日、11月4日~11月30日NHK Symphony Orchestraを指揮
2001年78歳
5月フィラデルフィア管弦楽団日本公演で来日。5月25日~30日サントリーホール、横浜みなとみらいホール、富山、福岡で指揮
10月来日し、10月12日~11月3日NHK Symphony Orchestraを指揮。10月12日NHK交響楽団創立75周年・サントリーホール開場15周年記念特別コンサートを指揮
2002年79歳
10月来日、10月30日~11月15日NHK Symphony Orchestraを指揮
2004年81歳
11月来日し、11月3日~11月14日NHK Symphony Orchestraを指揮
2006年83歳
3月、5月以降に予定していたフィラデルフィアやローマなどでのコンサートを心臓病の悪化を理由にキャンセル。心臓病を理由に現役引退を表明
2013年90歳
2月22日バイエルン州グラッサウの自宅にてこの世を去った
6.主な作品 Recording highlights( Record label )
1.Domestic recording in Japan
2009/11/04 CD:1 Sony Classical SICC-1207
(1)Strauss, Richard – Death and Transfiguration, Op.24 with the NHK Symphony Orchestra
(2)Brahms,Johannes – Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68 with the NHK Symphony Orchestra
Conductor: Sawallisch, Wolfgang
2018/03/17 CD:7 KING INTERNATIONAL KKC2127/33 STEREO
The Concert Series for the 200th Anniversary of Beethoven 1970/Wolfgang Sawallisch/НHK Sympony orchestra
Dics1 The first night:1970/4/15 Tokyo Taito Tokyo Bunka Kaikan
(1)Beethoven – Symphony No.1 in C major, Op. 21
(2)Beethoven – Symphony No.3 in E flat major, op. 55, “Eroica”
Disc2 2nd night:1970/4/20 Tokyo Taito Tokyo Bunka Kaikan
(1)Beethoven – Symphony No.8 in F major, Op. 93
(2)Beethoven – Symphony No.5 in C Minor, Op. 67
Disc3 3nd night:1970/4/25 Tokyo Taito Tokyo Bunka Kaikan
(1)Beethoven – Symphony No.2 in D major, Op. 36
(2)Beethoven – Symphony No.6 in F Major, Op. 68, “Pastoral”
Dics4 4nd night:1970/4/30 Tokyo Taito Tokyo Bunka Kaikan
(1)Beethoven – Symphony No.4 in B-flat major, Op. 60
(2)Beethoven – Symphony No.7 in A major, Op. 92
Disc5 5nd night:1970/5/6 Tokyo Taito Tokyo Bunka Kaikan
Beethoven – Symphony No.9 in D Minor, Op. 125 “Choral”
NAKAZAWA, Katsura(sop.) / IHARA, Naoko(alt.) / NIWA, Katsuumi(ten.) / OHASHI, Kunikazu(br.) / Tokyo Philharmonic Chorus(chor.) / NHK Tokyo Broadcasting Chorus(chor.) / Nikikai(chor.) / Nissho Academy Chorus(chor.) / Fujiwara Opera Chorus(chor.)
Disc6 6nd night:1970/5/13 Tokyo Taito Tokyo Bunka Kaikan
(1)Beethoven, Ludwig van Missa solemnis D op.123
GAMOU, Nobuko(sop.) / NAGANO, Yonako(alt.) / NIWA, Katsuumi(ten.) / OHASHI, Kunikazu(bs.) / Tokyo Philharmonic Chorus(chor.) / NHK Tokyo Broadcasting Chorus(chor.) / Nikikai(chor.) / Nissho Academy Chorus(chor.) / Fujiwara Opera Chorus(chor.)
Disc7 Other
(1)Egmont Op.84,
(2)Leonore Overture No. 3, Op. 72b
(3)Leonore Overture No. 1 in C Major, Op. 138
(4)Ouvertüre zu “Coriolan”)Op. 62
(5)Fantasie für Klavier, Chor und Orchester c-Moll Op. 80
Sawallisch, Wolfgang(pf.) / Tokyo Philharmonic Chorus(chor.) / NHK Tokyo Broadcasting Chorus(chor.) / Nikikai(chor.) / Nissho Academy Chorus(chor.) / Fujiwara Opera Chorus(chor.)、NHK Symphony Orchestra
Conductor: Sawallisch, Wolfgang
2001/9/19 CD:2 Sony SRCR2738
Dics1 1986/10/2 Tokyo Shibuya NHK Hall
Mendelssohn-Bartholdy, Felix “Elijah” oratorio op.70
Disc2 1986/10/2 Tokyo Shibuya NHK Hall
Mendelssohn-Bartholdy, Felix “Elijah” oratorio op.70
Popp, Lucia(sop.) / SOGA, Eiko(sop.) / IGARASHI, Ikuko(sop.) / Nafe, Alicia(alt.) / ARA, Michiko(alt.) / Seifert, Peter(ten.) / KOBAYASHI, Kazuo(ten.) / Weikl, Bernd(bs.) / FUKUSHIMA, Akiya(bs.) / TAKAHASHI, Keizo(bs.) / Kunitachi College of Music(chor.)
Conductor: Sawallisch, Wolfgang / NHK Symphony Orchestra
2011/12/21 CD:3 KING INTERNATIONAL KKC-2028/30 STEREO
Disc 1 1973/6/23 Tokyo Shibuya NHK Hall(M-1)、1971/5/8 Tokyo Shinjuku Tokyo Kosei Nenkin Kaikan(M-2)
1. Brahms, Johannes – Sym. no.1 c op.68 1st mov.
2. Brahms, Johannes – Sym. no.1 c op.68 2nd mov.
3. Brahms, Johannes – Sym. no.1 c op.68 3rd mov.
4. Brahms, Johannes – Sym. no.1 c op.68 last mov.
5. Brahms, Johannes – Sym. no.2 D op.73 1st mov.
Disc 2 1971/5/8 Tokyo Shinjuku Tokyo Kosei Nenkin Kaikan(M-1)、1972/4/19 Tokyo Taito Tokyo Bunka Kaikan(M-2)
1. Brahms, Johannes – Sym. no.2 D op.73 2nd mov.
2. Brahms, Johannes – Sym. no.2 D op.73 3rd mov.
3. Brahms, Johannes – Sym. no.2 D op.73 last mov.
4. Brahms, Johannes – Sym. no.3 F op.90 1st mov.
5. Brahms, Johannes – Sym. no.3 F op.90 2nd mov.
6. Brahms, Johannes – Sym. no.3 F op.90 3rd mov.
7. Brahms, Johannes – Sym. no.3 F op.90 last mov.
Disc 3 1972/5/4 Tokyo Taito Tokyo Bunka Kaikan(M-1)、1975/4/23 Tokyo Shibuya NHK Hall(M-2)
1. Brahms, Johannes – “Tragische Ouvertüre” op.81
2. Brahms, Johannes – Sym. no.4 e op.98 1st mov.
3. Brahms, Johannes – Sym. no.4 e op.98 2nd mov.
4. Brahms, Johannes – Sym. no.4 e op.98 3rd mov.
5. Brahms, Johannes – Sym. no.4 e op.98 last mov.
Conductor: Sawallisch, Wolfgang / NHK Symphony Orchestra
2017/03/18 CD:2 King International KKC2119 STEREO
1964/11/10/(1)、1969/4/17(2)/Tokyo Taito Tokyo Bunka Kaikan、1999/10/23/(3)/Tokyo Shibuya NHK Hall
(1)Schumann, Robert – Concerto pf. a op.54 SONODA, Takahiro(pf.)
(2)Brahms, Johannes – Concerto pf. no.1 in D-Minor, Op.15 SONODA, Takahiro(pf.)
(3)Brahms, Johannes – Concerto pf. no.2 in B-Flat Major, Op.83 SONODA, Takahiro(pf.)
Conductor: Sawallisch, Wolfgang(1)(2)、 Jiri Kout(3) / NHK Symphony Orchestra
2.Recording other than Japan
Ludwig van Beethoven’s nine Symphonies with the Royal Concertgebouw Orchestra, Amsterdam
Johannes Brahms’s Ein deutsches Requiem with the Bavarian Radio Symphony Orchestra and Chorus
Johannes Brahms’s four Symphonies with the London Philharmonic Orchestra
Johannes Brahms’s four Symphonies with the Wiener Symphoniker
Anton Bruckner’s Symphonies 1, 4, 5, 6 & 9
Antonín Dvořák’s Requiem, and Stabat Mater, both with the Czech Philharmonic
Antonín Dvořák’s Symphonies Nos. 7–9 and Cello Concerto with the Philadelphia Orchestra
Felix Mendelssohn’s Symphony No. 2 with the Berlin Philharmonic and Düsseldorf Chorus
Wolfgang Amadeus Mozart’s The Magic Flute with Francisco Araiza, Lucia Popp and Kurt Moll (videoregistration)
Franz Schubert’s nine Symphonies with the Staatskapelle Dresden; Sacred Choral Works with the Bavarian Radio Symphony Orchestra and Chorus
Franz Schubert’s Masses in A flat major D 678, C major D 452 and in E flat major D 950 as well as Tantum Ergo D 962 and Offertorium D 963 with the Bavarian Radio Symphony Orchestra and Chorus
Richard Strauss’s Intermezzo, Elektra, Friedenstag, Die Frau ohne Schatten, and Arabella with the Bavarian State Opera
Richard Strauss’s Ein Heldenleben, Symphonia domestica, and Also sprach Zarathustra with The Philadelphia Orchestra
Richard Strauss’s Horn Concertos, with Dennis Brain and the Philharmonia Orchestra
Giuseppe Verdi’s Macbeth (live recording, Salzburg Festival)
Richard Wagner’s Der Ring des Nibelungen, Die Meistersinger von Nürnberg, Die Feen and Das Liebesverbot with the Bavarian State Opera; The Flying Dutchman (Bayreuth Festival and Bavarian State Orchestra, the latter filmed) and Tristan und Isolde, Tannhäuser and Lohengrin (all Bayreuth Festival, the latter two officially released)
Richard Wagner’s Wesendonck Lieder with Marjana Lipovsek and The Philadelphia Orchestra
Carl Maria von Weber’s Overtures with the Philharmonia Orchestra
Carl Maria von Webers’s two Symphonies with the Symphony Orchestra of the Bavarian Radio
7.その他 Other matters
1.パリ管弦楽団、ロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、ミラノ・スカラ座管弦楽団、コンセルトヘボウ管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団等々を指揮
2.ミラノ・スカラ座からトスカニーニ・バトンを贈られる
3.ベルリン・フィルからニキシュ・メダルを贈られる
4.ウィーン交響楽団からブルックナー・メダルを贈られる
5.日本政府から勲三等旭日中綬章を受章
(JapanGov The Order of the Rising Sun, Gold Rays with Neck Ribbon)
6.現在も、日本リヒャルト・シュトラウス協会名誉会長として名を連ねている
(Current:Richard Strauss Gesellschaft Japan Honorary chairman)
8.初演
日本初演 1977/4/29 シューマン、ローベルト 《ゲーテのファウストからの情景》 NHKホール
世界初演 1986/10/12 芥川也寸志 《オルガンとオーケストラのための「響」》 林佑子(org.) サントリーホール
世界初演 1991/9/23 三善 晃 《魁響の譜》 岡山市 岡山シンフォニーホール
9.関連動画<Live concert in Japan>
J.ハイドン 《天地創造》 1982.5.13. NHKホール
河原洋子(S.)、山路芳久(T.)、芳野靖夫(Bs.)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 / NHK交響楽団 合唱指導:関屋 晋
合 唱 :松原混声合唱団・三菱商事コーラス同好会・湘南市民コール・早稲田大学コールフリューゲル
Live concert in Japan (日本公演)
1988年バイエルン国立歌劇場日本公演 東京文化会館
From Arabella / Lucia Popp & Julie Kaufman
Er ist der Richtige nicht für mich…
Munich Opera in 1988/11/15 or 24 Tokyo Taitou Tokyo bunka kaikan
Documentary produced by RAI in the early 1970s
Wolfgang Sawallisch on Johann Strauss’ Morgenblaetter
ワルツは易しそうですが、実は違います・・・
Live concert in Japan (国内演奏)
ベートーヴェン 《交響曲第2番》 第998回定期公演 解説:芥川也寸志
NHK交響楽団 1986年9月20日 NHKホール
NHK Symphony Orchestra
Live concert in Japan (国内演奏)
ベートーヴェン 《交響曲第7番/第4楽章》
NHK交響楽団 1988年 NHKホール
Beethoven Symphony No. 7 4th NHK Symphony Orchestra subscription concert in 1988.
The guest timpanist was Peter Sondermann, a former member of the Staatskapelle Dresden.
Live concert in Japan (国内演奏)
ベートーヴェン 《交響曲第7番/第4楽章》
NHK交響楽団 2004年11月13日 NHKホール
Beethoven Symphony No. 7 4th NHK Symphony Orchestra
Live concert in Japan (国内演奏)
ベートーヴェン:《ピアノ協奏曲第5番》「皇帝」
(ピアノ)クラウディオ・アラウ NHK交響楽団
1987年 サントリーホール ライブ録画
シューベルト《交響曲第9番》ハ長調 D.944「ザ・グレート」第3楽章
ヴォルフガング・サヴァリッシュ/ウィーン交響楽団
Schubert Symphony No 9 in C major,D 944 “The Great “ lll Scherzo Allegro vivace
ブルックナー:交響曲第2番 ハ短調 (国内演奏) ラジオ放送
管弦楽:NHK交響楽団
1976年5月5日 NHKホール
ブルックナー《交響曲第9番》ニ短調 (海外演奏)
サヴァリッシュ/ウイーンフィル
1983年8月10日 ザルツブルク音楽祭
ブラームス 交響曲第1番 サヴァリッシュ (海外演奏)
Wolfgang Sawallisch (1923-2013), Conductor
Vienna Symphony Orchestra
Rec. December 1962, in Vienna
ヨハネス・ブラームス《交響曲第2番》ニ長調作品73 (海外演奏)
指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ/ウィーン交響楽団
録音:1959年1月 ウィーン [フィリップス]
Wolfgang Sawallisch (1923-2013), Conductor
Vienna Symphony Orchestra
Rec. January 1959, in Vienna [Philips]
Live concert in Japan (日本公演)
ブラームス「ドイツ・レクイエム」より第3曲《主よ、私に教えて下さい》
NHK交響楽団 バリトン独唱:ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ
NHK Symphony Orchestra Dietrich Fischer-Dieskau sings
Live concert in Japan(日本公演)
エクトル・ベルリオーズ 序曲《ローマの謝肉祭》作品9
フィラデルフィア管弦楽団日本公演
1993年5月18日 東京・六本木 サントリーホール
Berlioz Le carnaval romain (Roman Carnaval), Op.9 Wolfgang Sawallisch / Philadelphia Orchestra
Live concert in Japan
Debussy: Nocturnes – No. 1. Nuages, NHK Symphony Orchestra
ドビュッシー 「《夜想曲 》 NHK交響楽団 NHKホール
Live concert in Japan
Debussy: Nocturnes – No. 2. Fetes, NHK Symphony Orchestra
ドビュッシー 《2. 祭り 》 NHK交響楽団 NHKホール
Live concert in Japan
Debussy: Nocturnes – No. 3. Sirenes, NHK Symphony Orchestra
ドビュッシー 《 海の精 》 NHK交響楽団 NHKホール
Live concert in Japan
Dukas: L’apprenti sorcier, NHK Symphony Orchestra
デュカス 交響詩《魔法使いの弟子》 NHK交響楽団 NHKホール
Live concert in Japan
Britten: War Requiem, Op. 66 – VI. Libera Me, Conductor: Wolfgang Sawallisch
ブリテン 《戦争レクイエム》 第2回東京音楽祭オープニングコンサート NHK交響楽団/日本プロ合唱団連合/東京荒川少年少女合唱隊/フィッシャー・ディスカウ/ユリア・ヴァラディ/ペーター・シュライアー 1979年5月7日 東京文化会館
9.視聴者によるリクエスト曲 Requested music by viewers
海外録音
『 Kenji Maeda(JAPAN)Recommends №.1~6』
1. シューマン 《交響曲第1番》変ロ長調 Op.38「春」
サヴァリッシュ指揮 シュターツカペレ・ドレスデン(ドレスデン国立歌劇場管弦楽団)
1972年9月録音
Schumann: Symphony No.1 “Spring” Sawallisch & SKD
2. シューマン作曲《交響曲第2番》 ハ長調 Op.61
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 / ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
1972年9月録音
Schumann : Symphony No.2 in C Major Op.61
Wolfgang Sawallisch / Sächsische Staatskapelle Dresden,
3. シューマン 《交響曲第3番》Op.97「ライン」
ヴォルフガング・サヴァリシュ / ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
1972/9 ルカ教会
Symphony No. 3 in E flat major Op. 97
Staatskapelle Dresden/Wolfgang Sawallisch
4. シューマン《交響曲第4番 》
ウォルフガング・サヴァリシュ / ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
1972/9 ルカ教会
Schumann: The Four Symphonies
Staatskapelle Dresden/Wolfgang Sawallisch
5. R・シュトラウス オペラ《アラベラ》
出演:ルチア・ポップ、ベルント・ヴァイクル、ジュリー・カウフマン、ペーター・ザイフェルト
Arabella Lucia Popp Berndt Weikl Julie Kaufmann Peter Seiffert Wolfgang Sawallisch LIVE
6. ワーグナー《リエンツィ(最後の護民官)》全曲
バイエルン国立歌劇場管弦楽団・合唱団
WAGNER: Rienzi
Sawallisch · Chor der Bayerischen Staatsoper · Bayerisches Staatsorchester
1983/07/06 Nationaltheater, Munchen (Stereo)
7.R・シュトラウス オペラ《カプリッチョ》
エリーザベト・シュヴァルツコップ、カール・シュミット=ヴァルター
Elisabeth Schwarzkopf: Capriccio “Closing Scene” by Strauss
Conducted by Wolfgang Sawallisch / Philharmonia Orchestra
1957-58
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11.サヴァリッシュ演奏会記録 Sawallisch, Wolfgang CONCERT ARCHIVE
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