小澤征爾物語 シリーズ-2
➀【小澤征爾プロフィール】
➁【楽歴】
➂【主な初演記録】
➃【小澤征爾デビュー記録】
➄【引越歴】
➀【小澤征爾プロフィール】
1935年中国瀋陽生まれ。
幼少の頃、兄からアコーディオンとピアノの手ほどきを受けた。
成城中学に入りピアノを豊増昇に師事。
成城中学校を卒業し同高校に進学した。翌年成城高校を退学し、桐朋女子高等学校音楽科開設により指揮科入学、桐朋学園短期大学に進んだ。
指揮法は中学生の頃から山本直純、斉藤秀雄に学んだ。
海外に渡ってからは、指揮法は、シャルル・ミンシュ、エレアザール・デ・カルヴァーリ、レオン・パルザン、ウジェーネ・ビゴー、ヘルベルト・フォン・カラヤン、レナード・バーンスタインの指導を受けた。
1959年フランスのブザンソンで開催された国際オーケストラ指揮者コンクールで優勝。
1960年タングルウッド音楽祭に招待され、7月バークシャー・ミュージック・センターでボストン交響楽団夏季訓練アカデミーの指揮試験に合格。シャルル・ミンシュ、エレアザール・デ・カルヴァーリの指揮指導をうけた。8月クーセヴィツキー大賞受賞決定の内定を受けた。9月ベルリンの市立音楽院でカラヤン主催「指揮コンテスト」を受け一番で合格し、カラヤンの指導を定期的(1961年10月‐1962年9月まで4回16日間)に受けることになる。
1961年2月20日「日独修好100年記念演奏会」でベルリン・フィルハーモニーを指揮、ドイツデビュー(25歳)
1961年4月ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団副指揮者(1961-1962)
1961年4月13,14,16日ニューヨーク・フィルハーモニック演奏会で、黛敏郎《饗宴》を指揮してカーネギーホール指揮デビュー(25歳)
1961年5月5日ニューヨーク・フィルハーモニック日本ツアーで、黛敏郎《饗宴》を東京文化会館で指揮
1961年6月22日日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会を指揮して日比谷公会堂デビュー(25歳)
1961年7月NHK交響楽団を指揮して杉並公会堂で放送録音。NHK交響楽団との初顔合わせとなる(25歳)
1961年8月6日群馬フィルハーモニー・オーケストラ15周年記念演奏会を指揮
1962年1月10サンフランシスコ交響楽団定期演奏会でハチャトリアンの代役でベルリオーズ《幻想交響曲》を指揮して好評を博した。(サンフランシスコ交響楽団デビュー26歳)
1962年6月20日NHK交響楽団指揮デビュー(26歳)
1963年7月コロンビア・アーティスト・マネジメントとマネジメント契約。
1963年7月肩を痛めたジョルジュ・プレートルの代役として急遽シカゴ交響楽団ラヴィニア音楽祭に出演しシカゴデビュー(27歳)、ドボルジャーク《新世界より》を指揮して好評を収めた。
1964年1月7日トロント交響楽団を指揮してデビュ―(28歳)
1964年からシカゴ交響楽団ラヴィニア音楽祭音楽監督(1968年まで)。
1964年8月15日ボストン交響楽団を指揮してタングルウッドデビュー(28歳)
1965-1968年カナダ、トロント交響楽団音楽監督。
1966年8月8日ザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してデビュー
1966年9月21日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してデビュー
1966年ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮してデビュー
1970-1973年サンフランシスコ交響楽団音楽監督。
1970年タングルウッド音楽祭音楽監督。
1973年ボストン交響楽団(BSO)第13代音楽監督に就任した。
BSO在任中、BSOを率いて1976年ヨーロッパ、1978年3月日本でコンサートを成功させ評判を国内外に築き上げた。
1981年3月、BSO創立100周年を記念してアメリカの14都市をツアーし、その後世界ツアーを実行した。同年の秋には、日本、フランス、ドイツ、オーストリア、イギリスでも開催された。
1984年、1988年、1991年にはBSOヨーロッパで公演が行われ、1986年と1989年には日本でも公演され、いずれも大好評を博した。
1978年、中国政府から正式に招待され、中国中央交響楽団と1週間共演した。
1979年3月BSOとともに再び中国を訪問した。オーケストラの演奏に加えて、彼は中国の音楽家とのディスカッションや指導セッションを通じて、重要な文化的および音楽的交流を促進しました。以来、同氏は中国との強固な関係を築き続けた。
2002年ボストン交響楽団桂冠音楽監督に指名された。
2002年秋、ウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任し、2010年春までその職を務めた。
ヨーロッパでの評判と人気は絶大で、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を含む多くのオーケストラを指揮した。また、ウィーン国立歌劇場、パリ国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、フィレンツェ歌劇場、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場など著名なオペラハウスで指揮をした。
1984年に亡き師・斉藤秀雄を追悼し、秋山和慶氏等とともにサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)を結成した。
同オーケストラは東京と大阪でコンサートを開催し大成功を収め、1987年、1989年、1990年にはヨーロッパツアーを行った。
1991年SKOはヨーロッパとアメリカでコンサートを行い、高い評価を受けた。
これらの活動は、1992年芸術的夢であるサイトウ・キネン・フェスティバル松本の開催につながった。この国際音楽祭のディレクターに就任し、その役割を生涯続けた。
SKOは1994年、1997年、2004年に海外公演を含むツアーを続けた。
2015年からは「セイジ・オザワ・松本フェスティバル」として新たなステージを迎えた。
特に教育に力を入れてきた。室内楽アカデミー奥志賀は、1997年に始まったサイトウ・キネン室内楽研究会を発展させ、2011年にNPO法人小澤国際室内楽アカデミー奥志賀アジアとなり、各国の優秀な学生に機会を提供している。
2000年には小澤征爾音楽院オペラプロジェクト。
2009年には小澤征爾音楽院オーケストラプロジェクトを設立し、演奏を通じた後進の育成にも積極的に取り組んでいる。
2005年にはヨーロッパの音楽学生を教育するためにスイス小澤征爾国際アカデミーを設立した。
1990年の創設以来水戸室内管弦楽団と緊密に連携した。
2013年からは同オーケストラの総監督および水戸芸術館の館長を務めた。
新日本フィルハーモニー交響楽団の創立者として創立以来定期的に協力している。
・国内外で数多くの賞を受賞した。
ハーバード大学名誉博士号 (2000年)。
オーストリア科学芸術名誉十字章第一級(2002年)
毎日芸術賞(2003年)
サントリー音楽賞(2003年)
フランスのソルボンヌ大学名誉博士号 (2004年)
ウィーン国立歌劇場名誉会員(2007年)
フランスのレジオンドヌール勲章オフィシエ (2008年)
フランス美術学院アカデミー外国準会員(2008年)
日本で最高の栄誉文化勲章受章(2008年)
Giglio D’Oro by Premio Galileo 2000 イタリア財団 (2008年)
日本人として初めてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の名誉会員を授与された(2010年)
日本美術協会よりプレミアム・インペリアーレ(2011年)
渡辺明夫財団音楽賞(2011年)
ケネディセンター名誉賞(2015年)
2016年2月、2013年サイトウ・キネン・フェスティバル松本で録音された、小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラ演奏によるアルバム『ラヴェル ランファンとレ・ソーティレージュ』が、第58回グラミー賞最優秀オペラ録音賞を受賞した
2016年4月にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の名誉会員に任命された
2024年2月6日東京都内の自宅で心不全で逝去、88歳の生涯であった。葬儀・告別式は近親者で営まれた。
➁【楽歴】
・Seiji Ozawa 1935-2024 満洲国奉天生まれの日本人(Mukden, Manchuria)
・1948年ビアノを豊増昇に師事
・1952年斎藤秀雄門下
・1952年桐朋女子高等学校音楽科指揮科入学 指揮を斎藤秀雄に師事
・1955年同校卒業
・1955年桐朋学園短期大学音楽科指揮科入学 指揮を斎藤秀雄に師事
・1957年同短期大学音楽科指揮科卒業
「師事」
斎藤秀雄、シュルル・ミンシュ、フェルベルト・フォン・カラヤン
・1957年三友合唱団、群馬交響楽団の指揮者
・1959年フランス私費留学
・1959年ブザンソン国際指揮者コンクール1位
・1960年タングルウッド音楽センター指揮コースに入りシャルル・ミンシュに学ぶ
・クーセヴィッキー賞受賞
・カラヤン指揮実科研修生となる
・1960年4月トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団と放送用録音
・1960年12月フランス国立フィルと録音
※【ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団】
1961年2月20日「日独修好100年記念演奏会」でベルリン・フィルハーモニーを指揮
・1966年9月21日ベルリン・フィル定期演奏会で指揮デビュー
(1966年フルサイズの公式演奏会初指揮であった)
・2016年4月10日ラストコンサート
曲目(ラストコンサート)
モーツァルト《弦楽セレナーデ》第10番
ベートーヴェン《エグモント》序曲
ベートーヴェン《合唱幻想曲》
ピーター・ゼルキンピアノ
ベルリン放送合唱団
小澤征爾 ベルリン・フィル
ベルリン フィルハーモニーザール
・この間通算約175回指揮台に立った
※【ニューヨーク・フィルハーモニック】
・1961年4月ニューヨーク・フィルハーモニックのレナード・バーンスタイン音楽監督の副指揮者(1961年4月‐1962年9月)
・1961年4月13日ニューヨーク・フィルハーモニック演奏会で黛敏郎《饗宴》を指揮して、カーネギーホールデビュー(25歳)
・1963年4月単独指揮デビュー
・1963-65年ニューヨークフィル指揮者
・1971年ラストコンサート
・この間約124回指揮台に立った
※【日本フィルハーモニー交響楽団】
・1957年日本フィル渡辺暁雄の下で副指揮者
・1961年6月22日 日本フィル定期演奏会デビュー
曲目(デビュー)
ベルリオーズ《ローマの謝肉祭》序曲
ド ビュッシー《牧神の午後への前奏曲》
フォーレ《ペレアスとメリザンド》組曲
チャイコフスキー《交響曲第5番》
・1964-68年日本フィル 楽団参与
・1972年日本フィル首席指揮者
・1972年6月16日ラストコンサート
曲目(ラストコンサート)
マーラー《交響曲第二番》 「復活」
小池容子(Ms.)荒 道子(S.)
日本プロ合唱団連合
小澤征爾 日本フィルハーモニー
※【サンフランシスコ交響楽団】
・1962年1月10日サンフランシスコ交響楽団で指揮デビュー
・1970-76年サンフランシスコ響音楽監督
曲目(デビュー)
ハイドン《デ・テウム》
バーンスタイン《チチェスター詩篇》
ベルリオーズ《幻想交響曲》
・1977年サンフランシスコ響音楽顧問
・2001年ラストコンサート
※【NHK響交響楽団】
・1961年7月杉並公会堂で放送録音を指揮してN響との初顔合わせとなる
・1962年6月20日NHK交響楽団指揮デビュー
・【シカゴ交響楽団ラヴィニア音楽祭】
・1963年7月16日シカゴ交響楽団ラヴィニア音楽祭指揮デビュー
(病気のプレートルの代役出演)
・1964-68年6月シカゴ交響楽団ラヴィニア音楽祭音楽監督
・1969-70年シカゴ交響楽団ラヴィニア音楽祭首席指揮者となり、その後も客演した
・1985年7月14日ラストコンサート
曲目(ラストコンサート)
モーツァルト《ピアノと管弦楽のための
ロンド》
武満徹《リヴァーラン》
ピーター・ゼルキン(ビアノ)
チャイコフスキー《交響曲第6番》「悲愴」
※【トロント交響楽団】
・1964年1月7日トロント交響楽団を指揮してデビュー
・1965-69年9月トロント交響楽団音楽監督
・1969-2024年トロント交響楽団名誉音楽監督
・1970-96年までトロント交響楽団客員指揮者
・【ボストン交響楽団】
・1964年8月15日ボストン交響楽団を指揮してデビュー
・1970年-2002年ボストン交響楽団タングルウッド音楽祭音楽監督
・1972-73年ボストン交響楽団音楽顧問
・1973-2002年9月ボストン響初代音楽監督
・2006-2024年ボストン響桂冠音楽監督
・2008年11月29日音楽監督ラストコンサート
曲目(ラストコンサート)
メシアン《神の臨在の3つの短い典礼》
タングルウッド音楽祭女性合唱団
ピーター・ゼルキン(ピアノ)
ベルリオーズ《幻想交響曲》
小澤征爾 ボストン交響楽団
シンフォニーホール ボストン
・通算約2014回指揮台に立った
※【ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団】
・1966年8月8日ザルツブルクでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してデビュー
曲目(デビュー)
シューベルト《交響曲第5番》
ブラームス《交響曲第2番》
シューマン《ピアノ協奏曲》
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
・1969年《コジ・ファン・トゥッテ》を指揮してザルツブルク音楽祭デビュー
・2016年10月2日ラストコンサート
ズービン・メータ、アンネ=ゾフィ・ムター、
ヘン・ライス(ソプラノ)等とサントリーホール
サントリー・ホール30周年記念ガラコンサートで共演
※1969年パリ管弦楽団デビュー
・【新日本フィルハーモニー交響楽団】
・1972年新日本フィル創設メンバーとなる
・1972年9月15日新日本フィル結成演奏会を東京文化会館で指揮
・1972-91年指揮者
・1991‐1998年名誉芸術監督
・1999年桂冠名誉指揮者
※1974年英国ロイヤル・オペラデビュー
※1979年パリ・オペラ座デビュー
曲目(デビュー)
ラヴェル《子どもと魔法》
ストラヴィンスキー《エディプス王》
※1980年ミラノ・スカラ座デビュー
演目(デビュー)
プッチーニ《トスカ》ルチアーノ・パヴァロッティと共演
※【ウィーン国立歌劇場】
・1988年ウィーン国立歌劇場デビュー
演目(デビュー)
チャイコフスキー《エウゲニ・オネーギン》ミレッラ・フレーニと共演
・2002-2010年ウィーン国立歌劇場音楽監督
・2009年10月13日ラストコンサート
※【サイトウ・キネン・オーケストラ】
・1984年9月17日斉藤秀雄メモリアルコンサート
曲目
J.S.バッハ《シャコンヌ》
小澤征爾 桐朋学園メモリアル・オーケストラ
・1994年セイジ・オザワ松本フェスティバル(改名)総監督
※【水戸室内管弦楽団】
・1990年水戸室内管弦楽団芸術顧問・指揮者
・1990年4月8日第1回定期演奏会初指揮/芸術顧問
曲目
モーツァルト《ディヴェルティメント》
ボッケリーニ《チェロ協奏曲》
ハイドン《チェロ協奏曲 第1番》
チャイコフスキー《弦楽セレナード》
ムスティラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
小澤征爾 水戸室内管弦楽団
・2019年5月28日ラストコンサート
※1992年12月16日メトロポリタン歌劇場指揮デビュー
演目(デビュー)
歌劇《エフゲニー・オネーギン》
出演ミレッラ・フレーニほか
この日を含め11公演を指揮したといわれている。
※1998年長野冬季オリンピックの開会式でベートーヴェンの交響曲第九番より「歓喜の歌」の同時生演奏で、世界5大陸の合唱団を率いた
※2000年6月【小澤征爾音楽塾 塾長】
※2000年若い音楽家を育てる小澤征爾音楽アカデミー創設
※2005年【東京オペラの森 音楽監督】
➂【主な初演記録premiere】
0. 1967年11月9日「ニューヨーク・フィル創立125周年記念」
ニューヨーク・リンカーン・センターのフィルハーモニック・ホール(デイヴィッド・ゲフィン・ホール)
武満徹の《ノヴェンバー・ステップス》
鶴田錦史と横山勝也のソロ
小澤征爾指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック
この初演は大成功を収め、武満の名が世界に知られる契機となった。小澤征爾によると、会場にはレナード・バーンスタインの他に、アーロン・コープランドやクシシュトフ・ペンデレツキらも同席していたという。バーンスタインは涙を流しながら「これは強い生命の音楽だ」と絶賛したという。「ニューヨーク・フィル創立125周年記念」
1. 1970年1月16日日本フィルハーモニー交響楽団 東京文化会館
バーンスタイン《チチェスター詩篇 》(日本初演)
バーンスタイン《交響曲第3番》「カディッシュ」 (日本初演)
ピアノ:高橋悠治
メゾソプラノ:成田絵智
ソプラノ:大西代志子
合唱:日本合唱団連合
合唱:杉並児童合唱団
ナビゲーター:渡辺美佐子
2. 1971年9月27日日本フィルハーモニー交響楽団 東京文化会館
ベルリオーズ《レリオ、あるいは生への復帰》 op.14b (日本初演)
ナビゲーター:佐藤 功 テノール:中村 健 バリトン:平野忠彦
合唱:日本プロ合唱団連合
3.1972年2月28日日本フィルハーモニー交響楽団
べルリオーズ《テ・デウム》 op.22 (日本初演)
テノール:宮本正 オルガン:酒井多賀志 合唱:日本プロ合唱連合 合唱:東京放送児童合唱団
4. 1972年3月6日日本フィルハーモニー交響楽団 東京文化会館
チェロ:ピエール・フルニエ
ハイドン《交響曲第47番ト長調》 Hob.I:47 (日本初演)
5. 1983年12月ボストン交響楽団 パリ・オペラ座
オリヴィエ・メシアンのオペラ《アッシジの聖フランチェスコ》
以下は年代不詳
6. 武満徹《リング》
7. 武満徹《弧(アーク)》第1部 第2楽章(読響)
8. 武満徹《アステリズム》(TSO)
9. 武満徹《クロッシング》(日フィル)
10.武満徹《カシオペア》(CSO)
11.徹《秋》(NJP)
12.武満徹《カトレーン》(NJP)
13.武満徹《夢窓》(京響)
14.武満徹《For Lenny’s Birthday》(BSO)
15.武満徹《フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム》(BSO)
16.武満徹《セレモニアル》(SKO)
17.武満徹《2つのシネ・パストラル》(NJP)
18.高橋悠治《オルフィカ》(日フィル)
29.篠原眞《ヴィジョンⅡ》(日フィル)
20.石井真木《遭遇第2番》(日フィル)
21.一柳慧《アップ・トゥ・デイト・アプローズ》 (武満徹と二人で指揮。)(日フィル)
22.黛敏郎《交響詩 輪廻(さむらーら)》(N響)
23.千住明《日本交響詩》(N響)
24.シュニトケ《チェロ協奏曲第2番》(LSO)
25.デュティユー《時の影》(BSO)
26.デュティユー《時の大時計》(SKO)
27.ロジャー・セッションズ《管弦楽のための協奏曲》(BSO)
28.ピーター・リーバーソン《ピアノ協奏曲第1番》 (BSO)
29.ジョージ・ウォーカー《ライラックス》(BSO)
30.ピーター・マックスウェル・デイヴィス《交響曲第2番》(BSO)
31.ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ《交響曲第8番》(BSO)
32.ジョン・コリリアーノ《交響曲第2番》(BSO)世界初演
33.オットー・ヨアヒム《コントラスツ》(CSO)
34.ガンサー・シュラー《レチタティーヴォとロンド》(CSO)
35.ルーカス・フォス《バロック変奏曲》(CSO)
36.エルンスト・クルシェネク《遠景》(CSO)
37.ウィリアム・ルッソ《ブルース・バンドとシンフォニー・オーケストラのための3つの小品》(CSO)
38.アラン・スタウト《交響曲第2番》(CSO)
39.エリオット・カーター《ファゴット協奏曲》(CSO)
40.アラン・ホヴァネス《日本の版画による幻想曲》(CSO)
41.クシシュトフ・ペンデレツキ《ラルゴ》(VPO)
42.レイモンド・マリー・シェーファー《香を聴く》(京響)
43.ジェルジ・リゲティ《サンフランシスコ・ポリフォニー》(SFS)
44.アンジェイ・パヌフニク《交響曲第8番》(BSO)
45.レナード・バーンスタイン《ディヴェルティメント》(BSO)
46.トリスタン・ミュライユ 《シヤージュ(wikidata)》
47.オリヴィエ・メシアン『トゥーランガリラ交響曲』NHK交響楽団との日本初演
48.ジェルジュ・リゲティ『アトモスフェール』読売日本交響楽団との日本初演
49.ヤニス・クセナキス『戦術』 (若杉弘と2人で指揮)読売日本交響楽団との日本初演
50.ベルリオーズ『死者のための大ミサ曲』日フィルとの日本初演
51.ストラヴィンスキー『火の鳥』日フィルとの日本初演 (全曲演奏会初演)
52.ジョージ・ウォーカー《Lilacs》(BSO)世界初演
53.アンリ・デュティルーHenri Dutilleux《The Shadows of Time》(BSO)世界初演
54.マイケル・ティペット《ローズ・レイク》(BSO)アメリカ初演
➃【小澤征爾デビュー記録】
・1960年4月タングルウッド音楽センター指揮コース演奏会でタングルウッド音楽センター管弦楽団を指揮
・1961年2月20日「日独修好100年記念演奏会」でベルリン・フィルハーモニーを指揮、ドイツデビュー(25歳)
・1961年4月13日ニューヨーク・フィルハーモニック演奏会に特別出演し、カーネギーホール指揮デビュー(25歳)
・1961年6月22日日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会を指揮して日比谷公会堂デビュー(25歳)
・1961年7月NHK交響楽団を指揮して杉並公会堂で放送録音しN響との初顔合わせとなる(25歳)
・1962年1月10日サンフランシスコ交響楽団デビュー(26歳)
・1962年6月20日NHK交響楽団指揮デビュー(26歳)
・1963年7月シカゴ交響楽団ラヴィニア音楽祭を指揮してシカゴデビュー(27歳)
・1964年1月7日トロント交響楽団を指揮してデビュ―(28歳)
・1964年8月15日ボストン交響楽団を指揮してタングルウッドデビュー(28歳)
・1966年8月8日ザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してデビュー
・1966年9月21日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してデビュー
・1966年ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮してデビュー
・1972年9月15日新日本フィルハーモニ交響楽団結成演奏家を東京文化会館で指揮してデビュー
・1974年英国ロイヤル・オペラのオペラ《エフゲニー・オネーギン》指揮してデビュー。共演はミレッラ・フレーニ
・1980年ミラノ・スカラ座のオペラ《トスカ》指揮してデビュー。共演はルチアーノ・パヴァロッティ
・1988年5月16日ウィーン国立歌劇場の《エフゲニー・オネーギン》指揮してデビュー。共演はミレッラ・フレーニ
・1992年12月16日メトロポリタン歌劇場の《エフゲニー・オネーギン》指揮してデビュー。共演はミレッラ・フレーニ
➄【引越歴】
1935年9月満州奉天(現瀋陽市)の平安通り(誕生)
1936年10月満州北京市東単新開路35号(1歳)
1941年3月東京立川市柴崎町3丁目(若草幼稚園入園)
1942年東京立川市柴崎町3丁目(立川国民学校入学)
1947年4月神奈川県足柄上郡金田村(金田小学校6年転入学)
1950年秋、世田谷区代田(成城学園中学校3年)
1951年世田谷区経堂東京農業大学内(成城学園高等学校進学)
1952年渋谷区笹塚(新設の桐朋女子高等学校音楽科1年入学)
1955年川崎市幸区戸手町(桐朋学園短大音楽科指揮科1年に進学した年)
参考資料
https://www.kajimotomusic.com/corporate/our-history-1975-1991/
https://www.ozawa-festival.com/about/saitokinenorchestra/history/
https://www.ozawa-festival.com/about/seijiozawa.html
https://www.triphony.com/
https://www.njp.or.jp/concert_archive/
https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/archive/index.html
https://ozawa-musicacademy.com/program