生没年・出身地・歿地・墓地
フランツ・リスト 生誕 Franz Liszt
（1811年10月22日ショプロン群ライディング生）
（1886年7月31日バイロイトで歿）
1.職業
ハンガリーのピアニスト・作曲家
「ピアノの魔術師」と呼ばれた
2.称号
3.経歴
⑴．曾祖父セバスチャン・リストは１８世紀前半にハプスブルク家のオーストリア・ハンガリー各地から募集した入植者でドナウ河渓谷に移民として定住、ドイツ語を話しドナウ・シュヴァーベンと呼ばれている民族。１７０３年頃ハンガリー王国モション群ショプロン生れた小作人。１７９３年１月７日没
⑵．祖父はエステルハージー侯の管理人として仕える役人。ピアノ、ヴァイオリン、オルガンを演奏
⑶．父アーダム・リストは１７９８年２２歳からエステルハージー候に役人として仕えアイゼンシュタットに転属し傍らエステルハーザ宮のコンサートでチェロ奏者として出演するなど音楽を愛好。１８１０年ライディング村に転属し牧羊場の管理人となる。母マリア・アンナ・ラガーはオーストリア、クレムス出身の小間物商人の娘。両親は１８１０年結婚
⑷．フランツ・リストは１８１８年父からピアノを学ぶ
1820年エーデンブルクでピアニストデビュー
1821年一家はウィーンに移住しカール・チェルニーやアントニオ・サリエリに師事
1823年一家はパリに移住しフェルディナンド・パエールに作曲を師事
1824年自作のオペラ「ドン・サンシュ」をパリで初演
1826年アントワーヌ・レイハに対位法を師事
1827年イギリス演奏旅行、ブローニュ海岸で保養滞在中に父病死
1830年ベルリオーズと知り会う
1832年ショパンと親交を結ぶ
1834年ジュルジュ・サンドと知り会う。マリー・ダグー伯爵夫人と恋愛し翌年二人はスイスで暮らし始め１２月長女ブランディーヌ誕生
1836年ジュネーブ音楽院でピアノを教える
1837年二女コージマ誕生
1839年長男ダーニエル誕生。伯爵夫人と別離
1842年ヴァイマル宮廷楽団の客演楽長就任
1847年キエフでヴィットゲンシュタイン公爵夫人と出会う
1848年ヴァイマル宮廷楽団常任楽長就任。ヴィットゲンシュタイン公爵夫人は夫のもとを去りヴァイマルのアルテンブルク荘に娘と定住
1850年ワグナーのオペラ「ローエングリン」初演を指揮。侯爵夫人とバ－トアイルゼンに滞在。ハンス・フォン・ビューローが弟子入りする
1858年ヴァイマル宮廷楽団楽長辞任
1859年長男ダーニエル死去
1862年長女ブランディーヌ死去
1865年下級聖職者に列せられる
1866年母パリで死す
1870年二女コージマがワグナーと再婚
1871年ハンガリー宮廷顧問官に任命される。ローマ、ヴァイマル、ブタペストで過ごすようになる
1875年ブタペスト音楽院名誉学長に任命される
1879年アルバーノ僧会員職に任命される
1880年足がはれ水腫と診断される
1881年階段から落ちる
1886年7月20日バイロイト行きの汽車でバイロイトに着き、夜高熱を発し肺うっ血と診断される
4.主な作品
ハンガリ狂詩曲、パガニーニによる大練習曲、ピアノ協奏曲1番、交響詩「前奏曲」ハ長調ほか
5.その他
6.初演
7.関連動画
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