生没年・出身地・歿地・墓地
サー・エイドリアン・セドリック・ボールト生誕 Sir Adrian Cedric Boult
(1889年4月8日チェスター生)
(1983年2月23日イギリスで歿)
1.職業
イギリスの指揮者
2.称号
ナイト
3.経歴
父は石油貿易で成功した実業家でその家庭の長男として育つ
2才のとき一家はブランデルサンズに移る
幼い頃から音楽教育を受け、リヴァプールでのハンス・リヒター指揮するコンサートにはよく聴きに行っていたという。ロンドンのウエストミンスター・スクール在学時代は、時間があるとコンサートを聴きに行き1901~08年の間は多くのコンサートを聴くチャンスを得る
1908年オックスフォード大学クライスチャーチ・カレッジに入り歴史を専攻、後に指揮者ヒュー・アレンの助言で音楽に変更する
1909年は音楽クラブの会長であったがボート部の熱心な部員でもあった
1912年卒業しライプツィヒ音楽院に入る。ハンス・シットの指揮クラスに在籍。指揮者ニキシュに傾倒する
1913年コヴェント・ガーデン歌劇場スタッフになる
1914年リヴァプール・フィルで指揮者デビュー
第一次世界大戦に軍役参戦し通訳として従軍
1918年ロンドン交響楽団指揮者
1921年音楽博士号取得
1924~30年バーミンガム市交響楽団指揮者
1930~50年BBC交響楽団初代首席指揮者・音楽監督
1937年ナイトに叙せられる
1950~59年ロンドン・フィル首席指揮者
1959~60年バーミンガム市交響楽団音楽監督。その後数年ウィーン、アムステルダム、ボストン等で客演指揮する
1966年10月30日ハヴァーガル・ブライアンの「交響曲第一番ゴシック」をBBC響と初演(ライブ録音盤あり)
1970年ブラームスの交響曲第3番をレコーディングし好評を得てワーグナ-、シューベルト、モーツァルト、ベートヴェンの曲をシリーズ化する
1977年10月12日ラスト・コンサート
1978年12月シュバート・パリーの曲のレコーディングが最後となった
1981年引退
1983年2月22日93歳の生涯を終える
4.主な作品
5.その他
6.初演
7.関連動画
Beethoven “Violin Concerto” David Oistrakh/Sir Adrian Boult
Sir Adrian Boult conducts Sir Edward Elgar’s ‘The Dream of Gerontius’ (1968)
Schubert – Symphony No 9 in C major, D 944
Beethoven – Piano concerto n°3 – Solomon / BBC SO / Boult
Mussorgsky “Night on Bald Mountain” – Sir Adrian Boult conducts
Brahms, Symphony No,4 , Adrian Boult