ヘンデル


生没年・出身地・歿地・墓地
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル生誕  Georg Friedrich Handel

(1685年2月23日ザクセン・アンハルト州ハレ・アン・デァ・ザーレ生)
(1759年4月14日ロンドンで歿)

目次(クリックまたはタップで各項目にジャンプします。)

1.職業

ドイツ(後イギリスに帰化)の作曲家

2.称号

3.経歴

1.祖父ヴァーレンティ・ヘンデルは1582年ブレスラウに生まれ、1608年アイスレーベンでアンナ・バイヒリングと結婚。鍛冶屋組合の評議員。1636年没。
2.父ゲオルグ・ヘンデルは1622年ハレ・アン・デァ・ザーレで生まれ14歳のとき父の死によりグラマースクールを退学し弁護士を断念。医学を修め1643年12歳年上の6人の子持ち未亡人アンナ・ケーテと結婚しザーレクライスのノイマルクトに住んだ。1657年ザクセン・ヴァイセンフェルト公ヨーハン・ゲオルク1世の宮廷外科医、兼ヴェッティン家の理髪師・外科医に任命される。1666年居酒屋を買い1672年ワイン販売の許可を得て郊外にブドウ園を所有。1682年妻の死。翌年ギービッヒェンシュタインのルター派牧師の娘ドロテア・タウストと結婚。ヘンデルの母である。
4.ヘンデルは幼少から楽才を示す
1692年7歳のときに父と訪れたザクセン公宮廷でヨーハン・アードルフ1世に楽才を認められ正式な音楽教育を受けることになる
1693年ハレのルター派聖母教会のオルガニストのフリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァハウにオルガン、ハープシコード、ヴァイオリン、オーボエ、作曲法を学ぶ
1697年父の死
1702年父の望みであった法律家を目指しハレ大学入学。そしてルター派ではあったがカルヴァン派のハレ大聖堂オルガニストに任命される
1703年大学を退める
1704年ハンブルク歌劇場第二ヴァイオリン奏者、指揮者カイザーの下で副指揮者各のハープシコード奏者となる。作曲を始める。作曲家ヨハン・マッテゾンと
親交を結ぶ
1705年最初のオペラ「アルミラ」作曲し成功を収める
1706~10年イタリアへ行きオペラ、カンタータ、オラトリオの勉強をしながらオルガン、チェンバロ奏者として活動。ローマ、ヴェネツィア、ナポリを巡りスカルラッティ親子、アルカンジェロ・コレルリ等と知り合う。オペラ「ロドリゴ」・「アグリッピーナ」を上演
1710年アゴスティーノ・ステッファがかって楽長をしていたハノーファー宮廷への推薦を受け楽長に就任。就任後休暇をとりハレ、デュッセルドルフ、オランダからロンドンに渡る
1711年ロンドンでオペラ「リナルド」上演、ハノーファーに戻る
1712年秋ロンドンに渡り在住を決める
1714年アン女王の死去に伴いハノーファー選帝侯がイギリス王ジョージ1世となる
1717年テムス川にジョージ1世を迎え組曲「水上の音楽」演奏
1717~18年チャンドス公の楽長
1719年王立音楽アカデミー設立により音楽監督就任
1724年ジョージ・フレデリック・ヘンデルと改名
1727年イギリス帰化。王室礼拝堂付作曲家・宮廷作曲家に任命される
1728年王立音楽アカデミーは倒産し再開の1729~34年キングス劇場でオペラ公演を続ける
1734~37年コヴェント・ガーデン劇場で公演を続ける
1737~38年キングス劇場でオペラ公演を続ける
1738年オペラ「クセルクス」作曲
1750年8月オランダのハーグ近郊で馬車が転覆して重傷を負う
1751年6月イギリスのチェルトナムの温泉に行く。視力障害は老人性白内障で専門医の診断は絶望的であった。11月3日医師プロムフィールドにより左目の白内障を手術。オルガン演奏を続ける
1753年1月新聞は失明を発表
1759年4月遺書の補遺に困窮した音楽家と家族に1000ポンを寄付することを加筆。4月14日早朝に脳卒中再発死亡。生涯独身で過ごす。遺言によりロン
ドンのウエストミンスター寺院に埋葬。

4.主な作品

オペラ「シーラ」・「ラダミスト」・「フロリダンテ」・「オットーネ」・「ジュリアス・シーザー」・「タメルラーノ」
オラトリオ「エステル」・「さうる」・「エジプトのイスラエル人」・「メサイア」・「サムソン」・「マカベスのユダ」・「エフタ
、器楽曲「水上の音楽」・「王宮の花火」ほか

5.その他

6.初演

7.関連動画


Georg Friedrich Handel Concerti Grossi Op 6 N 1-12
 


Water Music
 


Sarabande
 


HALLELUJAH – Aleluya
 


Largo (from ‘Xerxes’) Opera
 


Suite No 5 in E Major ‘The Harmonious Blacksmith’
 


Rachmaninov plays Händel ~ The Harmonious Blacksmith
 


The Harmonious Blacksmith Air with 5 variations(Cembalo)
 


Arrival of the Queen of Sheba – G.F. Händel – Saint Martin-church Dudelange
 

参考文献:「クラシック作曲家辞典」中河原理監修、フェニックス企画編 東京出版堂 「音楽史(音楽講座)」堀内敬三著 音楽之友社 「偉大なる作曲家のためのカルテ」五島雄一郎著 医療ジャーナル社 「wikipedia」 「glennmie.blog.s0-net.ne.jp」 「robortkelloyphd.com」 「dictionary/composer/alkan」 「maucamedus.net/solmization/gawut」 「www.tcat.ne.jp/eden/music」 「www.cadenza-od.com」 「www.coara.or.jp/-doraemon/gagaku/nenpyoz.htm」 「www.gecities.jp/gzgaku.ryuteki」 「www.univesal-music,co.jp」 「maokato.jp/bihoro/bihoro 「homepage3.nifty.com/cio/a-alta」 「www.wagnerdailas.com」 「江戸東京年表」吉原健一郎・大濱徹也編 小学館 「日本史・世界史 同時代比較年表」楠木誠一郎著 朝日新聞出