小澤征爾物語 シリーズ-28-1979年演奏会記録
「演奏会記録」
〈1979年(昭和54年)44歳
【楽歴】
【活動記録】
・1-4月ボストン交響楽団を指揮
・3月ボストン交響楽団を率いて中国ツアー
・5月パリオペラ座デビュー
ラヴェル《子供と魔法》
ストラヴィンスキー《エディプス王》
・6月新日本フィルを指揮
・6月フランス国立管/フランス放送新管を指揮
・7月新日本フィルを指揮
・7月関西歌劇団創立30周年と二期会関西支部創
立15周年を記念して初の合同公演で《トスカ》
初上演
・7-12月ボストン交響楽団を指揮
・8-9月ボストン交響楽団を率いてヨーロッパツアー
・11月ベルリン・フィルを指揮
・『複雑な曲を把握し、それをオーケストラに伝える小澤の能力は、ボストン交響楽団の元会長兼最高経営責任者であるマーク・ヴォルペを魅了した。「彼は暗記不可能なものを暗記することができた」とヴォルペは 2016年にCRBのブライアン・マクリースに語った。「つまり、モーツァルトなら8小節、4小節のパターンがある。彼が暗記していたものにはパターンがないものもあった。リズムパターンもハーモニーパターンもない。指揮のマスタークラスは魅力的だった」
小澤は驚くべき速さで曲を暗記し、その後それを記憶から消し去ってしまうようだ。
「ウィーンで彼に会いに行ったとき、4時間のオペラがあっても彼はすべてのパートを知っていました」とヴォルペは語った。「途中で、オーボエのパート2、第2楽章、提示部と言っただけで、彼は正確に何が起こっているのかを説明できました。4週間後、彼はその曲を指揮したことを言えませんでした。つまり、どういうわけか彼は自分の能力がどの程度かを知っていたのです。そして、削除ボタンを押さなければならないとき、彼は削除ボタンを押したのです。』
資料/GBH ニュースルームからの報道を要約
・3月中国との国交正常化を記念した初の文化使節団に小澤征爾とボストン交響楽団をが選ばれ、中国を訪れ演奏、中国音楽人の指導等にあたった。演奏会の模様は中国だけでなく、アメリカにもテレビで報道された。最終日にはボストン交響楽団と北京中央楽団合同で演奏した。
小澤征爾とボストン交響楽団は、上海と北京でコンサート、指導、マスタークラスを開催し、国交樹立後に中国で演奏した最初の西洋のオーケストラとして歴史を刻んだ。
11月ベルリン・フィル客演指揮。
チャイコフスキー《交響曲第6番》
マーラー《交響曲第1番》
ストラヴィンスキー《春の祭典》
・12月中国で中国人による第九を指揮
・小澤征爾『ベルリンで有名な批評家にね、「あんた、ほんとにバッハなんかわかるの?」とか、相当失礼なことを聞かれたことは、覚えています。ところが二、三年後にまた、同じ人に会ったら、もうガラリと変わっていた。
やっぱり勤勉だと思う、まぁ、駄目だったら雇ってもらえないですよね。
才能ということよりも、たぶん人より僕は勤勉だから。
うんと努力するというのは東洋人の美点。特に日本人は根性があるんじゃないですか、…そこには。やってやろう!と思ってやるから。僕のほうが一所懸命やっているんじゃないですか、やっぱり』
・秋山邦晴『1959年ベルリンの秋、ひょっこりやってきた小澤と一ヶ月同宿した。ベルリン芸術祭が開催中で世界のオーケストラなど連日演奏があった。彼はまったくまめに通った。おまけにスコアを買っては各指揮者の表現を細部にわたって研究していた。究明しつくしながら、あれはいい、あそこはこうあるべきではないかと、僕に向かって質問し批評した。なかなか適格な批評をもっていることを知らされた。そしてなんて無駄のない男だ、と僕は感心させられもした。ともかく一時間だって無意味にすごさないのだ。楽譜を調べる。演奏会の練習にもぐりこむ。自分に必要とあらば少々強引なまでにおしかけていって、事務的あるいは政治的な交渉を実行する。そうかとおもえば、遊ぶことも徹底的にエンジョイする。とにかく起きてから寝るまで、まったくこの青年には無駄な時間と行動がないのである。』
・『小澤征爾は、日本人としてのルーツは西洋のクラシック音楽に取り組む上で障害ではなく、むしろ利点であると主張した。「フランス人指揮者がドイツの伝統に溶け込むのは非常に難しい」と彼はかつて語った。「しかし、私たち日本人は独自の伝統を持っていないので、あらゆる国から優れた音楽の伝統を吸収することができます。」』
1月11日
ブルックナー《交響曲第9番》
ブルックナー《テ・デウム》
デビッド・アーノルド(バリトン)
タングルウッド フェスティバル合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n719/mode/2up?view=theater
1月12日
ブルックナー《交響曲第9番》
ブルックナー《テ・デウム》
デビッド・アーノルド(バリトン)
タングルウッド フェスティバル 合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n717/mode/2up?view=theater
1月13日
ブルックナー《交響曲第9番》
ブルックナー《テ・デウム》
デビッド・アーノルド(バリトン)
タングルウッド フェスティバル合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n717/mode/2up?view=theater
1月16日
ブルックナー《交響曲第9番》
ブルックナー《テ・デウム》
デビッド・アーノルド(バリトン)
タングルウッド フェスティバル合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n717/mode/2up?view=theater
1月17日
ウェーバー序曲《精霊の支配者》
モーツァルト《ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ)
ベルリオーズ《イタリアのハロルド》
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ)
バーンスタイン《キャンディード》序曲
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
1月18日
ウェーバー序曲《精霊の支配者》
ベルリオーズ《イタリアのハロルド》
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ)
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n779/mode/2up?view=theater
1月19日
ウェーバー序曲《精霊の支配者》
モーツァルト《ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ)
ベルリオーズ《イタリアのハロルド》
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ)
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n779/mode/2up?view=theater
1月20日
ウェーバー序曲《精霊の支配者》
モーツァルト《ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ)
ベルリオーズ《イタリアのハロルド》
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ)
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n779/mode/2up?view=theater
1月21日
モーツァルト《ピアノと弦楽四重奏曲第1番》
ジュールス・エスキン(チェロ)
バートン・ファイン(ヴィオラ)
フランシス・プーランク《オーボエ、ファゴット、ピアノのための三重奏曲》
ラルフ・ゴンバーグ(オーボエ)
ギルバート・カリッシュ(ピアノ)
シェーンベルク《木管楽器、弦楽器とピアノのための組曲》
ジュールス・エスキン(チェロ)
バートン・ファイン(ヴィオラ)
小澤征爾 ボストン交響楽団室内楽団
ジョーダン ホール ボストン
1月24日
ウェーバー序曲《精霊の支配者》
モーツァルト《ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ)
ベルリオーズ《イタリアのハロルド》
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ)
小澤征爾 ボストン交響楽団
カーネギーホール ニューヨーク
1月25日
ウェーバー序曲《精霊の支配者》作品9 27
モーツァルト《ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ)
ベルリオーズ《イタリアのハロルド》作品16
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ)
小澤征爾 ボストン交響楽団
カーネギーホール ニューヨーク
2月13日
ウェーバー序曲《精霊の支配者》
モーツァルト《ファゴット協奏曲》
シャーマン・ウォルト(ファゴット)
チャイコフスキー《交響曲第6番》「悲愴」
小澤征爾 ボストン交響楽団
退役軍人会員、米国ロードアイランド州プロビデンス
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n953/mode/2up?view=theater
2月14日
ヴェルディ《運命の力》序曲
モーツァルト《クラリネット協奏曲》
ハロルド・”バディ”・ライト(クラリネット)
チャイコフスキー《交響曲第6番》「悲愴」
小澤征爾 ボストン交響楽団
ウールジー ホール、イェール大学、コネチカット州ニューヘイブン
2月15日
ヴェルディ《運命の力》序曲
モーツァルト《クラリネット協奏曲》
ハロルド・”バディ”・ライト(クラリネット)
チャイコフスキー《交響曲第6番》「悲愴」
小澤征爾 ボストン交響楽団
マサチューセッツ大学アマースト校美術センター、マサチューセッツ州
2月17日
コープランド《ロデオ:4つのダンスエピソード》
モーツァルト《ヴァイオリン協奏曲第5番》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ブラームス《交響曲第1番》
小澤征爾 ボストン交響楽団
マサチューセッツ大学アマースト校美術センター、マサチューセッツ州
3月13日〈中国ツアー〉
北京首都体育館で、小澤征爾がボストン交響楽団と中国中央フィルハーモニー管弦楽団のメンバーと演奏
小澤征爾とボストン交響楽団は、外交関係の樹立後、中国で演奏する最初の西洋オーケストラとして歴史に名を残し、上海と北京でコンサート、指導、マスタークラスを開催した。
3月15日 <中国ツアー>
ヴェルディ《運命の力》序曲
モーツァルト《ヴァイオリン協奏曲第5番》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ベルリオーズ《幻想交響曲》
小澤征爾 ボストン交響楽団
革命委員会 上海、中国
3月17日 <中国ツアー>
ガーシュイン《パリのアメリカ人》
ウー・ツー・チアン《草原の小さな姉妹たちのための琵琶協奏曲》
劉 徳海(琵琶)
ベルリオーズ《幻想交響曲》
小澤征爾 ボストン交響楽団
レッドタワー 北京、中国
3月18日 <中国ツアー>
チャイコフスキー《交響曲第6番》「悲愴」
リスト《ピアノ協奏曲第1番》変ホ長調
劉 詩坤(ピアノ)
ラヴェル《ダフニスとクロエ》組曲第2番
小澤征爾 ボストン交響楽団
レッドタワー 北京、中国
3月19日 <中国ツアー>
メンデルスゾーン《ヴァイオリン協奏曲》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ジュゼッペ・ヴェルディ《運命の力》序曲
ウー・ツー・チアン《草原の小さな姉妹たちのための琵琶協奏曲》
劉 徳海(琵琶)
ベートーヴェン《交響曲第五番》ハ短調
小澤征爾 ボストン交響楽団
首都スタジアム 北京、中国
3月21日〈中国北京〉
小澤征爾は71歳の母サクラと8日間の中国ツアーの最後に、幼少期を過ごした故郷(北京)に涙ながらに別れを告げた。同ツアーは「私の夢」だった…と。
3月23日
ヴェルディ《運命の力》序曲
モーツァルト《ヴァイオリン協奏曲第5番》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ウー・ツー・チアン《草原の小さな姉妹たちのための琵琶協奏曲》
劉 徳海(琵琶)
リスト《ピアノ協奏曲第1番》
劉 詩坤(ピアノ)
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n1163/mode/2up?view=theater
3月24日
ヴェルディ《運命の力》序曲
モーツァルト《ヴァイオリン協奏曲第5番》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ウー・ツー・チアン《草原の小さな姉妹たちのための琵琶協奏曲》
劉 徳海(琵琶)
リスト《ピアノ協奏曲第1番》
劉 詩坤(ピアノ)
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n1163/mode/2up?view=theater
3月27日
ヴェルディ《運命の力》序曲
モーツァルト《ヴァイオリン協奏曲第5番》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ウー・ツー・チアン《草原の小さな姉妹たちのための琵琶協奏曲》
劉 徳海(琵琶)
リスト《ピアノ協奏曲第1番》
劉 詩坤(ピアノ)
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n1163/mode/2up?view=theater
3月29日
シェーンベルク《グレの歌》
デビッド・アーノルド(バリトン)
タングルウッド フェスティバル合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
3月30日
シェーンベルク《グレの歌》
デビッド・アーノルド(バリトン)
タングルウッド フェスティバル合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n1219/mode/2up?view=theater
3月31日
シェーンベルク《グレの歌》
デビッド・アーノルド(バリトン)
タングルウッド フェスティバル合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n1219/mode/2up?view=theater
4月2日
シェーンベルク《グレの歌》
デビッド・アーノルド(バリトン)
タングルウッド フェスティバル合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7879bost/page/n1219/mode/2up?view=theater
4月4日
シェーンベルク《グレの歌》
デビッド・アーノルド(バリトン)
タングルウッド フェスティバル コーラス合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
カーネギーホール ニューヨーク
4月5日
シェーンベルク《グレの歌》
デビッド・アーノルド(バリトン)
タングルウッド フェスティバル合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
カーネギーホール ニューヨーク
4月6日
チャイコフスキー《ピアノ協奏曲第1番》
アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
チャイコフスキー《交響曲第6番》「悲愴」
小澤征爾 ボストン交響楽団
エイブリー・フィッシャー・ホール ニューヨーク
4月7日
チャイコフスキー《ピアノ協奏曲第1番》
アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
チャイコフスキー《交響曲第6番》「悲愴」
小澤征爾 ボストン交響楽団
ワシントン DC、米国
6月11日
マーラー《交響曲第8番》「千人の交響曲」
バーバラ・ヘンドリクス(S)
テレサ・ツィリス・ガラ(S)
バーバラ・フォーゲル(S)
ナディーヌ・ドニーズ(Ms)
ローナ・マイヤーズ(Ms)
ケネス・リーゲル(T)
ジークムント・ニムスゲルン(Br)
ペーター・メーヴェン(Bs)
ロンドン・フィル合唱団
フランス放送合唱団
パリ児童合唱団
小澤征爾 フランス国立管弦楽団/フランス放送新管弦楽団
パリ サン・ドニ聖堂
ライブ録音
https://youtu.be/dwgxRHsIBeE?si=h4V1xJIq5GrTEeMe
6月26日 民音定期演奏会
ベルリオーズ《幻想交響曲》ほか
小澤征爾 新日本フィル
東京厚生年金会館
7月11,12日
プッチーニ《トスカ》
指揮 小澤征爾
演出 栗山昌良
装置 妹尾河童
照明 石井尚郎
衣裳 緒方規矩子
舞台監督 田原進
演出補佐 松山雅彦
合唱指揮 手塚幸紀
副指揮 手塚幸紀, 湯浅卓雄
児童合唱指導 井伊弘, 上垣良弘
舞台監督助手 高田昌, 松上博明, 荻野円蔵
装置助手 越野幸栄
舞台助手 向山ひろ子, 後藤純子
照明オペレーター 中山安隆((有)劇光社)
衣裳助手 八重田喜美子
メイクアップ指導 町田米子
稽古ピアニスト 戎洋子, 村上和子
トスカ 樋本栄(11日), 岩田孝子(12日)
カバラドッシ 林誠(11日), 松本幸三(12日)
スカルピア男爵 横田浩和(11日), 三室堯(12日)
アンジェロッティ 蔵田裕行(11日) 釜田仁(12日)
スポレッタ 河内正樹(11日), 山本裕之(12日)
堂守 木川田誠(11日), 林達次(12日)
シャルローネ 田中龍三(11日), 新谷誠(12日)
看守 次田和彦(11日), 藤田武士(12日)
牧童 新居啓子(11日), 安保淑子(12日)
大阪フィルハーモニー交響楽団
関西歌劇団, 二期会関西支部
大阪放送児童合唱団
助演 劇団未来, 劇団キオ, 今西俊夫, 水谷充生, 加藤豊, 竹村佳也, 伊藤正, 藤能成, 水野隆史, 近藤浩昌, 大槻友史, 立花浩雄, 大沢肇
フェスティバルホール
大阪府助成公演オペラハウス《オオサカ》
関西歌劇団創立30周年と二期会関西支部創立15周年を記念しての初の合同公演。小澤征爾の《トスカ》初上演に日本の音楽界が注視した
7月13,14日
プッチーニ《トスカ》
指揮 小澤征爾
演出 栗山昌良
装置 妹尾河童
照明 石井尚郎
衣裳 緒方規矩子
舞台監督 田原進
演出補佐 松山雅彦
合唱指揮 手塚幸紀
副指揮 手塚幸紀, 湯浅卓雄
児童合唱指導 井伊弘, 上垣良弘
舞台監督助手 高田昌, 松上博明, 荻野円蔵
装置助手 越野幸栄
舞台助手 向山ひろ子, 後藤純子
照明オペレーター 中山安隆((有)劇光社)
衣裳助手 八重田喜美子
メイクアップ指導 町田米子
稽古ピアニスト 戎洋子, 村上和子
トスカ 樋本栄(13日), 岩田孝子(14日)
カバラドッシ 林誠(13日), 松本幸三(14日)
スカルピア男爵 横田浩和(13日), 三室堯(14日)
アンジェロッティ蔵田裕行(13日), 釜田仁(14日)
スポレッタ 河内正樹(13日), 山本裕之(14日)
堂守 木川田誠(13日), 林達次(14日)
シャルローネ田中龍三(13日), 新谷誠(14日)
看守 次田和彦(13日), 藤田武士(14日)
牧童 新居啓子(13日), 安保淑子(14日)
大阪フィルハーモニー交響楽団
関西歌劇団, 二期会関西支部
大阪放送児童合唱団
助演 劇団未来, 劇団キオ, 今西俊夫, 水谷充生, 加藤豊, 竹村佳也, 伊藤正, 藤能成, 水野隆史, 近藤浩昌, 大槻友史, 立花浩雄, 大沢肇
フェスティバルホール
’79みんおんコンサート・ファイブ
関西歌劇団創立30周年と二期会関西支部創立15周年を記念しての初の合同公演。小澤征爾の《トスカ》初上演に日本の音楽界が注視した
7月21日<新日本フィル 第71回定期演奏会>
ドヴォルジャーク《ノットゥルノ》ロ長調
ドヴォルジャーク《チェロ協奏曲》ロ短調
ドヴォルジャーク《交響曲第7番》二短調
安田謙一郎(チェロ)
小澤征爾 新日本フィル
東京文化会館
7月27日
ベートーヴェン《レオノーレ序曲第三番》
ベートーヴェン《ピアノ協奏曲第四番》
アンドレ・ワッツ(ピアノ)
ベートーヴェン《交響曲第四番》
小澤征爾 ボストン交響楽団
タングルウッド – シェッド レノックス
https://archive.org/details/bostonsymphonytan1979bost/page/n327/mode/2up?view=theater
7月30日
ドヴォルジャーク《交響曲第9番》「新世界」
小澤征爾 タングルウッド音楽センター管弦楽団
タングルウッド – シアター・コンサートホール
https://archive.org/details/tanglewoodmusicc1979bost/page/n308/mode/1up?view=theater
8月3日
モーツァルト《ファゴット協奏曲》
シャーマン・ウォルト(ファゴット)
F・J・ハイドン《トランペット協奏曲》
アルマンド・ギタラ(トランペット)
レスピーギ《ローマの噴水》
レスピーギ《ローマの祭り》
小澤征爾 ボストン交響楽団
タングルウッド – シェッド レノックス
https://archive.org/details/bostonsymphonytan1979bost/page/n407/mode/2up?view=theater
8月4日
チャイコフスキー《交響曲第6番》「悲愴」
小澤征爾 ボストン交響楽団
タングルウッド – シェッド レノックス
https://archive.org/details/bostonsymphonytan1979bost/page/n415/mode/2up?view=theater
8月4日
モーツァルト《フィガロの結婚》序曲
モーツァルト《クラリネット協奏曲》
ハロルド・”バディ”・ライト(クラリネット)
R・シュトラウス《英雄の生涯》
小澤征爾 ボストン交響楽団
タングルウッド – シェッド レノックス
https://archive.org/details/bostonsymphonytan1979bost/page/n415/mode/2up?view=theater
8月5日
モーツァルト《フィガロの結婚》序曲
モーツァルト《クラリネット協奏曲》
ハロルド・”バディ”・ライト(クラリネット)
R・シュトラウス《交響曲第34番》「英雄の生涯」
小澤征爾 ボストン交響楽団
タングルウッド – シェッド レノックス
https://archive.org/details/bostonsymphonytan1979bost/page/n427/mode/2up?view=theater
8月10日
バルトーク《中国の不思議な役人》全曲
タングルウッド フェスティバル合唱団
ブラームス《ピアノ協奏曲第2番》
ピーター・ゼルキン(ピアノ)
小澤征爾 ボストン交響楽団
タングルウッド – シェッド レノックス
https://archive.org/details/bostonsymphonytan1979bost/page/n487/mode/2up?view=theater
8月11日
バルトーク《弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽》
ラヴェル《ダフニスとクロエ》全曲
タングルウッド フェスティバル合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
タングルウッド – シェッド レノックス
https://archive.org/details/bostonsymphonytan1979bost/page/n497/mode/2up?view=theater
8月17日
チャイコフスキー《白鳥の湖》タングルウッド・オン・パレードからの抜粋
チャイコフスキー《1812年序曲》
小澤征爾 BSO、TMCO、BUTI Young Artists Orch.
タングルウッド – シェッド レノックス
https://archive.org/details/bostonsymphonytan1979bost/page/n569/mode/2up?view=theater
8月18日
ベルリオーズ《ファウストの劫罰》
ダグラス・ローレンス(Br.)
ポール・プリシュカ(Bs.)
小澤征爾 ボストン交響楽団
タングルウッド – シェッド レノックス
8月19日
ベルリオーズ《ファウストの劫罰》
ダグラス・ローレンス(Br.)
ポール・プリシュカ(Bs.)
小澤征爾 ボストン交響楽団
タングルウッド – シェッド レノックス
https://archive.org/details/bostonsymphonytan1979bost/page/n587/mode/2up?view=theater
8月24日 <ヨーロッパツアー>
バルトーク《中国の不思議な役人》全曲
ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団 / SATB合唱団
ブラームス《交響曲第1番》
小澤征爾 ボストン交響楽団
ザルツブルク祝祭大劇場 オーストリア
ボストン交響楽団を率いてヨーロッパ各地の音楽祭に参加
8月26日 <ヨーロッパツアー>
ベルリオーズ《ファウストの劫罰》
テルツァー少年合唱団
ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団 / SATB合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
ザルツブルク祝祭大劇場 オーストリア
8月27日 <ヨーロッパツアー>
バルトーク《弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽》
レスピーギ《ローマの噴水》
ラヴェル《ダフニスとクロエ》組曲第2番
小澤征爾 ボストン交響楽団
ルツェルン美術館 スイス
8月28日 <ヨーロッパツアー>
ベートーヴェン《交響曲第四番》
ベルリオーズ《幻想交響曲》
小澤征爾 ボストン交響楽団
メゾン・デ・コングレ・ モントルー、スイス
8月29日 <ヨーロッパツアー>
ブラームス《交響曲第1番》
レスピーギ《ローマの噴水》
ラヴェル《ダフニスとクロエ》組曲第2番
小澤征爾 ボストン交響楽団
メゾン・デ・コングレ・ モントルー、スイス
8月31日 <ヨーロッパツアー
ベートーヴェン《交響曲第四番》
ベルリオーズ《幻想交響曲》
小澤征爾 ボストン交響楽団
パレ・デ・スポール・ブザンソン フランス
9月1日 <ヨーロッパツアー>
バルトーク《弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽》
ブラームス《交響曲第1番》
小澤征爾 ボストン交響楽団
パレ・デ・ボザール ブリュッセル ベルギー
9月2日 <ヨーロッパツアー>
ベートーヴェン《交響曲第四番》
R・シュトラウス《英雄の生涯》
小澤征爾 ボストン交響楽団
ベルギー、ゲント 王立歌劇場
9月4日 <ヨーロッパツアー>
ベートーヴェン《交響曲第四番》
R・シュトラウス《英雄の生涯》
小澤征爾 ボストン交響楽団
フィルハーモニー・ベルリン、ドイツ
9月6日 <ヨーロッパツアー>
ベルリオーズ《ファウストの劫罰》
テルツァー少年合唱団
ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団 / SATB合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
フィルハーモニー・ベルリン、ドイツ
9月7日 <ヨーロッパツアー>
ベートーヴェン《交響曲第四番》
R・シュトラウス《英雄の生涯》
小澤征爾 ボストン交響楽団
アッシャー ホール エディンバラ (スコットランド)、イギリス
9月8日 <ヨーロッパツアー>
バルトーク《弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽》
ラヴェル《ダフニスとクロエ》全曲
エディンバラ・フェスティバル合唱団 / SATB合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
アッシャー ホール エディンバラ (スコットランド)、イギリス
10月4日
ベートーヴェン《交響曲第五番》
ラヴェル《亡き王女のためのパヴァーヌ》
ラヴェル《シェヘラザード》
フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾソプラノ)
ラヴェル《ボレロ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n15/mode/2up?view=theater
10月5日
ベートーヴェン《交響曲第五番》
ラヴェル《亡き王女のためのパヴァーヌ》
ラヴェル《シェヘラザード》
フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾソプラノ)
ラヴェル《ボレロ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n15/mode/2up?view=theater
10月6日
ベートーヴェン《交響曲第五番》
ラヴェル《亡き王女のためのパヴァーヌ》
ラヴェル《シェヘラザード》
フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾソプラノ)
ラヴェル《ボレロ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n15/mode/2up?view=theater
10月9日
ベートーヴェン《交響曲第五番》
ラヴェル《亡き王女のためのパヴァーヌ》
ラヴェル《シェヘラザード》
フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾソプラノ)
ラヴェル《ボレロ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n15/mode/2up?view=theater
10月11日
アナトリー・リャードフ《魔法の湖》「伝説」
プロコフィエフ《ピアノ協奏曲第3番 》
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ピエール・ブーレーズ《リチュエル/ブルーノ・マデルナを偲んで》
ヤナーチェク《シンフォニエッタ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n71/mode/2up?view=theater
10月12日
アナトリー・リャードフ《魔法の湖》「伝説」
プロコフィエフ《ピアノ協奏曲第3番 》
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ピエール・ブーレーズ《リチュエル/ブルーノ・マデルナを偲んで》
ヤナーチェク《シンフォニエッタ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n71/mode/2up?view=theater
10月13日
アナトリー・リャードフ《魔法の湖》「伝説」
プロコフィエフ《ピアノ協奏曲第3番 》
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ピエール・ブーレーズ《リチュエル/ブルーノ・マデルナを偲んで》
ヤナーチェク《シンフォニエッタ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n71/mode/2up?view=theater
10月16日
アナトリー・リャードフ《魔法の湖》「伝説」
プロコフィエフ《ピアノ協奏曲第3番 》
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ピエール・ブーレーズ《リチュエル/ブルーノ・マデルナを偲んで》
ヤナーチェク《シンフォニエッタ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n71/mode/2up?view=theater
10月17日
シューベルト《交響曲第2番》
モーツァルト《ホルン協奏曲第2番》
チャールズ・カヴァロフスキー(ホルン)
ブルックナー《交響曲第3番》(1877年版)
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
10月18日
シューベルト《交響曲第2番》
ブルックナー《交響曲第3番》(1877年版)
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n119/mode/2up?view=theater
10月19日
シューベルト《交響曲第2番》
ブルックナー《交響曲第3番》(1877年版)
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n119/mode/2up?view=theater
10月20日
シューベルト《交響曲第2番》
ブルックナー《交響曲第3番》(1877年版)
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n119/mode/2up?view=theater
10月23日
ベートーヴェン《交響曲第五番》
エルネスト・ショーソン《ヴァイオリンと管弦楽のための「ポエム」》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ラヴェル《ヴァイオリンと管弦楽のためのツィガーヌ》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ラヴェル《ボレロ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n167/mode/2up?view=theater
10月24日
ベートーヴェン《交響曲第五番》
エルネスト・ショーソン《ヴァイオリンと管弦楽のための「ポエム」》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ラヴェル《ヴァイオリンと管弦楽のためのツィガーヌ》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ラヴェル《ボレロ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
カーネギーホール ニューヨーク
10月25日
ベートーヴェン《交響曲第五番》
エルネスト・ショーソン《ヴァイオリンと管弦楽のための「ポエム」》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ラヴェル《ヴァイオリンと管弦楽のためのツィガーヌ》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ラヴェル《ボレロ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
カーネギーホール ニューヨーク
10月26日
ベートーヴェン《交響曲第五番》
エルネスト・ショーソン《ヴァイオリンと管弦楽のための「ポエム」》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ラヴェル《ヴァイオリンと管弦楽のためのツィガーヌ》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ラヴェル《ボレロ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
メカニックス ホール ウースター、マサチューセッツ
10月27日
ベートーヴェン《レオノーレ序曲第三番》
モーツァルト《ホルン協奏曲第2番》
チャールズ・カヴァロフスキー(ホルン)
チャイコフスキー《交響曲第6番》「悲愴」
小澤征爾 ボストン交響楽団
メカニックス ホール ウースター、マサチューセッツ
10月29日
ベートーヴェン《レオノーレ序曲第三番》
モーツァルト《ホルン協奏曲第2番》
チャールズ・カヴァロフスキー(ホルン)
チャイコフスキー《交響曲第6番》「悲愴」
小澤征爾 ボストン交響楽団
市役所 ポートランド、メイン州
10月30日 追悼: エリサ C. バンクス (1910-1979)
エルガー《エニグマ変奏曲》(創作主題による変奏曲)(9)ニムロッド
ベートーヴェン《交響曲第五番》
エルネスト・ショーソン《ヴァイオリンと管弦楽のための「ポエム」》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ラヴェル《ヴァイオリンと管弦楽のためのツィガーヌ》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ラヴェル《ボレロ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
退役軍人会 米国ロードアイランド州プロビデンス
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n211/mode/2up?view=theater
10月31日
シューベルト《交響曲第2番》
ブルックナー《交響曲第3番》(1877年版)
小澤征爾 ボストン交響楽団
ブッシュネル記念ホール ハートフォード、コネチカット州
11月1日
ベートーヴェン《交響曲第五番》
モーツァルト《ホルン協奏曲第2番》
チャールズ・カヴァロフスキー (ホルン)
ラヴェル《ボレロ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
マサチューセッツ大学アマースト校美術センター
11月2日
シューベルト《交響曲第2番》
ブルックナー《交響曲第3番》(1877年版)
小澤征爾 ボストン交響楽団
マサチューセッツ大学アマースト校美術センター
11月10,11日
ワーグナー《トリスタンとイゾルデ》「前奏曲と愛の死」
ブルッフ《ヴァイオリン協奏曲第1番》
イツァーク・パールマン(Vn.)
チャイコフスキー《交響曲第6番》
小澤征爾 ベルリンフィルハーモニー
ベルリン フィルハーモニーザール
11月29日
モーツァルト《劇場支配人》序曲
モーツァルト《ピアノ協奏曲第20番》
マレー・ペライア(ピアノ)
ホルスト《惑星》
NEC合唱団 / SATB合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n423/mode/2up?view=theater
↓ ホルスト《惑星》
11月30日
モーツァルト《劇場支配人》序曲
モーツァルト《ピアノ協奏曲第20番》
マレー・ペライア(ピアノ)
ホルスト《惑星》
NEC合唱団 / SATB合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n423/mode/2up?view=theater
12月1日
モーツァルト《劇場支配人》序曲
モーツァルト《ピアノ協奏曲第20番》
マレー・ペライア(ピアノ)
ホルスト《惑星》
NEC合唱団 / SATB合唱団
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n423/mode/2up?view=theater
12月5日
ストラヴィンスキー《オーデ・イン・スリー・パート》(管弦楽版、1943年)「ナタリー・クーセヴィツキーの追悼に捧げる」
ベートーヴェン《ヴァイオリン協奏曲》
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ストラヴィンスキー《春の祭典》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
12月6日
ベートーヴェン《ヴァイオリン協奏曲》
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ストラヴィンスキー《春の祭典》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n471/mode/2up?view=theater
12月7日
ベートーヴェン《ヴァイオリン協奏曲》
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ストラヴィンスキー《春の祭典》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n471/mode/2up?view=theater
12月8日
ベートーヴェン《ヴァイオリン協奏曲》
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ストラヴィンスキー《春の祭典》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
https://archive.org/details/bostonsymphonysub7980bost/page/n471/mode/2up?view=theater
12月12日
ストラヴィンスキー《オーデ・イン・スリー・パート》(管弦楽版、1943年)「ナタリー・クーセヴィツキーの追悼に捧げる」
ストラヴィンスキー《ヴァイオリン協奏曲》
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ストラヴィンスキー《春の祭典》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
12月12日
ストラヴィンスキー《オーデ・イン・スリー・パート》(管弦楽版、1943年)「ナタリー・クーセヴィツキーの追悼に捧げる」
ストラヴィンスキー《ヴァイオリン協奏曲》
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ストラヴィンスキー《春の祭典》
小澤征爾 ボストン交響楽団
カーネギーホール ニューヨーク
12月13日
ストラヴィンスキー《オーデ・イン・スリー・パート》(管弦楽版、1943年)「ナタリー・クーセヴィツキーの追悼に捧げる」
ストラヴィンスキー《ヴァイオリン協奏曲》
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ストラヴィンスキー《春の祭典》
小澤征爾 ボストン交響楽団
カーネギーホール ニューヨーク
12月14日
ベートーヴェン《交響曲第五番》
エルネスト・ショーソン《ヴァイオリンと管弦楽のための「ポエム」》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ラヴェル《ヴァイオリンと管弦楽のためのツィガーヌ》
ジョセフ・シルヴァスタイン(ヴァイオリン)
ラヴェル《ボレロ》
小澤征爾 ボストン交響楽団
ラトガース大学、 ニュージャージー州ニューブランズウィック
12月15日
ストラヴィンスキー《オーデ・イン・スリー・パート》(管弦楽版1943年)「ナタリー・クーセヴィツキーの追悼に捧げる」
ストラヴィンスキー《ヴァイオリン協奏曲》
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ストラヴィンスキー《春の祭典》
小澤征爾 ボストン交響楽団
ケネディ舞台芸術センター D.C.
12月28-31日 〈中国で第九を指揮〉
二度目の訪中では吉田秀和夫妻、成城中学時代の担任今井信雄夫妻が同行した
小澤が中国人を指揮して初のベートーヴェン第九を演奏した
『北京、12月28日 — 小澤征爾は、ベートーヴェンの交響曲第九番は”大きくて難しい曲”だと言う。そして今夜、北京中央フィルハーモニー管弦楽団の指揮による同曲の3回公演のうち最初の公演を終えた後、小澤氏は優しくこう言った。”彼らは本当に頑張っていると思いました”
“これらの演奏家や歌手は誰も第九を演奏したり歌ったりしたことがなく、誰も観客席に座って生演奏を聴いたことがなく、交響曲自体が中国で19年間演奏されていなかったことを考慮すると、彼らは非常によくやった”とボストン交響楽団の音楽監督である小澤は語った。
「ウィリアム・スタインバーグが言ったように、”それらしく聞こえるが、まったく違う”とボストン管弦楽団のコンサートマスター、ジョセフ・シルバースタインは語った。”しかし、この種の音楽に対する彼らの経験レベルからすると、彼らはこの曲を驚くほど上手に演奏している。”
北京の紅塔講堂に集まった 1,800人の観客にとって、公演で最も注目に値する、そして衝撃的でさえあったのは、コンサートマスター兼第一バイオリニストのヤン ピンスンがオーケストラをステージに導いたときだった。ヤン氏が 9年半の獄中生活を送った文化大革命の混乱以来初めて、男性たちが西洋風のスーツとネクタイを着用して登場した。オーケストラの 13 人の女性演奏者は、床まで届く黒いベルベットのイブニングドレスを着ていた。
第二楽章終了後、合唱団と 4人のソリストが席に着くと、多くの聴衆が二度見した。2人の女性独唱者は、前が比較的低くカットされた鮮やかな赤と緑のイブニングドレスを着ていた。また、輝く宝石のネックレスとイヤリング、口紅、つけまつげ、アイシャドーもつけていた。
ソリストと合唱団は中国語で歌った。この交響曲は1950年代に合唱部分がドイツ語から中国語に翻訳されており、北京フィルハーモニー管弦楽団の共同指揮者リ・デルン氏によると、1961年にロシア人指揮者のもとで中国語で最後に演奏されたという。
小澤氏にとっては1976年以来4度目の生まれ故郷である中国への旅であり、今回は仕事のためだった。同行したのはボストン交響楽団の4人の音楽家たち、首席チェロ奏者のジュール・エスキン氏、首席ファゴット奏者のシャーマン・ウォルト氏、フレンチホルン奏者のリチャード・マッキー氏、そしてシルバースタイン氏だった。彼らはオーケストラをセクションに分けて集中的な指導を行い、3日間のオーケストラのリハーサルにも立ち会った。
「今回は派手な社交行事やブラボー行事は望んでいませんでした」と小澤氏は語った。「私は、皆さんにこの音楽に親しんでもらい、このオーケストラを指揮し、結果を出して、このコンサートをできるだけ素晴らしいものにするためにここに来ました。皆さんはそれを望んでいましたし、その準備ができていると思いました。」
「昔は、彼らは非常に狭いレパートリーを選んでいました」と彼はインタビューで語った。「彼らは遅れていることを知っていて、臆病でした。何かを学んでは300回演奏していました。『黄河』協奏曲のように。文化大革命の間、この曲はおそらく25,000回演奏されました。そんなふうにしてプロの、世界クラスのオーケストラに成長するわけではありません。」
「ベートーヴェンの第九は象徴的な曲として素晴らしいです。壮大な曲です。この曲をうまく演奏できれば、他の大きな曲にも挑戦できます。もちろん、難しいこともありますが、演奏できると知っておく必要があります。」
問題はたくさんありました。北京の冬の冷たく埃っぽい空気はリハーサル中にイントネーションを台無しにし、今夜の講堂は比較的暖かかったにもかかわらず、不快な音もいくつかありました。
リハーサル中、オーケストラの一部のセクションは常に音楽を急ぎ足で演奏していた。今夜、小澤氏は彼らの演奏をゆっくりにすることに尽力した。
「彼らにとっては理解できることですが、印刷された楽譜に対する反応は非常にナイーブです」とシルバースタイン氏は言う。彼らの多くは、学校のオーケストラにありがちな癖、つまり、急いだり、テンポを維持できなかったりする癖がある。しかし、彼らは大人であり、有能な楽器奏者でもある。楽器は演奏できるが、音楽的感覚はまだ非常に低いのだ。」
しかし、シルバースタイン氏はリハーサル後、彼と彼の同僚たちはオーケストラの進歩が「誰もが合理的に予想していたよりもはるかに優れている」と考えているとすぐに指摘した。
文化大革命(1976年に終結した10年間のトラウマ)による停滞と孤立の年月を経て中国が近代化を図ろうとしている他の多くのものと同様、北京中央フィルハーモニー管弦楽団も刷新されつつある。例えば、同楽団は、これまでのように政治当局の推薦ではなく、オーディションを通じて新しい才能を引き入れるシステムを考案しつつある。
来年からは、誰かが希望したときにあちこちで変なコンサートをやるのではなく、コンサートのスケジュールを公表してそれに従うことになるだろう。
最も微妙な問題は、ボストン交響楽団の4人の演奏者がコンサートに同席して演奏するかどうかだった。中国当局は彼らに同席を要請し、演奏者や指揮者も同様に要請したが、彼らはそれを断念した。
「非常に微妙な状況でした」とシルバースタイン氏は説明した。「私たちは代役として連れてこられました。リハーサルにも同席しました。彼らは熱心でしたが、私たちが彼らのセクションの真ん中に座っていることに少しいら立っているのが感じられました。」
小澤氏は、音楽学生にリハーサル2回分のチケットが発行されていたことがわかり、真剣に仕事に取り掛かることができなくなったと語った。
「観客の前では、いくら立ち止まって、誰かに高いとか低いとか間違っているとか言うことはできなかった」と彼は語った。「それは侮辱のようなものだっただろう」』
要約 ジェームズ・P・ステルバ著、ニューヨーク・タイムズ紙特別寄稿1979年12月29日から
・パリ・オペラ座にデビュー
ラヴェル《子どもと魔法》
ストラヴィンスキー《エディプス王》