生没年・出身地・歿地・墓地
リヒャルト・ワグナー(ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー)生誕 Wilhelm Richard Wagner
(1813年5月22日ライプチヒ生)
(1883年2月13日ヴェネツィア旅行中に客死)
1.職業
ドイツの作曲家・指揮者
2.称号
3.経歴
⑴.父カール・フリードリヒ・ワーグナーはライプツィヒ市裁判所の警察書記、母ヨハンナ・ロジーネ・ペッツはパン屋の娘。二人は結婚
⑵.リヒャルト・ワグナーは9番目に出生するが半年後にチフスで父を亡くす
1814年 母は、宮廷俳優ルートウィヒ・ガイヤーと再婚。一家はドレスデンに移住
1817年 ガイヤー姓を名のる。1821年義父は病となり死亡。義父の兄弟チャールズに引取られアイスレーベンで1年過ごしドレスデンに戻る
1822年 クロイツ学校入学
1825年 ピアノを習いはじめる
1826年 家族はプラハに移るがドレスデンに残る
1827年 家族がライプツィヒに移りそこに移る。ワーグナー姓に戻る
1828~30年 ライプツィヒの聖ニコライ中高等学校に通いゴットリーブ・ミューラーから作曲を学ぶ。復活祭後聖トーマス教会付属中高等学校に転校
1831年2月 退学し無試試験でライプツィヒ大学の音楽学生として入学を許されテオドール・ヴァインリヒに作曲を学ぶ
1832年 交響曲ハ長調をプラハで初演
1833年 ヴュルツブルクで合唱指揮者となる
1834年夏、ラウホシュテットの「ベートマン劇団音楽監督
1834~36年 マクテブルク劇場音楽監督
1836年 女優ミンナ・ブラーナと結婚
1837~39年 ケーニヒベルクの劇場の音楽監督
1839年 パリ滞在。1840~42年パリ滞在し「パリ音楽新聞」に「ベートーヴェン詣で」発表。歌劇「リエンチ」完成。
1841年「パリ客死」発表。リストに会う。歌劇「さまよえるオランダ人」作曲。帰国しドレスデンへ移る
1843年 ザクセン王国宮廷指揮者就任
1846年 ツヴィンガー宮殿でベートーヴェンの第九を指揮
1849年 ドレスデンの革命に加わりチューリヒに亡命
1850年 フランス旅行
1852年 イタリア旅行
1853年5月 チューリヒ市立歌劇場で初の音楽祭開催
1855年 ロンドンで演奏会指揮
1857年 ヴェーゼンドンク夫妻が用意してくれたチューリヒの「隠れ家」に移りハンス・フォン・ビューローとその妻コジマが同居
1858年 ヴェネツィアに移住
1859年 スイスに戻りパリへ旅行
1860年 パリのイアタリア劇場で自作の演奏会。ザクセン国王の恩赦によりドイツへ帰国
1861年 歌劇「タンホイザー」パリ初演
1862年 ドイツへ帰国し各地で滞在
1863年 ペテルブルク、ブタペスト、プラハ、カールスルーエ等で演奏会、ウィーンに戻る
1864年 バイエルン国王ルートヴィヒ二世から招待を受けミュンヘンへ移る
1865年 コジマと再会し同棲
1866年 妻ミンナの死。ルツェルン郊外トリープシェンへ移る
1868年 ニーチェと知り会う
1870年 コジマと結婚
1871年 ワーグナー協会設立
1872年4月 バイロイトへ移る。5月バイロイト祝祭劇場定礎式を行う
1874年 ヴァーンフリト荘へ移る
1876年 最初のバイロイト音楽祭を楽劇「ニーベルングの指環」全曲をハンス・リヒター指揮で初演。開場式にはドイツ皇帝ウイルヘルム一世、バイエルン王、バーデン王等が臨席
1877年 イギリスのヴィクトリア女王がウインザー城で引見す
1878年 最初の狭心症発作が起こる
1882年9月 バイロイト祝祭劇場で楽劇「パルジファル」上演のあと家族でヴェネツィアに休養のため旅行し滞在中の1883年3月12日午後2時頃、心臓発作を起こし、コジマの腕の中で息をひきとる。バイロイトでは、さながら帝王のような葬儀であったという
4.主な作品
歌劇「リエンチ」「ローエングリン」、楽劇ニーベルングの指環「ラインの黄金・ワルキューレ・ジークフリート・神々の黄昏」「ニーベルングのマイスタージンガー」「トリスタンとイゾルデ」、舞台神聖祝典劇「パルジハル」ほか、管弦楽曲、ピアノ曲、歌曲、編曲等々
5.その他
6.初演
7.関連動画
《ニュルンベルクのマイスタージンガー》一幕前奏曲
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ/演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
《ニュルンベルクのマイスタージンガー》一幕前奏曲 9:31
指揮:フルトヴェングラー
Furtwangler conducts Wagner Die Meistersinger in 1942
《ニュルンベルクのマイスタージンガー》一幕前奏曲 9:17
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン/演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1957年11月3日 旧NHKホール(内幸町)
《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第一幕への前奏曲
ユーリ・シモノフ/モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 – ファイナル
” Karita Mattila (Eva), Jill Grove (Magdalene), Ben Heppner (Walther), Matthew Polenzani (David), James Morris (Sachs). Production: Otto Schenk.
Conductor: James Levine. 2001
《ローエングリン》より「第3幕への前奏曲」 4:34
指揮:マリス・ヤンソン/演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
《ローエングリン》より「第3幕への前奏曲」 3:23
指揮:ワレリー・ゲルギエフValery Gergiev
演奏:マリインスキー劇場管弦楽団Mariinsky Theatre Orchestra
【オペラ解説】オペラって何?
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【作曲家紹介⑦】ワーグナーの借金、夜逃げ、刑務所、亡命と波乱万丈な人生
おすすめの名曲、そして音楽の魅力をたっぷり紹介!!
ワーグナー【生涯と名曲を厳選解説】
序夜《ラインの黄金 Das Rheingold》 2:46:50
指揮:アダム・フィッシャー/演奏:ウィーンフィルハーモニー管弦楽団/ウィーン国立歌劇場合唱団
2016.ウィーン国立歌劇場
第一夜《ワルキューレ Die Walküre》全曲 3:59:28
ヴァルトラウト・マイアー/プラシド・ドミンゴ/マルヤーナ・リポフシェク/ガブリエレ・シュナウト
指揮:リッカルド・ムーティ、1994年7月12日スカラ座、
第二夜《ジークフリート Siegfried》全曲 4:14:50
指揮:アダム・フィッシャー/演奏:ウィーンフィルハーモニー管弦楽団/ウィーン国立歌劇場合唱団
2016.ウィーン国立歌劇場
第三夜《神々の黄昏 Götterdammerung》全曲 4:40:30
アルベリヒ:フランツ=ヨーゼフ・カペルマ:/ブリュンヒルデ:ジェニファー・ウィルソン
ハーゲン:マッティ・サルミネン/ジークフリート:ランス・ライアン
指揮:ズービン・メー・/演奏:バレンシア・コミュニティ・オーケストラ
合唱:バレンシア地方政府合唱団
2009.ソフィア女王の芸術宮殿
《パルジファル Parsifal》全曲 3:52:32
指揮:ホルスト・シュタイン/バイロイト音楽祭オーケストラ/バイロイト音楽祭合唱団
ワーグナー 歌劇《タンホイザー》全曲 2:55:06
タンホイザー:スパス・ヴェンコフ/エリーザベト:セレスティーナ・カサピエトラ
ヴェーヌス:リュドミラ・ドヴォルジャコヴァー/ヴォルフラム:ジークフリート・ローレンツ
ヘルマン:フリッツ・ヒューブナー/ヴァルター:ペーター・ビンツス
ビテロルフ:ペーター・オレシュ/羊飼い:カローラ・ノセック
指揮:オトマール・スイトナー/演奏:ベルリン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
1982年、ベルリン国立歌劇場でのライヴ
《ニュルンベルクのマイスタージンガー》全曲(日本語字幕付) 4:19:40
《Die Meistersinger von Nürnberg》
ハンス・ザックス:テオ・アダムス/ボーグナー:ジークフリート・フォーゲル
ベックメッサー:ジークフリート・ロレンツ/ダーヴィット:ペーター・シュライアー
ワルター:ライナー・ゴールドベルク/エヴァ:マグダレーナ・ファレヴィッチ
マクダレーネ:ウタ・プリエフ
指揮:オットマール・スウィトナー/ベルリン国立歌劇場管弦楽団・合唱団
演出:ヴェルナー・ケルヒ
東京・NHKホール、1987年4月5日
musikalische Leitung – Otmar Suitner
Walther von Stolzing – Reiner Goldberg/David – Peter Schreier
Hans Sachs – Theo Adam/beckmesser – Siegfried Lorenz
Magdalena – Uta Priew/Eva – Magdalena Falewics
5. April 1987 – Tokyo
対訳《神々の黄昏》 序幕/第一幕(全曲) 2:00:59
指揮:ゲオルク・ショルティ/演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【オペラ解説④】ワーグナー「ローエングリン」前編
ワーグナーの最高傑作の一つである「ローエングリン」のストーリーと音楽的魅力をプロが解説!!
対訳《ローエングリン》第一幕全曲
指揮:ルドルフ・ケンペ/演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
対訳《ローエングリン》第三幕全曲
指揮:ルドルフ・ケンペ/演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
対訳《トリスタンとイゾルデ》前奏曲と全曲 4:15:59
イゾルデ:キルステン・フラグスタート/トリスタン:ルートヴィヒ・ズートハウス
クルヴェナル:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
ブランゲーネ:ブランシェ・シーボム
指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/演奏:フィルハーモニー管弦楽団
対訳《トリスタンとイゾルデ》前奏曲と第一幕(全曲)1:22:30
ビルギット・ニルソン(S.)
指揮:ゲオルク・ショルティ/演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
対訳《トリスタンとイゾルデ》第二幕(全曲)1:18:29
ビルギット・ニルソン(S.)
指揮:ゲオルク・ショルティ/演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
対訳《トリスタンとイゾルデ》第三幕(全曲)1:19:02
ビルギット・ニルソン(S.)
指揮:ゲオルク・ショルティ/演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
対訳《タンホイザー》序曲/全幕 3:03:59
指揮フランツ・コンヴィチュニー/演奏:シュターツカペレ・ベルリン(ベルリン国立歌劇場)
対訳《さまよえるオランダ人》全幕 2:21:00
オランダ人:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
指揮:フランツ・コンヴィチュニー/演奏:シュターツカペレ・ベルリン(ベルリン国立歌劇場)
オペラ《リエンツィ》「序曲」WWV.49
指揮:クラウス・ヘルマン・ヴィルヘルム・テンシュテット
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
Rienzi Overture
《交響曲 ハ長調》
Symphony in C Major
《ピアノのためのファンタジア》
Fantasia for piano in F sharp minor, WWV 22
楽劇《ラインの黄金》より「ヴァルハラ城への神々の入場」
‘Walhall’ from ‘Das Rheingold’ (Michele Campanella)
《ワルキューレ》より「ウォータンの告別と魔の炎の音楽」
Wotan’s Farewell and the Magic Fire Music (1856)