マヌエル・デ・ファリャ

生没年・出身地・歿地・墓地
マヌエル・デ・ファリャ・イ・マテウ 生誕 Manuel de Falla y Matheu

(1876年11月23日スペイン南部カディス生)
(1946年11月14日アルゼンチンのコルドバ近郊アルタ・グラシアで歿)

目次(クリックまたはタップで各項目にジャンプします。)

1.職業

スペインの作曲家

2.称号

3.経歴

⑴ 父ホセ・マリア・ファラはカディスのマヌエル・マリア・デ・ロス・ドルレス・カステロニア出身。母はマリア・ヘスス・マテューという
⑵ 母や地元の音楽家等から音楽を学んだといわれている、早くからピアノや作曲の才能を示したらしい
1889年アレハンドロ・オテロにピアノのレッスンを、エンリケ・ブローカーに和声と対位法を学ぶ
15才の時に文学とジャーナリズムに興味を持ち、文学誌「エルブルン」と「エスカスカベル」を創立する
1897年「チェロとピアノ曲」を作曲しサルバドール・ビニエグラに捧げる
1899年音楽学校のピアノコンクールで1位獲得。初の作品「ソルとミレヤのカルテット」、ヴァイオリンとピアノのための「アンダルシアのセレナーデ」等を発表する。このときから名前にdeを使い始めde Fallaと名のりマヌエル・デ・ファリャという名前が知られるようになる
1900年マドリードに家族と移り住みそこからマドリード音楽院に通いピアノをホセ・トラゴに、作曲をフェリペ・ペドレルに師事する。マドリード時代はペドレルからの影響でアンダルシア系の音楽やフラメンコに興味を持つ
アテネオ・デ・マドリードで「アンダルシアのセレナーデ」他を初演演奏する
家族の収入が不安定になりピアノを教え始める
1902年4月12日マドリッドのコミック劇場で「アグネスの愛」上演する
1903年マドリード音楽院のコンクールに「アレグロ・コンチェルト」を作曲し演奏するがグラナドスが1位になる
1905年オペラ「はかなき人生」(1913年ニースで初演)作曲し王立アカデミーの歌劇賞を受賞し作曲家として認められる
1907~14年パリに滞在しオペラ・コミック座でオペラ「はかなき人生」上演。デュカス、アルベニス、ラヴェル、ドビュッシー等と親交を結ぶ芸術家のサークル「アパッシュ」に参加
1914年第一次世界大戦勃発により帰国
1915年管弦楽のための交響的印象「スペインの庭の夜」、バレエ「恋は魔術師(1915年マドリードで初演)」、「七つのスペイン民謡」発表
1917年バレエ「三角帽子(1919年ロンドンで初演)」作曲
1920年ギターのための讃歌「ドビュッシーの墓のために」作曲
1921~39年グラナダに移住し
1923年室内オペラ「ペドロ親方の人形芝居」作曲
1926年「クラヴサン協奏曲」作曲
1935年「ポール・デュカス追悼」作曲
1939年フランコ政権を避けアルゼンチンに亡命

4.主な作品

オペラ「はかなき人生」「ペドロ親方の人形芝居」、バレエ「三角帽子」「恋は魔術師」「ビリャメディアーナの伯爵 」
サルスエラ「イネスの恋」「ジュアナとペドラ」「マルタの十字架」「戦下の虜囚」
劇付随音楽「東方の3博士の神秘劇」「受難」「夜明け」「オセロ」「蛍」「恋は盲目」「バジルを洗う少女と興味津々の王子」「カンターロの乙女」
バレエ音楽「三角帽子」「恋は魔術師」
パントマイム『市長と粉屋の女房』、カンタータ『アトランティーダ』 (未完)、フラメンコの情景、愛の施し
管弦楽曲『三角帽子』 第1組曲・第2組曲、『恋は魔術師』組曲 、4つの讃歌、7つのスペイン民謡、舞曲

協奏曲・交響的印象『スペインの庭の夜』・クラヴサン協奏曲 ‎
「メロディア」「ロマンス」「アンダルシアのセレナータ」「弦楽四重奏断章」
「マズルカ ハ短調 」「歌」「セレナータ」「火祭りの踊り」、「讃歌」、「プレリュード」、「ロンダのパン」

5.その他

6.初演

7.関連動画


Barenboim – “El amor brujo” (Danza ritual del fuego) Falla
 


Manuel de Falla – Nights in the Gardens of Spain (En el Generalife)
 


El Sombrero de Tres Picos – Complete Ballet
 


FANTASIA BAETICA | Alex ALGUACIL, piano
 


Nocturne for piano
 


Serenata Andaluza (piano, Javier Perianes)
 


Nana (piano and violin)
 


Nana (Cello and Guitar)
 


Suite Populaire Espagnole | Ilya Kaler, Violin | Leonid Blok, Pianist
 


JANINE JANSEN PLAYS MANUEL de FALLA SPANISH DANCE LIVE
 


FALLA-DANZA DE LA VIDA BREVE. Marisa Gómez / Javier Albarés
 


La vida breve G. 35
 


Concerto for Harpsichord, Flute, Oboe, Clarinet, Violin and Cello
 

参考文献:「クラシック作曲家辞典」中河原理監修、フェニックス企画編 東京出版堂 「音楽史(音楽講座)」堀内敬三著 音楽之友社 「偉大なる作曲家のためのカルテ」五島雄一郎著 医療ジャーナル社 「wikipedia」 「glennmie.blog.s0-net.ne.jp」 「robortkelloyphd.com」 「dictionary/composer/alkan」 「maucamedus.net/solmization/gawut」 「www.tcat.ne.jp/eden/music」 「www.cadenza-od.com」 「www.coara.or.jp/-doraemon/gagaku/nenpyoz.htm」 「www.gecities.jp/gzgaku.ryuteki」 「www.univesal-music,co.jp」 「maokato.jp/bihoro/bihoro 「homepage3.nifty.com/cio/a-alta」 「www.wagnerdailas.com」 「江戸東京年表」吉原健一郎・大濱徹也編 小学館 「日本史・世界史 同時代比較年表」楠木誠一郎著 朝日新聞出 「tsuzu/asakusaopera-nenpu.html」 「tsuzu/operetta-kafu.html」 https://classic.s317.com/archive/2687.html